{"id":109,"date":"2022-01-30T01:44:37","date_gmt":"2022-01-29T16:44:37","guid":{"rendered":"http:\/\/column.ouchi-kurabel.com\/article27\/"},"modified":"2023-11-17T16:47:19","modified_gmt":"2023-11-17T07:47:19","slug":"post_13","status":"publish","type":"post","link":"https:\/\/column.ouchi-kurabel.com\/realestate\/column\/article109\/","title":{"rendered":"借地権とは土地に関する権利?借地権の種類やメリット・デメリットについて解説"},"content":{"rendered":"\n

これからマイホームの取得や借地を検討しているのであれば、借地権について正しく知っておくことが大切です。この記事では、借地権とはどのような権利なのか、種類やメリット・デメリットについて紹介します。\n\n\n\n

1.借地権とは?\n\n\n
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不動産にはさまざまな権利があり、土地に関する権利として「借地権」があります。借地権とは、建物を建てる目的で土地を借りる権利のことです。借地権には、大正時代に作られた「旧借地法」と平成4年8月1日に施行された「借地借家法」(新法)があります。1992年7月より前に土地を借りた場合は、旧借地法が適用されており、1992年8月1日以降に土地を借りた場合は新法が適用されます。\n\n\n\n

また借地権には「地上権」「賃借権」の2つの権利があり、地上権は、物権であるため、自由に第三者に譲渡、使用・収益することが可能です。一方の賃借権は、債権であり、借地権付建物の譲渡や建物の建て替えなどは地主の承諾を得なければなりません。物件とは、物に対する直接的な支配権であり、債権とは、人に対して履行を求めることができる権利なのです。現状のマーケットでは、地上権よりも賃借権のほうが多いと言われています。\n\n\n\n

借地権は「所有権」と混同されがちですが、所有権は土地を所有する権利のことです。借地権は所有権ではない点に注意しましょう。ゴミ捨て場や駐車場などは、建物の所有が伴わないため借地権は発生しません。\n\n\n\n

土地を借りて建物を建てた場合は、土地の所有権は「地主」にありますが、建物の権利は「借地人」にあります。ほかにも借地権の中には普通借地権と定期借地権があり、さまざまな制約や特徴があります。特徴は以下の4つです。\n\n\n\n