不動産には、それぞれ資産価値があります。資産価値は物件のさまざまな要因によって決められ、時間の経過によって変化することもあります。
本記事では、不動産の資産価値や戸建てとマンションの資産価値の違い、それぞれのメリット・デメリットなどについて解説します。資産価値に関する知識を身につければ、より良い不動産の売却に役立てられるでしょう。不動産の売却を検討している方は、ぜひ本記事を参考にしてください。
1.資産価値とは
不動産の資産価値とは、不動産物件そのものの価値を示すものです。不動産を財産として評価した価額であるといわれています。
不動産の価値は、土地と建物によって決まります。資産価値を求める際には、土地と建物を分けて算出する場合が多いです。
資産価値の特徴について説明します。
- 土地の資産価値は変化しにくい
- 建物の資産価値は時間の経過とともに変化する
- 売却の成功には資産価値が影響する
1-1.土地の資産価値は変化しにくい
土地の資産価値は、土地の大きさ・形によって決められます。また、立地や周辺環境も価額に影響します。
これらの要素は時間の経過によって変化することが少ないため、土地の資産価値は基本的に経年で変化することはありません。
1-2.建物の資産価値は時間の経過とともに変化する
一方、建物の資産価値は、経年劣化によって下がります。そのため、建物は経年によって資産価値が下がるケースが一般的です。
なお、資産価値と査定価格・売却価格は混同されることがありますが、それぞれ全く違うものです。
査定価格・売却価格には、売買に関わる人の主観や市場動向などが影響します。しかし、資産価値は不動産の条件だけで決まるため、それらの要素は価額に影響しません。
1-3.売却の成功には資産価値が影響する
売却を成功させるためには、資産価値を知っておくことが必要です。資産価値の高い物件を選べば、売却時にも高い資産価値があり、高い売却価格となることが期待できます。
また、査定価格も売却の成功に役立てられます。査定価格は市場の相場に基づいて算出されるため、物件の売却価格の参考にできるでしょう。
最初に査定を受けるなら、不動産一括査定サイトの利用がおすすめです。複数の不動産会社から一度に査定が受けられるため、結果を比較してより正確な売却価格が予想できます。
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2.戸建とマンションの資産価値を比較
不動産の購入を考えた場合、資産価値を考慮して選ぶと良いでしょう。将来的に売却することを考えると、資産価値が高い物件の方がおすすめです。
不動産の資産価値は、買主の需要につながります。資産価値が高い不動産ほど買主の需要が高く、売却が成功しやすいです。
購入を検討している方の中には、戸建とマンションのどちらを選ぶかで悩んでいる方もいるでしょう。戸建とマンションでは、どちらの資産価値が高いといえるのでしょうか。
戸建住宅とマンションは、使用目的やニーズによって資産価値を比較できます。以下で詳しく解説するので、購入に悩まれている方はぜひ参考にしてください。
2-1.長く住むなら戸建がお得
購入した不動産に長く住むのであれば、戸建住宅を選択した方がお得でしょう。なぜなら、購入から長期間経過した後の資産価値は、戸建の方が高い傾向にあるからです。
これには、経年による資産価値の変化が関係しています。建物は経年劣化によって資産価値が下がり、耐用年数を過ぎるとほとんどゼロになります。
2-1-1.戸建は資産価値の下落が早い
特に戸建の場合、資産価値の下落が早いです。基本的に耐用年数がマンションよりも短いため、マンションよりも先に建物の資産価値が下がります。
しかし、土地は経年で資産価値がほとんど変化しません。そのため、建物の価値がゼロになっても、土地の資産価値に基づいて売却ができます。
つまり、建物の資産価値がなくなるほど長い期間住むのであれば、土地が広い不動産の方が有利です。マンションよりも土地の広い戸建の方がお得といえるでしょう。
ただし、マンションの建物の資産価値は下がりにくいため、築年数20〜30年ほどではマンションの方が価値の高い可能性があります。
将来的に売却する時期を決めておき、その時点での資産価値を比較して検討すると良いでしょう。
2-1-2.売却の前には不動産査定を受けよう
長く住んだ戸建を売却する際には、事前に不動産査定を受けておくことがおすすめです。査定を受けることで、建物にどれくらいの価値が残っているのかが分かります。
また、築年数の経過した戸建を売却する場合、状況によっては更地にした方が早く売却できることがあります。
初心者でその判断をすることは難しいため、不動産会社に相談してみると良いでしょう。信頼できる不動産会社を見つけ、疑問に思ったことは不動産会社に質問してみてください。
信頼できる不動産会社を探すなら、おうちクラベルの不動産一括査定サイトにお申込みください。複数の査定結果を比較することで、信頼できる不動産会社がお選びいただけます。
戸建の売却には、ぜひおうちクラベルの不動産一括査定サイトをお役立てください。
2-2.平均価格はマンションが高い
戸建住宅とマンションの面積あたりの平均価格を比較すると、一般的にマンションの方が高い傾向にあります。それは、マンションの方が都市部に多く戸建に比べて需要が高いためです。
マンションは立地が良い場所に建てられている物件が多いです。そのような物件は買主からの需要が高く、資産価値も高くなります。
また、立地が良い不動産は土地の資産価値が高いため、建物の価値が下がっても高価格での売却が期待できるでしょう。
2-2-1.マンションの資産価値の下落は緩やか
加えて、マンションは戸建に比べて経年劣化しにくく、耐用年数が長いです。そのため、建物の資産価値の下落は緩やかです。
長く住む予定がないならば、マンションを選択すると良いでしょう。特に立地の良いマンションであれば、高い資産価値の状態で売却できる可能性があります。
2-2-2.マンションの売却の前には
マンションの売却を考えたら、まずは不動産査定に申し込んでみましょう。査定結果からおおよその売却価格が分かるため、売却の準備をスムーズに進められます。
特に不動産一括査定サイトを活用すれば、複数の不動産会社の査定結果が比較できるため、より正確な価格を予測することが可能です。
おうちクラベルの不動産一括査定サイトにお申込みいただければ、複数の不動産会社から査定を受けられます。
また、不動産一括査定後にAI査定も受けられます。AI査定とは、AIが条件の似た物件の取引情報を参照し、物件のおおよその相場を算出する査定です。
AI査定ではAIが素早く情報の処理を行うため、すぐに査定結果が分かります。
マンションの売却には、ぜひおうちクラベルの不動産一括査定とAI査定をご活用ください。
3.不動産の価値を決める要素
不動産の価値を決める要素は、大きく分けて2つ考えられます。
- 耐用年数
- 売りやすさ
これらの要素について、以下で詳しく解説していきましょう。
3-1.耐用年数
不動産の価値には、建物の耐用年数が大きく関わってきます。耐用年数とは、資産価値のある状態で使用できる期間のことです。
耐用年数は、建物の種類によって異なります。例えば、木造戸建の耐用年数は22年、鉄筋コンクリート造のマンションは47年です。
3-1-1.耐用年数が長いほど資産価値が高くなりやすい
耐用年数が長いほど、不動産の資産価値は高くなる傾向にあります。
逆に、耐用年数が短いほど不動産の価値は低くなります。耐用年数が経過した建物には資産価値がほとんどありません。
建物の構造にもよりますが、一般的に戸建住宅よりもマンションの方が耐用年数が長いです。そのため、建物の資産価値でみればマンションの方が高くなりやすいです。
木造戸建の場合、築年数15〜20年の間に資産価値が急激に下がります。築年数が経過した木造戸建の売却では、建物にほとんど価値がないことを考慮しておきましょう。
3-2.売りやすさ
売りやすさもまた、不動産の資産価値を決める重要な要素です。不動産の売りやすさは、立地の良さ・建物の状態などに左右されます。
不動産の売りやすさを決める4つの要素を見ていきましょう。
- 立地
- 周辺地域
- 設備
3-2-1.立地
立地が良い物件は、需要が高いため買主が見つかりやすいです。例えば、都心部や高級住宅地にある物件は年月が経っても人気が高く、売却も成功しやすいでしょう。
都市開発が進む地域にある物件も、将来的に土地の価値が高くなる可能性があります。逆に、人口の減少が危惧される地域などの物件は買主が見つかりにくいです。
立地の良さは、住み心地の良さにも影響します。例えば、南向きの物件は日当たりが良いため、快適に生活できるでしょう。
日当たりの良さや風通しの良さは、物件の需要を高めることにつながります。そのため、立地の優れた物件は高い資産価値が望めるでしょう。
建物の状態も売りやすさに関わります。劣化が少なく、状態が良いほど買主の需要が高くなります。
3-2-2.周辺地域
周辺地域の状態も売りやすさに影響します。交通の便が良い地域は需要が高く、売却も成功しやすいです。
例えば、駅やバス停から近い物件は、交通の便が良いとされます。
その他の周辺施設も重要です。病院や学校などの施設が充実していれば、売りやすさが高くなります。
3-2-3.設備
設備が整っていると需要が高まりやすいです。戸建であればソーラーパネルなどの設備、マンションであれば宅配ボックスなどの共有設備が充実していると需要が高いです。
建物の状態が良くない場合、修繕をすることで資産価値が高まる可能性があります。
不動産の売りやすさを知るなら
売却したい物件の売りやすさを知るなら、不動産査定を受けてみると良いでしょう。不動産査定では、物件の様々な条件を調査して査定価格を算出します。
その際に、物件の特徴やメリットとなる部分もみられます。査定結果から、売却したい不動産が売りやすい物件かどうか判断できるでしょう。
不動産査定を受けたいと思ったら、まずは不動産一括査定サイトを利用してみてください。インターネット上で査定に申し込め、一度に複数の不動産会社から査定が受けられます。
不動産一括査定を受ければ、査定結果から希望に合った不動産会社を選択できます。売却を進めるのであれば、選んだ不動産会社により詳しい査定を依頼してみると良いでしょう。
不動産一括査定サイトのおうちクラベルでは、物件の情報を入力することで不動産一括査定にお申込みいただけます。興味のある方はぜひチェックしてみてください。
4.マンションのメリット
これまで、資産価値の観点からマンションと戸建について紹介してきました。しかし、購入する物件を選ぶ際には、他の観点から物件を選ぶことも重要です。
資産価値以外の点で、戸建とマンションにはそれぞれメリット・デメリットがあります。
考えられるマンションのメリットは、以下の3つです。
- 利便性が高い
- メンテナンスの必要がない
- 防犯性が高い
4-1.利便性が高い
マンションは都市部に建てられることが多いです。そのため、利便性が高く住みやすい物件が多い傾向にあります。
都市部に近いマンションは、交通アクセスが良い場合が多いです。駅やバス停が近く、場合によっては駅から徒歩数分というマンションもあるでしょう。
さらに、周辺施設が充実しているマンションも数多くあります。スーパーマーケットやコンビニエンスストアが近くにあると、買い物に行きやすいため利便性が高いです。
公共施設の充実さも大切です。学校・病院・公園などの公共施設が近くにあれば、必要なときにすぐにサービスが受けられるでしょう。
4-1-1.利便性が高いと資産価値が下がりにくい
これらの要素は資産価値にも影響します。利便性が高いと資産価値が下がりにくく、将来的に売却をする際にも高値での売却が期待できるでしょう。
マンションの売却をする際には、まず不動産一括査定サイトに申し込んでみましょう。物件の情報を入力することで査定が受けられ、査定結果から市場の相場が把握できます。
おうちクラベルの不動産一括査定サイトにお申込みいただくと、複数の査定会社から査定が受けられます。ぜひマンションの価格相場を知るのにお役立てください。
4-2.メンテナンスの必要がない
マンションを購入すれば、外壁や共用部分の直接的なメンテナンスは必要ありません。手間の観点から、十分なメリットといえるでしょう。
マンションの外壁や、エレベーター・階段・エントランスなどの共有部分は、管理組合によって管理されています。そのため、住人はメンテナンスや清掃を行う必要がありません。
管理が十分に行き届いているマンションは状態が良く、清潔感もあります。自分でメンテナンスをしなくても住み良い環境が保たれるのは、うれしいポイントです。
また、定期的にメンテナンスがされている物件は、築年数が経過しても良い状態が保たれやすいです。そのため、数年後の資産価値も下がりにくいでしょう。
マンションを選択する際には、管理が行き届いている不動産を購入することがおすすめです。
4-3.防犯性が高い
マンションは戸建に比べて、防犯性が高いとされています。
多くのマンションには、エントランスに管理人がいます。そのため、入居者以外の人物が住居に侵入しにくいです。
また、マンションには多くの住民が住んでいます。人の目が多いため、戸建に比べて不審者が活動しにくいです。
マンションによっては、オートロックや防犯カメラが設置されています。設備が整っていれば、安心して生活が送れるでしょう。
5.マンションのデメリット
マンションの主なデメリットは、以下の2つになります。
- 間取りを変えられない
- 家族が増えると手狭に感じる
マンションの購入を検討している方は、これらのメリット・デメリットを把握したうえで購入を決めると良いでしょう。以下でそれぞれ詳しく解説していきます。
5-1.間取りを変えられない
マンションのデメリットとして、間取りを変えられないことが挙げられます。
マンションには管理規約が定められており、リフォームやリノベーションが制限されていることがあります。
マンションは面積が狭く、生活する内に不便に感じられる方もいるでしょう。しかし、管理規約の内容によっては、自由にリフォームができません。
そのため、まずは購入をする際に間取りを確認しておくことが重要になります。間取りは、生活のしやすさに直結します。
大切なのは動線の良さです。マンションはワンフロアの場合が多いため、動きやすさや動線のコンパクトさが過ごしやすさに関わります。
購入する際には実際に生活することを想定して、間取りを確認してみましょう。
5-2.家族が増えると手狭に感じる
家族が増えると手狭に感じることも、マンションのデメリットです。これは、マンションの部屋が戸建に比べて狭く、スペースが確保しにくいために生じます。
大人数の家族になると、自分だけのスペースが確保できず、プライバシーが守られなくなってしまう可能性があります。また、収納スペースが足りなくなる場合もあるでしょう。
さらに、子どもが増えると騒音の心配も増えます。マンションでは住居が隣接しているため、生活音が聞こえやすいです。
場合によってはトラブルに発展してしまうことも考えられるでしょう。
5-2-1.家族が増える予定の方は慎重に物件を選ぼう
将来的に家族が増える場合は、専有面積が広く部屋数のある物件を選ぶことがおすすめです。
また、マンションによってはキッズルームや公園が設置されている物件もあります。子育てをする場合、設備が整った物件を選ぶと良いでしょう。
家族が増えて現在の家では暮らしにくいと感じたら、住居を変更することも検討してみてください。
より広いマンションや戸建に変更することで、快適に暮らせるようになる可能性があります。マンションの状態が良い場合は資産価値も高く、高値での売却も期待できるでしょう。
マンションを売却するなら、まずは不動産一括査定サイトに申し込んでみてください。マンションのおおよその相場が把握でき、売却活動に役立てられます。
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6.戸建のメリット
マンションにメリット・デメリットがあるように、戸建住宅にもメリット・デメリットがあります。戸建住宅の場合、以下の3点のメリットが挙げられます。
- 管理費があまりかからない
- リフォームしやすい
- 子育てしやすい
6-1.管理費があまりかからない
マンションの場合、外壁や共用部分は管理組合によって管理されます。自分でメンテナンスをする必要はありませんが、管理組合にお金を払わなければなりません。
また、管理費だけでなく修繕積立費もかかります。これは将来の修繕のために積み立てておくお金で、毎月支払いの義務があります。
戸建住宅では、管理費や修繕積立費を毎月支払う必要がありません。自分で住宅を管理し、必要なときにメンテナンスや修繕を行うようになります。
管理費や修繕積立費を毎月支払っていると、それなりの負担になるでしょう。毎月の支払いの負担が少ないのは、戸建のメリットといえます。
6-2.リフォームしやすい
戸建住宅は、リフォームも行いやすいです。間取りを変えたいと思った場合、すぐにリフォームやリノベーションが行えます。
マンションには管理規約があり、リフォームやリノベーションが制限されている場合が多いです。そのため、不便に感じてもリフォームができないことがあります。
戸建住宅の場合、管理規約は定められていません。自分の好きなタイミングで自由にリフォームが行えます。
例えば、将来的に家族が増えた際、部屋を広くしたり間取りを変更したりできます。また、二世帯住宅やバリアフリーの建物にもできるでしょう。
リフォームをした場合、不動産の資産価値が高まる可能性もあります。資産価値の観点から見ても、リフォームのしやすさは大きなメリットといえます。
6-2-1.古い戸建の場合は注意が必要
古い戸建を売却する場合、リフォームをしない方が良い場合があるでしょう。
リフォームをすると建物の状態が良くなるため、資産価値が高まることが期待できます。しかし、耐震性などの面から、リフォームしても高い価値が見込めない物件もあります。
そのような物件をリフォームしても、売却価格は高くなりにくいです。リフォーム代に費用がかかり、逆にマイナスとなってしまうケースもあります。
そのため、リフォームの前には不動産査定を受けて、不動産会社にリフォームが必要かどうかを判断してもらうことがおすすめです。
まずは不動産一括査定サイトに申し込んでみましょう。信頼できる不動産会社を選択して査定を受けることで、売却の成功につながります。
売却をスムーズに進めるなら、おうちクラベルの不動産一括査定サイトをご利用ください。物件の条件に合った複数の会社に査定を依頼し、査定結果を通知します。
6-3.子育てしやすい
戸建住宅は子育てに適した住宅であると考えられます。
戸建住宅では、自分の子育てスタイルに合わせた環境を整えやすいです。戸建は延床面積が広いため、子育てのためのスペースが確保できます。
例えば、子どもが複数人いる場合でも1人ずつ子ども部屋が与えられるでしょう。それぞれのパーソナルスペースが守られ、プライバシーも確保できます。
また、庭付きの戸建住宅であれば、子どもが外で遊ぶスペースもあります。
騒音による心配も少ないです。マンションよりも騒音トラブルが起こりにくいため、伸び伸びと子育てに取り組めるでしょう。
さらに、学校や公園が近くにある物件を選べば、子育てがより行いやすくなります。戸建を売却する際には、これらの周辺地域の施設も確認しておきましょう。
7.戸建のデメリット
デメリットとして挙げられるのは、以下の2点です。
- アクセスが不便なケースが多い
- 自分で修繕しなければならない
戸建の購入を考えている方は、これらを参考にしてみてください。
7-1.アクセスが不便なケースが多い
戸建住宅は、アクセスが不便なケースが多いです。
戸建住宅はマンションに比べて最寄駅から遠く、大型分譲地などは郊外に建てられることが多くなります。そのため、交通アクセスが不便な場合もあります。
特に、郊外にある戸建住宅では、移動には車が欠かせません。
また、戸建住宅は一般的に住宅地に建てられます。住宅地の場所によっては、周辺に商業施設やスーパーマーケットなどが少ないケースがあります。
このことから、買い物に時間や手間がかかったり、買い物のために車が必要になったりするでしょう。
戸建住宅を売却する際には、周辺の施設もよく確認しておきましょう。
7-2.自分で修繕しなければならない
戸建住宅で修繕が必要になった場合、自分で修繕をしなければなりません。特に築年数が経過した状態の物件は注意が必要です。
戸建住宅はマンションに比べて耐用年数が短く、劣化も進みやすいです。そのため、放置していると建物の傷みはすぐに生じます。
管理をほとんどしていない場合、建物の傷みにも気づきにくいです。発見が遅れ、修繕には大規模なリフォームが必要になっているケースもあります。
7-2-1.修繕費が高くなりやすい
毎月の管理費や修繕積立金がない代わりに、修繕に必要な費用は高くなるケースが多いです。
戸建住宅を購入した場合は、メンテナンスを欠かさず行いましょう。定期的に管理することで建物が良い状態で保たれ、修繕費もかさみにくくなります。
建物が良い状態であれば、資産価値の急激な下落も抑えられるでしょう。将来の売却を考慮して、メンテナンスや修繕を行うようにしてください。
8.戸建とマンションで悩んだときは
戸建住宅とマンションのどちらを選ぶかで悩んだときは、自分にとって重要な要素を考慮することが重要です。
戸建住宅とマンションには、それぞれメリット・デメリットがあります。自分が重視する要素を考え、それぞれの特徴を比較してみましょう。
例えば、家の広さ・アクセスの良さなどです。自分が重視したいポイントや、自分のライフスタイルに適した物件を選ぶようにしましょう。
8-1.資産価値の観点から物件を選ぶ
将来的に売却を考えているのであれば、資産価値の観点から物件を選ぶことも大切です。売却のタイミングや資産価値の下がりにくさなどを踏まえて不動産を探しましょう。
このように、自分が求める条件に適した物件を探すことで、納得のいく物件が見つけられる可能性が高まります。
戸建でもマンションでも、売却の際は不動産一括査定サイトを利用すると良いでしょう。物件の情報を入力することで、一括で複数の不動産会社から査定が受けられます。
おうちクラベルは、不動産一括査定サイトの1つです。不動産の売却を進めたい方は、ぜひおうちクラベルの不動産一括査定サイトをご利用ください。
9.資産価値の高い家を見つけたいなら
資産価値の高い物件を選べば、将来的に売却のときに役立つでしょう。そのため、購入の時点で資産価値に注目しておくことが大切です。
資産価値には、建物の状態や立地条件が影響します。購入する際にこれらの点を確認し、不動産の資産価値をある程度把握しておきましょう。
例えば、駅の近くにあるなど利便性の高い不動産は資産価値が高くなりやすいです。経年によって価値が下がることも考えにくいでしょう。
また、建物の耐用年数や劣化も影響します。一般的にマンションよりも戸建の方が耐用年数が短く、劣化もしやすいです。
9-1.資産価値だけで選ぶならマンションがおすすめ
資産価値という観点だけで判断すれば、基本的には戸建よりもマンションの方がおすすめです。
ただし、資産価値には土地の価値も影響します。長く住んで建物の資産価値がゼロの状態で売却する場合は、より土地が広い戸建の方が高い資産価値が見込めるケースもあります。
購入する物件選びに悩んだら、不動産会社に相談してみてください。ライフプランに合わせて、より適した物件を選ぶアドバイスがもらえるでしょう。
また、不動産の中でもより資産価値の高い物件の紹介が期待できます。不動産の購入もスムーズに進められるでしょう。
10.納得のいく住まい探しをしよう
住居は生活のしやすさに直接関わります。良い住まいが購入できれば、快適な生活につながるでしょう。
そのため、住まい探しは妥協しないことが大切です。自分のニーズや重視したいポイントに適した住宅を探し、納得がいくまで物件を選びましょう。
不動産は、大きく分けて戸建とマンションがあります。それぞれ特徴があるため、自分の希望に合った物件を選ぶようにしましょう。
10-1.不動産の資産価値が高い物件を探す
不動産の資産価値について考えることも大切です。資産価値の高さは、物件の売却の際に大きく影響します。
購入時点では売却はまだ先のことで、そこまで意識がいかない方も多いです。しかし、購入時に資産価値を考慮していれば、売却となった際に後悔することも少なくなるでしょう。
物件を選ぶ際には、できるだけ資産価値の高い物件を探しましょう。
資産価値には建物と土地の状態が関係します。事前に知識を身につけていれば、より資産価値の高い不動産を選ぶことも可能になるでしょう。
困りごとや悩みがある方は、不動産会社に相談してみてください。専門家に相談することで悩みが解消され、より良い不動産が購入できることもあります。
不動産の購入をされる方は、住みやすく価値の高い物件と出会うために、納得のいく住まい探しを行ってみてください。