資産価値が高い駅近マンションの特徴とは?資産価値が下がるマンションの特徴も解説

マンションの資産価値には、立地が非常に大きな影響を与えます。
特に「最寄駅からの距離」は近ければ近いほど良いとされており、資産価値も高まるため期待は大きいです。
とはいっても、マンションの資産価値が上がる条件は立地以外にもあり、当てはまるものが多いほどより高く売却できる可能性があります。
今回は、駅近マンションの売却を検討している方に向けて、資産価値が上がる条件や売却のタイミングなどを解説します。

目次

1.駅近マンションは資産価値が高い?

マンションを購入するとき、誰もがどのエリアに住むのかを検討するはずです。その際、やはり重要なポイントとなってくるのが「立地」ではないでしょうか。

最寄駅から遠い場合は、必要に応じてバス・バイク・車・自転車といった乗り物を活用しないといけません。

通勤のため・買い出しのためなど理由は様々であれど、マンションの買い手にとって「駅近であるか否か」は重視したい部分だといえます。

1-1.駅近マンションとは

そもそも駅近マンションとは、駅から徒歩5分程度のマンションを指すことが一般的です。徒歩10分以内であれば「徒歩圏」、徒歩15分以上であれば「駅遠マンション」と呼ばれます。

駅近マンションは交通の便が良く、都市部に位置していることが多いです。そのため、賃貸市場での需要も高く、資産価値も高いとされます。

先に申し上げてしまいましたが、駅近マンションの資産価値が高いのは需要が高いことに要因があります。

そのため、相場よりも高い売り出し価格でも成約することが多いです。

しかしながら、駅近マンションであるからといって、全てのマンションにおいて資産価値が高いと断定できるわけではありません。

売却を検討している駅近マンションの資産価値を知りたい場合は、おうちクラベルの不動産一括査定をご利用ください。

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2.資産価値が高い駅近マンションの特徴

駅近マンションの中でも、より好条件が揃っているほど資産価値は高まる傾向にあります。

ここでは資産価値が高い駅近マンションの特徴を以下の8つご紹介します。売却を検討している駅近マンションに当てはまるか是非確認してみてください。

  • 駅からの距離は徒歩1~9分圏内
  • 希少性が高い
  • 将来性がある
  • エリアブランドがある
  • マンション規模が大きい
  • 低層階マンションである
  • 管理体制が整っている
  • 周囲環境の利便性が高い

2-1.駅からの距離は徒歩1~9分圏内

駅から徒歩1〜9分圏内にあるマンションは資産価値が高いと判断されることが多いです。徒歩1〜9分圏内を距離に換算すると、80m〜720mとなります。

しかし徒歩9分圏内とはいっても、徒歩1分のマンションと徒歩9分のマンションでは、実際に歩いたときの感覚が大きく異なるでしょう。

徒歩1〜9分圏内のマンションは「駅近」という同じくくりではありますが、その中でも最も選ばれやすいのは徒歩5分圏内の駅近マンションです。

また、実際に歩くとなると、距離だけが徒歩時間に影響するわけではありません。信号の数・道の混雑具合・道幅・駅の大きさなど、様々な部分が影響することもあります。

いずれにしても、駅からの距離が近ければ近いほど居住者の負担が少なくなるため、買主のニーズが高まる可能性が期待できるでしょう。

2-2.希少性が高い

希少性が高いことは、つまり競合優位であることを指します。例えば、以下の2つのようなものが希少性が高い例として挙げられます。

  • エリア周辺に駅近マンションがない
  • 駅前マンションでも低層階の邸宅のような外観である

このような駅近マンションは他のマンションとの差別化され、より注目を集めやすい傾向にあります。需要が高くなることにつながるため、資産価値が高いといえます。

もし築年数が経ってしまっていたとしても、類似マンションが近隣にできない限りは資産価値をあまり低下させずに維持できるでしょう。

希少価値は資産価値に大きな影響を与えます。ご自身が所有するマンションの強み魅力を知り、効果的にアピールすることが重要です。

2-3.将来性がある

将来性とは、その地域が将来的に発展する可能性があるかどうかです。将来的に発展が期待できる立地の場合、それに伴って資産価値が上昇する可能性があるでしょう。

例えば、新しい交通機関の建設や新しい商業施設の建設などが行われることで、地域の発展が期待され、エリアのイメージ・安全性・利便性に良い影響を与えます。

将来的にはさらに需要が高まる可能性があるため、資産価値が上がることがあるのです。

駅近マンション自体が開発以前からあったものだとしても、周辺環境の開発が進むことで地価の上昇や物件価格の上昇が期待できます。

実際に今開発が行われていなかったとしても、数年後に再開発の計画がされている場合、将来性があると判断されるでしょう。そのため、相場より資産価値が高くなるかもしれません。

ただ、マンションの資産価値は市場動向や社会情勢の影響を強く受けます。そのため、資産価値がどのくらい上昇するか判断するのは簡単なことではありません。

2-3-1.マンションの資産価値を把握するためには

現在の正しい資産価値を知りたいときは、不動産一括査定サイトのご利用がおすすめです。おうちクラベルの不動産一括査定サイトでは、複数の不動産会社が提示する査定額を確認できます。

より多くの査定額を確認することで、おおよその資産価値が把握できるでしょう。是非マンション売却にご活用ください。

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2-4.エリアブランドがある

エリアブランドとは、すなわち駅近マンションが建築されているエリアのブランド性のことを指します。

地名を聞いて「高級住宅街」「おしゃれな街」「いつか住んでみたい」といったイメージを抱くようなエリアは、すなわちエリアブランドであることを指します。

わかりやすい例を挙げると、住みたい街ランキングで常に上位に入るようなエリアです。

そのようなエリアにある駅近マンションは、住民の満足度も高く、エリア全体の市場価値が高いです。そのため、マンションの資産価値も高くなります。

また、「いつかは住んでみたい」という潜在的な購入希望者もいることが考えられるため、築年数が経過しても資産価値は下がりにくいでしょう。

2-5.マンション規模が大きい

マンションの大きさを表すマンション規模も、資産価値を左右する要素です。

マンションの規模は小規模・中規模・大規模の3つに分類され、以下のような特徴が見られます。

2-5-1.小規模マンション(〜50戸ほど)

マンション全体の居住者が少なく管理費が高かったり、管理人が常駐していなかったりするため、付加価値がないと判断されて資産価値は低めです。

2-5-2.中規模マンション(〜100戸ほど)

管理費・修繕費の負担が少ないことが一般的で、管理人が常駐することも多いです。小規模企業だけでなく中・大企業が手掛けることも多く、資産価値が高まります。

2-5-3.大規模マンション(〜300戸ほど)

大企業によって立地条件の良い場所に建築されることが多く、間取りや共用施設なども豊富です。管理費や修繕費の負担が大きくなる傾向にありますが、セキュリティや利便性に優れているため、資産価値も高まります。

つまり、マンションの規模が大きければ大きいほど、マンションの資産価値がアップする傾向です。

具体的に、資産価値の高い大規模マンションは、以下のような5つの条件を備えていることが一般的です。

  • 高層マンションのため眺めが良い
  • 最新の高性能設備を採用している
  • セキュリティ対策がなされている
  • 併設店舗や共用施設があって利便性が高い
  • バリアフリーに対応している

売却を検討しているマンションが上記のような条件を満たしている場合には、相場よりも高い売り出し価格での成約が期待できるかもしれません。

駅近マンションの資産価値が気になる場合には、まず不動産一括査定サイトで査定額を確認してみてはいかがでしょうか。

おうちクラベルの不動産一括査定サイトでは、インターネット上でいつでもどこでも査定依頼が可能です。

わざわざ店舗に足を運ぶ必要がないため、様々な負担を軽減できます。是非マンションの売却にご活用ください。

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2-6.低層階マンションである

大規模マンションのほうが資産価値が上がることを解説しましたが、建物の高さでいえば2〜3階建ての「低層階マンション」のほうが価値が上がる傾向にあります。

大規模マンションというと、タワーマンションのような高層マンションが最初に頭に浮かぶ人は多いでしょう。

しかし、厳しい条件を満たした地域にしか建設できない低層階マンションは、希少価値が高いのです。

また、低層階マンションは高層の駅近マンションに比べて地上に近く、陽の光や風を取り入れやすい土地に建てられていることが多いです。

物件の条件として日当たりの良さは重視されやすく、住民の住み心地に直接影響します。そのため資産価値が高まる傾向にあります。

さらに低層階マンションの注目ポイントは建蔽率の低さです。低層階マンションでは建蔽率が低く制限されているため、建物以外の割合が大きくなるのです。

建物以外とは、具体的に以下のようなスペースを指します。

  • 中庭や屋外の共用スペース
  • 駐車場
  • エントランスやアプローチ

低層階マンションの場合は、これらに当てられる割合が大きくなるため、敷地内にゆったりとした公園や共用スペースが設けられていることが多いです。

低層階マンションは高層のマンションに比べ戸数が少なく、より希少価値が高くなります。そのため、低層階マンションは築年数がある程度経過しても資産価値を維持しやすいといえるでしょう。

2-7.管理体制が整っている

マンションの管理体制が整っている駅近マンションは、建物の状態や設備を良好に保てるため、時間が経っても資産価値を維持しやすいです。

管理体制が整っているとは、具体的に以下のような状況を指します。

  • 定期的に共用スペースの清掃が行われている
  • マンションの設備が適切に維持・管理されている
  • 管理人が常駐している

管理体制が整っているマンションは、そうでないマンションに比べて住み心地が良いことはいうまでもありません。

住民のニーズを満たせるマンションであれば、その分マンションの資産価値も上がります。

また、管理人が24時間常駐していれば、安全面での評価も高くなるでしょう。

さらに、マンションにおいては「長期修繕計画」が作成されています。10年後・20年後もマンションが適切に維持管理されることが明確であれば、マンションの資産価値は比較的下がりにくくなります。

2-8.周囲環境の利便性が高い

マンションに限った話ではありませんが、周囲環境の利便性が高いことも不動産の資産価値に直結します。

駅近であることはもちろんのこと、それ以外にも生活する上で欠かせない施設が近隣にあることが重要なポイントとなります。

  • スーパーマーケット・コンビニエンスストア・ドラッグストア
  • レストラン・カフェ
  • 総合病院・クリニック
  • 学校・幼稚園・保育園
  • 市役所・銀行・郵便局
  • 公園・図書館・児童館
  • バスターミナル・バス停

例えば、スーパーマーケット・コンビニエンスストア・レストランやカフェなどの飲食店・医療施設などがあると評価が上がります。

また、学校や幼稚園などの教育施設や公園・図書館・児童館などがあると、子育て世帯からの需要が高まるでしょう。

一般的に、駅から自宅の徒歩圏内だけで問題なく生活が送れると、利便性が高いと判断され、資産価値も高くなります。

3.駅近でも資産価値が下がってしまうマンションの特徴

ここまで駅近マンションは資産価値が高くなりやすいとお伝えしましたが、やはり全ての駅近マンションの資産価値が高いというわけではありません。

例えば、共用スペース・ゴミ置き場・駐輪場などの清掃や整備がなされていないようなマンションでは資産価値が下がってしまいます。

他にも、以下の2つのようなことが原因で資産価値が下がってしまうこともあるでしょう。

  • セキュリティ体制が整っていない
  • 騒音問題

3-1.セキュリティ体制が整っていない

駅近でも資産価値が下がってしまうマンションの特徴の1つは、セキュリティ体制が整っていないことです。

セキュリティ体制が整っていないと、入居者や訪問者によるトラブルや犯罪などが頻発する可能性が高くなるでしょう。

安全性が低いと見なされれば、駅近マンションといえど需要が低くなってしまいます。

特に、駅近マンションは人通りが多い場所に位置することが多いので、適切なセキュリティ対策がされていることを重視する買主は多いです。

例えば、管理人が常駐していたりオートロックが導入されていたりするマンションのほうが、住民の安全度や安心度が高くなります。

それゆえに、セキュリティ体制が資産価値に影響を与えるのです。

3-2.騒音問題

駅近マンションの資産価値が下がってしまう特徴として、「騒音問題」も挙げられます。

まず、騒音問題といっても、主に以下の2つの種類があることをおさえておきましょう。

  • 住民による騒音問題
  • 立地による騒音問題

3-2-1.住民による騒音問題

まず1つ目は、住民による騒音問題です。

マンションは集合住宅のため、ある程度の住民による騒音は妥協せざるを得ません。しかし、一部の迷惑行為を重ねる住民によって資産価値が下がる可能性は否定できません。

住民による騒音問題の場合はしかるべき対処を取ることで解決できる可能性がありますが、立地による騒音問題の場合は資産価値低下を免れることはできないでしょう。

3-2-2.立地による騒音問題

立地による騒音問題とは、例えば駅の周辺の交通量が多い・鉄道路線が近すぎるなどです。このようなマンションは、騒音や振動が日常的に発生するため資産価値は低くなります。

また、周辺に工場や運輸業社などの騒音源がある場合も、資産価値が下がる傾向があります。

しかしながら、立地によってどの程度資産価値が下がってしまうかは、「訪問査定」を依頼する必要があるでしょう。

実際に不動産会社の担当者が現地に足を運び、現状を把握しなければ、正確な査定額は算出できません。

また、訪問査定を依頼する場合でも、不動産会社の担当者は必ず「机上査定」を行います。机上査定とは物件の立地や築年数などのデータのみで、おおよその売却価格を算出する方法です。

3-2-3.一括査定を受けよう

そのため、いずれにしても不動産一括査定を受けておくと安心でしょう。不動産一括査定では、1回のフォーム入力で複数の不動産会社に机上査定を依頼できます。

複数の不動産会社を比較・検討しながら、訪問査定を依頼する不動産会社の選択が可能です。

おうちクラベルの不動産一括査定サイトでは、査定申し込み完了後、AIによる精度の高い査定額を確認できます。

今すぐにマンションの資産価値を確認したい人は、是非ご利用ください。

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4.駅近マンションのメリット

駅近マンションを効果的にアピールするためには、駅近マンションのメリットを整理しておくことも重要です。

ここでは、駅近マンションのメリットを確認していきましょう。

具体的にご紹介するのは、以下の3つのメリットです。

  • 通勤・通学が楽
  • 売却しやすい
  • 夜道でも明るいので安全性が高い

4-1.通勤・通学が楽

駅近マンションが選ばれる理由として最も大きいメリットが、通勤や通学が楽であることです。

ほぼ毎日のように電車で通勤や通学をする方にとって、駅までの距離が近いことは外せない条件となるでしょう。

また、マンション選びにおいて、通勤や通学が楽であることを重視する人は多いです。

例えば、子育て中の主婦や中高年の場合でも、駅まで移動する際の負担を減らしたいと考える人もいます。

さらに、仕事で帰宅時間が遅い人は、できるだけ駅までの距離を短縮したいと考えることもあるでしょう。

そのため、より効果的にマンションをアピールするのであれば、時間帯別の道路状況・混雑状況・駅までの近道などもまとめておくと役立つかもしれません。

マンションの住民しか知り得ない情報を求めている購入希望者は多いものです。買主の視点に立って、必要な情報を整理しておくと、スムーズに売却できるでしょう。

4-2.売却しやすい

マンションを購入した買主が、後に売却しやすいことも駅近マンションのメリットの1つです。

一般的に、駅の周辺には多くの商業施設が集まります。スーパーマーケット・コンビニエンスストア・飲食店などの生活する上で欠かせない施設が揃っています

また、病院や市役所なども徒歩圏内にあることが多いため、将来的にも売却しやすいといえるでしょう。

例えば、転勤や海外赴任などの可能性がある職場に勤務している人の場合、後に売却しにくいマンションでは購入を躊躇してしまうかもしれません。

一方、駅近マンションが後に売却しやすいと分かれば、購入につながることも考えられます。

買主とコミュニケーションを取る内覧時などに、「駅近マンションは比較的売却しやすい」ことを伝えるのも有効です。

買主が安心できるような情報提供を心がけると、売却がしやすくなるでしょう。

4-3.夜道でも明るいので安全性が高い

駅近マンション周辺は一般的に開発が進んでいるため、夜道でも比較的明るく、安全性が高い物件が多いというメリットもあります。

駅から遠く離れたマンションよりも人通りが多いため、女性が一人で帰宅する際も比較的安心です。

また、駅周辺には多くの公共施設や商業施設が集中しており、夜になれば照明がついて明るく照らし出されます。

人目にもつきやすいため、万が一犯罪に巻き込まれたとしても助けを呼びやすい環境であるといえるでしょう。

さらに、駅周辺には警察署や交番が配置されていることが多い点も、安全性の高さをアピールするポイントになります。

5.駅近マンションの資産価値を調べる方法は?

駅近マンションを売却するとなると、やはり気になるのがその資産価値す。満足のいく売却を目指すためにも、まずは「相場」を知ることから始めてみてはいかがでしょうか。

ここでは、駅近マンションの資産価値を調べるための2つの方法を解説します。

具体的な方法は、以下の通りです。

  • 不動産一括査定サイト
  • 不動産検索サイト

5-1.不動産一括査定サイト

不動産一括査定サイトとは、1回のフォーム入力で複数の不動産会社に査定依頼を出せるサイトのことです。

まずマンション売却を成功させるためには「相場」を把握する必要があります。

相場とは、そのエリアの類似マンションがどの程度の価格で売却されているかを表す金額のことです。

この金額を把握していなかった場合、相場よりも低い価格でマンションを売却してしまうことが考えられます。

一方、高すぎる価格を設定することにも注意が必要です。

相場よりも高い価格を設定した場合、買主が見つからず、結果的に大幅な値引きをしなくてはならなくなる可能性もあります。

5-1-1.相場を知ることが大切

そのため、できるだけ多くの不動産会社へ査定を依頼し、相場を知ることが大切です。

より多くの不動産会社の査定額を比較すれば、標準的な価格・高すぎる価格・低すぎる価格の判断がある程度自分でできるようになるでしょう。

しかしながら、マンションをできるだけ高い価格で売却したいと考える人は少なくありません。

より高い査定額を提示した不動産会社に売却を依頼したいと考えてしまうこともあるでしょう。

もしもそのような場合には、即決する前になぜその価格設定なのかを確認するようにしましょう。

不動産会社が行う査定には明確な基準がなく、依頼する不動産会社によっては数百万円の差額が生じることがあります。

査定額の根拠を確認し、心から信頼できる不動産会社に売却を依頼するのがおすすめです。

不動産一括査定サイトを利用する際のメリットやデメリットは以下の通りです。

5-1-2.メリット

  • 複数の不動産会社へ一度に査定依頼ができる
  • 24時間いつでもどこでも査定依頼が可能
  • 最短で当日に査定額を確認できる
  • 資産価値の目安を知れる
  • 複数の不動産会社を比較や検討ができる

5-1-3.デメリット

  • 提示されるのは、あくまでもおおよその売却価格

おうちクラベルの不動産一括査定サイトでは、60秒入力で複数の優良企業に不動産一括査定を依頼できます。

また、不動産会社への査定申し込み完了後、すぐにAIによる高精度の査定額を確認可能です。初めての方でも安心してご利用いただけるので、是非ご活用ください。

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5-2.不動産検索サイト

駅近マンションの資産価値を調べる方法としては、不動産検索サイトも挙げられます。

不動産検索サイトとは、インターネット上で売り出されている不動産物件や過去の取引実績などを検索できるサイトです。

国土交通省が運営しているサイトや不動産流通機構が運営しているサイトなど、不動産検索サイトの中にも様々なサイトがあります。

これらのサイトは、地域・時期・物件種類などを選択することで、様々な不動産の過去の取引価格価格推移を確認できることが魅力です。

所有している駅近マンションとより近い類似物件の過去取引情報を検索することで、おおよその資産価値が確認できるでしょう。

ただこのようにして自分で調べるには手間と時間がかかります。それに加え、あくまでも類似物件の取引データであることから、おおよその相場しかわからない点がデメリットです。

不動産情報サイトのメリットやデメリットをまとめたものは、以下の通りです。

5-2-1.メリット

  • 実際の取引データを確認できる

5-2-2.デメリット

  • 提示されるのは、あくまでもおおよその売却価格
  • 調べるのに手間と時間がかかる

駅近マンションといっても、全ての条件が一致する物件が見つかるわけではありません。

そのため、類似物件の取引データから自分で相場を判断するのは難しいでしょう。

そこでご活用いただきたいのが、先にご紹介した不動産一括査定サイトです。

おうちクラベルの不動産一括査定では、時間がない人でも60秒入力で複数の不動産会社に査定依頼ができます。

より正確な売却相場や資産価値を算出できるため、マンション売却に是非お役立てください。

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6.駅近マンションを売却するタイミング

では、マンションをより高く売却するためには、どのようなタイミングを選べば良いのでしょうか。マンションを売却するタイミングについて解説します。

駅近マンションをより高く売却するためには、タイミングの見極めが重要です。

具体的には、以下のような6つのタイミングを目安にしてみてください。

  • 築15年を目安にする
  • 秋や春を狙って売却する
  • 都市開発のタイミングに合わせる
  • 修繕工事後すぐに売却する
  • 優遇税制が開始されるタイミング
  • 景気の状況に合わせる

6-1.築15年を目安にする

駅近マンションに限らず、中古マンションは築浅であるほど高く売却できます。特に築15年を過ぎると設備が故障したり劣化が見られたり、何かとコストがかかるようになります。

コストを節約しつつ、より高値で売却するためには、築15年を目安にするのも方法の1つです。

6-2.秋や春を狙って売却する

一般的に9月から11月にかけてと1月から3月にかけてが、マンションの需要のピークです。特に1月から3月は、人事異動や進級などの時期であるため、需要が高まりやすいでしょう。季節を選ぶなら春や秋を選ぶのがおすすめです。

6-3.都市開発のタイミングに合わせる

新しい駅が開通したり新しい商業施設が建築されたりといった、都市開発が決定した際には需要が高まる可能性が高いです。

需要が高まれば、その分資産価値が高まるので、より高く売却できる可能性があります。

都市開発の情報などは不動産のプロがいち早く得ていることもあります。不動産会社の担当者に相談するのがおすすめです。

6-4.修繕工事後すぐに売却する

マンションでは、数年に一度大規模な修繕工事が行われることが一般的です。そのタイミングで売却すると、買主に好印象を与えられるため、成約率が高まるかもしれません。

ただし、修繕直後だからといって駅近マンションの資産価値が大幅に上がるとは限りませんので注意しましょう。

6-5.優遇税制が開始されるタイミング

消費を促すため、政府は様々な優遇税制を行います。駅近マンションの売買では大きな価格が動くため、その分税金の負担が多くなるのが必然です。

そのため、不動産売却に有利な優遇税制が開始されると、消費が促されて需要も高まるでしょう。

6-6.景気の状況に合わせる

マンションの売り時は、景気にも左右されます。経済事情を把握した上で売却のタイミングを設定することで、より高値で売却できるかもしれません。

一方、景気が悪化すると駅近マンションの購入希望者も減少します。駅近マンションを急いで売却をしたいわけではない場合は、売却時期を調整するのも1つの手です。

より正確なタイミングを見極めたい場合には、不動産会社に相談するのがおすすめです。

おうちクラベルの不動産一括査定サイトでは、マンション売却に強い不動産会社を見つけられます。是非、駅近マンションのスムーズな売却にご活用ください。

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7.駅近マンションを売却する際の注意点

駅近マンションを売却する際は、いくつか注意しておきたいポイントがあります。

3つのタイミングでの注意点は以下の通りです。

  • 査定前
  • 不動産会社選び
  • 売却中

7-1.査定前

まずは、査定前に注意しておきたい以下の4つのポイントから確認していきましょう。

  • 自分でも相場を把握しておく
  • 売却に必要な書類は早めに準備しておく
  • マンションの売却でも費用がかかる
  • 売却前にリフォームしない

7-1-1.自分でも相場を把握しておく

不動産会社に査定価格を算出してもらったとしても、それが本当に適正な査定価格であるかは難しいでしょう。

そのため、ある程度自分の方で価格の相場を知っておく必要があります。不動産一括査定サイトなどを利用し、適正な査定価格を把握することが重要です。

7-1-2.売却に必要な書類は早めに準備しておく

マンションの売却では、様々な書類が必要です。必要なタイミングが訪れた時に慌てないようにするために、あらかじめ準備しておくようにしましょう。

書類によっては、役所や法務局の窓口に足を運んで発行を依頼するものもあります。スムーズなマンション売却のためにも、早めの準備を心がけましょう。

7-1-3.マンションの売却でも費用がかかる

売却といえど、利益だけが手に入るわけではないことに注意してください。仲介手数料・印紙税・引越し費用・譲渡所得税など、売却には様々な費用がかかります。

資金計画もしっかり立てておくようにしてください。不動産売却に関する費用については、不動産会社に相談すると安心です。

7-1-4.売却前にリフォームしない

「劣化で見た目が悪いから」「少しでも資産価値を上げたいから」といった理由で売却前にリフォームしようと考える方もいるでしょう。しかし、それはあまりおすすめできません。

リフォームしたからといって確実に資産価値が高まるわけではありませんし、何よりリフォーム費用がかさんでしまう可能性が高いです。

結局のところをしてしまうこともあるため、リフォームが必要かどうかは不動産会社と相談して決めることがおすすめです。

7-2.不動産会社選び

不動産会社選びではどのような点に注意すれば良いのでしょうか。続いては、不動産会社選びでの2つの注意点を解説します。

  • 複数の不動産会社に査定依頼を出し、比較や検討してから選ぶ
  • 担当者との相性も考える

7-2-1.複数の不動産会社に査定依頼を出し、比較や検討してから選ぶ

駅近マンションの売却では、不動産会社選びが非常に大切です。売却できるまで協力して進められる不動産会社を選びましょう。

そのためには、できるだけ複数の不動産会社に査定依頼を出して、比較や検討することが大切です。

7-2-2.担当者との相性も考える

不動産を売却するまで、担当者とは頻繁にコミュニケーションを取らなければなりません。そのためには、担当者との相性も重視する必要があります。

知識量・交渉力・コミュニケーション力といった要素は、マンション売却の実績にもつながるため見極めが大切です。

レスポンスが早いか親身相談に乗って乗ってくれるかといった行動からも、担当者との相性を見極めてみてください。

7-3.売却中

最後に、売却中の注意点について確認しましょう。売却中の注意点は主に3つです。

  • 値下げは担当者と相談し合う
  • 内覧前は印象アップのための対策をする
  • 問題点は隠さずに申告する

7-3-1.値下げは担当者と相談し合う

売却活動があまり上手くいかない場合には、値下げを検討するタイミング価格にあるかもしれません。

その際は、担当者とよく相談するようにしましょう。タイミングや価格はプロの意見を聞いておくことをおすすめします。

また、それとは別に事前に最大の値下げ幅を決めておくことも有効です。

7-3-2.内覧前は印象アップのための対策をする

内覧は、買主が購入を決定するかどうかを判断する重要なイベントです。

お部屋の掃除や整理整頓などをして、買主への印象がアップするように対策しましょう。

特に注目する人が多い水回り収納などは、丁寧に掃除しておくのがおすすめです。

7-3-3.問題点は隠さずに明示する

日当たりの悪さ・雨漏り・傷といった生活する上での何らかの不具合は、隠さず買主に伝えるようにしてください。

売主には、買主へマンションの情報を正確に伝える義務が課されています。万が一隠してしまえば、損害賠償契約解消といった事態を招く恐れもあります。

問題点は必ず買主に伝え、契約書にも記載しておくとトラブルを避けられるでしょう。

駅近マンションを売却する際には、注意すべき点が多くあります。そのため、優良な不動産会社と相談しながら取引を進めると安心です。

おうちクラベルの不動産一括査定では、複数の優良企業に一括で査定を依頼できます。信頼できる不動産会社を見つけて、納得できるマンション売却を目指しましょう。

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8.駅近マンションは売却する際は資産価値を調べてからにしよう

駅近マンションは、その需要の高さから資産価値が高い傾向にあります。

しかし、セキュリティが整っていなかったり、騒音問題があったりすると資産価値が低下してしまうため注意しましょう。

駅近マンションを売却するのであれば、まずは資産価値を調べることがおすすめです。不動産一括査定や不動産検索サイトを活用すれば、自宅ですぐにおおよその価格を確認できます。

その中でもやはりおすすめしたいのは、1回のフォーム入力で複数企業に査定依頼ができる不動産一括査定です。

複数の不動産会社にメールを送信したり足を運んだりする必要がないため、忙しい人にもおすすめです。

おうちクラベルの不動産一括サイトでは、エリアに精通した不動産会社の中から、より自分に合った不動産会社を見つけられます。

駅近マンションを売却する際は、是非ご利用ください。

この記事の監修者

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