{"id":126,"date":"2022-02-09T22:33:43","date_gmt":"2022-02-09T13:33:43","guid":{"rendered":"http:\/\/column.ouchi-kurabel.com\/article39\/"},"modified":"2023-12-26T14:21:03","modified_gmt":"2023-12-26T05:21:03","slug":"post_21","status":"publish","type":"post","link":"https:\/\/column.ouchi-kurabel.com\/house\/column\/article126\/","title":{"rendered":"空き家買取の相場ってどれぐらいなの?メリットや手順についてもご紹介。空き家の売却相場を調べる方法を徹底解説!"},"content":{"rendered":"\n
空き家買取ってどういった手順でお願いすればいいのだろうか」
このような疑問を感じている方が多いのではないでしょうか。
あらかじめ、空き家買取について理解しておけば相続時や空き家が残ってしまった時に困りません。
空き家買取についてよくわからない方に向けて、本記事では、空き家買取の概要や相場、5つのメリット、空き家買取の4手順、買取や仲介でおすすめの売却方法について詳しくご紹介します。
空き家は放置しておくと、空き家特別措置法に指定される危険性があるため、本記事を参考にして空き家の扱い方を考えましょう。\n\n\n\n
空き家買取とは、不動産会社や個人が直接買主になり、空き家を購入することです。\n\n\n\n
売主と買主を不動産会社がつなぐ仲介と比べて、双方売却価格さえ同意すれば買取は契約が成立するため、スピード感を持って取り引きできます。\n\n\n\n
不動産会社が空き家を買取る理由は、リフォームしたり転用したりして新しい顧客を獲得するためです。\n\n\n\n
そのため、多少空き家が古くても売れますしお互いが契約内容に納得していれば、契約不適合責任を負う必要もありません。\n\n\n\n
とはいえ、不動産会社がリフォームや転用を見越したうえで、空き家を買取るため、仲介よりも金額が下がります。\n\n\n\n
次に、空き家買取の価格相場について紹介していきます。\n\n\n\n
空き家買取の相場は、一般的に不動産市場価格の5~8割といわれています。\n\n\n\n
価格が劣る理由は、買取をする不動産会社がリフォームや転用といった空き家の再利用をする費用を見越した金額にするためです。\n\n\n\n
たとえば、1,000万円の市場価値がある空き家だと、500~800万円の買取価格になります。\n\n\n\n
空き家買取の相場を調べる方法は以下の2点です。\n\n\n\n
不動産ポータルサイトとは、不動産会社が所有・仲介している物件情報を多数集めているWebサービスのことです。\n\n\n\n
多くの物件情報が記載されているため、価格の比較が可能になり、買取価格の提案が簡単にできます。\n\n\n\n
土地総合情報システムとは、国税庁が運営しているサイトです。不動産の取引価格について詳しく知れるため、空き家価格の相場を把握できます。\n\n\n\n
空き家買取の相場は、物件の品質によって異なりますが、市場価格の5~8割程度の値段が買取価格になると認識しておきましょう。\n\n\n\n
ここまで、空き家買取の概要や相場について解説してきました。ここからは、空き家を不動産会社に買取ってもらうメリットについて1つずつ紹介していきます。\n\n\n\n
それぞれ順番に見ていきましょう。\n\n\n\n
空き家を不動産会社に買取ってもらうメリットの1つ目は、仲介手数料が必要なくなることです。\n\n\n\n
不動産会社に買主を紹介してもらう場合は、仲介手数料がかかります。\n\n\n\n
不動産会社にかかる仲介手数料には上限額があります。\n\n\n\n
仲介手数料の上限額について表にまとめてみました。\n\n\n\n
物件取引価格\n | 報酬額(税込)\n\n |
---|---|
200万円以下\n | 5%(5.5%)\n\n |
200万円超400万円以下\n | 4%(4.4%)\n\n |
400万円超\n | 3%(3.3%)\n\n\n\n\n\n\n\n 仲介手数料は、宅地建物取引業第46条で、報酬を受け取れる上限額が決まっているため、違法的な仲介手数料額が売買契約書に記載されていれば、必ず拒否しましょう。\n\n\n\n 先述した通り、空き家買取は不動産会社が直接買主になるため、仲介手数料を支払う必要はありません。\n\n\n\n そのため、少しでも空き家買取の利益を得たいと考えている方は、直接不動産会社に売り込みましょう。\n\n\n\n メリット②すぐに空き家を現金に換えられる\n\n\n\n空き家を不動産会社に買取ってもらうメリットの2つ目は、すぐに空き家を現金に変えられることです。\n\n\n\n 空き家買取の場合は、不動産会社や個人が直接買取るため、買主を探す必要がありません。\n\n\n\n そのため、買取から引渡し・決済までの期間が比較的短くなります。\n\n\n\n 期間の目安は、マンションの場合、不動産会社に買取依頼してから1か月程度、一戸建てや土地の場合、1か月から6か月程度になります。\n\n\n\n 不動産会社に売主を探してもらう仲介では、販売活動開始時点から考えると、引渡し・決済完了までに5~9か月程度かかってしまうため、空き家を早く現金化したいと考える方は、直接不動産会社に買取依頼しましょう。\n\n\n\n メリット➂空き家が古くても売却できる\n\n\n\n空き家を不動産会社に買取ってもらうメリットの3つ目は、空き家が古くても売却できることです。\n\n\n\n 不動産会社が買取る場合は、空き家をリフォームしたり転用することが大前提です。\n\n\n\n そのため、空き家が古くても関係ありません。\n\n\n\n とはいえ、買取価格には空き家の綺麗さや汚さは影響してくるため、注意が必要です。\n\n\n\n メリット④不要な家具・家財を無料で処分できる\n\n\n\n空き家を不動産会社に買取ってもらうメリットの4つ目は、不要な家具・家財を無料で処分できることです。\n\n\n\n 不動産会社は、取り壊し前提で空き家を購入するため、空き家内に家具や家財が放置されていても処分してくれるケースがあります。\n\n\n\n 個人の場合は、空き家をそのまま転売したり少しリフォームしたりがメインとなるため、家具・家財の処分は難しいでしょう。\n\n\n\n 家具や家財の量にもよりますが、処分には、かなりのコストがかかります。\n\n\n\n コストを減らすためにも、空き家を不動産会社に買取ってもらいましょう。\n\n\n\n メリット⑤売主責任を負わなくてよい\n\n\n\n空き家を不動産会社に買取ってもらうメリットの5つ目は、売主責任を負わなくてよいことです。\n\n\n\n 2020年4月から不動産の売買時には、「契約不適合責任」といった売主責任が課せられることになりました。\n\n\n\n 契約不適合責任とは、物件引渡し後に売買契約内容に適していなかった場合に課せられる売主の責任のことです。\n\n\n\n たとえば、雨漏りはしないといった売買契約内容を締結していたのに、雨漏りしてしまうと、損害賠償請求や契約解除が求められる可能性があります。\n\n\n\n そのほかに、買主側が行える行動は以下の通りです。\n\n\n\n 契約不適合責任は、売買契約書に空き家情報をすべて記載していれば問われません。\n\n\n\n とはいえ、個人で売買契約書を作成していれば必要情報が漏れることもあるでしょう。\n\n\n\n もちろん漏れないことが1番いいのですが、個人の場合は1つや2つ漏れてしまうこともあるため、代金減額請求や契約解除、追完請求等のリスクがあります。\n\n\n\n しかし、不動産会社は「契約不適合責任を一切負わない」といった条件でも契約締結してくれるため、売主責任を負うリスクが無くなるのです。\n\n\n\n 少しでも売却後のリスクを減らしたい方は、不動産会社に空き家買取の依頼をしましょう。\n\n\n\n 空き家を不動産会社に買取ってもらうまでの手順\n\n\n |