{"id":150,"date":"2022-03-14T15:04:38","date_gmt":"2022-03-14T06:04:38","guid":{"rendered":"http:\/\/column.ouchi-kurabel.com\/article61\/"},"modified":"2023-11-16T22:00:49","modified_gmt":"2023-11-16T13:00:49","slug":"3_2","status":"publish","type":"post","link":"https:\/\/column.ouchi-kurabel.com\/land\/column\/article150\/","title":{"rendered":"土地売買を個人で成功させる3つのポイント!流れやメリット・デメリットについても解説"},"content":{"rendered":"\n
土地売買は一般的には不動産会社に仲介を依頼するケースが多いですが、個人間で行われる可能性もあります。個人で土地の売買を行うときには、基本的な流れを押さえたうえで成功のポイントも把握しておきましょう。\n\n\n\n
土地の売買は個人で行うことが可能であり、法律上も特に問題はありません。売主と買主の双方で、売買条件や金額がまとまれば自由に取引を行えます。不動産会社に仲介を依頼すると、売買契約が成立したときに仲介手数料が必要ですが、個人間の場合では仲介手数料がかからないというメリットがあります。\n\n\n\n
一方で、売買に関するすべての手続きを自分で行わなければならないため、ミスやトラブルが発生してしまう恐れもあるでしょう。個人間で土地の売買を行うときは、不動産についての正しい知識を身につけるか、家族や親族など親しい間柄で行うほうが無難です。\n\n\n\n
また、取引を行う相手がすでに決まっており、長期にわたって信頼関係が維持されているのであれば個人間取引を検討するケースもあるでしょう。たとえば、貸している土地を借主に売却したり、所有している土地を近隣の住民に売却したりする場合です。\n\n\n\n
いずれにしても、円滑にコミュニケーションが取れる相手でなければ、土地の売買でリスクを抱えてしまうこともあるため注意が必要だといえます。\n\n\n\n
土地の売却を個人で行うときは、基本的な流れを押さえておくことが肝心です。ここでは、土地を個人で売却するときの流れを詳しく解説します。\n\n\n\n
所有する土地の売却を考えるときは、どれくらいの金額で売ることができるのかを把握するために、相場を調べておくことが重要です。相場を把握しておかなければ、いくらで売るべきか曖昧になってしまい、相手にとって有利な方向に話し合いが進む恐れがあります。\n\n\n\n
土地の価格について手軽に調べる方法としては、国土交通省が運営している「土地総合情報システム」を利用してみると良いでしょう。過去に実際の取引が行われた金額を把握できるため、類似した取引の事例をチェックすることで大まかな価格を調べられます。\n\n\n\n
不動産取引については、不動産流通機構が運営する「レインズ・マーケット・インフォメーション」でも調べることはできますが、こちらは戸建てやマンションの相場を把握するのに向いています。土地価格については土地総合情報システムのほうが優れているため、積極的に活用してみましょう。\n\n\n\n
土地の売却をスムーズに進めるには、必要となる書類をあらかじめ準備しておく必要があります。多くの書類が必要になるため、手元にある書類の確認や不足する書類をどこから取り寄せれば良いかを把握しておくことが大事です。\n\n\n\n
不動産会社に仲介を依頼するときは担当者が必要書類を教えてくれますが、個人間取引においてはすべて自分でそろえなければなりません。土地の売却で必要な書類としては、次のものが挙げられます。\n\n\n\n
必要書類\n | ポイント\n | 取得場所\n\n | ||||||||
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登記簿謄本\n | 不動産の権利関係を示す書類で、建物がある場合は土地と建物の両方が必要\n | 法務局\n\n | ||||||||
登記済証 (登記識別情報通知書)\n | 一般的に権利証と呼ばれるものであり、土地を取得した際に取得済み\n | 登記を行った際に取得済み\n\n | ||||||||
公図\n | 土地の境界や建物の位置関係などを示す書類\n | 法務局\n\n | ||||||||
確定測量図\n | 土地の境界を確定した測量図\n | 確定測量図がない場合は、土地家屋調査士に依頼して確定測量を行う必要がある\n\n | ||||||||
固定資産評価証明書\n | 土地や建物といった固定資産の評価額を示す書類\n | 自治体の窓口\n\n | ||||||||
不動産を取得したときの書類\n | 売買契約書や重要事項説明書など\n | 手元になければ、購入時の不動産会社に問い合わせる\n\n | ||||||||
そのほかの書類\n | 地盤調査や耐震診断に関する書類など\n | 必要に応じて用意する\n\n\n\n\n\n\n\n 書類が手元にない場合は、取り寄せるまでに時間がかかるものもあるため、早めに準備を進める必要があります。また、手元にある書類についても内容に誤りがないかなどを1つひとつチェックしておきましょう。\n\n\n\n 流れ➂売却価格を決定する\n\n\n\n個人間で土地の取引を行うときは、自分で売却価格を設定する必要があります。買主が値下げ交渉を行ってくる前提で、相場よりも少し高めの金額を設定しておくと良いでしょう。\n\n\n\n どの程度までなら値下げに応じるかを決めておけば、実際に取引を行うときにスムーズに話し合いを進めることができるはずです。納得できる価格で売却するためにも、相場についてはきちんと把握しておきましょう。\n\n\n\n 流れ④買主を検討する\n\n\n\n個人で土地の売却を行うときには、買主を自分で見つける必要があります。やみくもに売却する相手を探そうとしても、なかなか買主を見つけることはできないばかりか、思いがけないトラブルに巻き込まれる恐れもあるため注意が必要です。\n\n\n\n 基本的には、親族や親しい友人などすでに相手のことをよく知っている関係から探していくほうが良いでしょう。広く買主を見つけたい場合は、個人売買の専用アプリを利用してみるのも1つの方法です。\n\n\n\n また、いつまでに売却したいかを決めておくことで、焦らずに買主を探せます。安心して取引を行える相手がどのような人であるかを一度整理しておきましょう。\n\n\n\n 流れ⑤買主決定後は価格交渉\n\n\n\n土地を売却する買主が見つかったら、次は売却価格の交渉を行うための準備を整える必要があります。取引を行う前に重要事項説明書を作成しておき、契約条件や金額などを買主とすり合わせます。\n\n\n\n 相場をもとに売却価格を交渉し、納得がいくまで十分に話し合いを行うようにしましょう。土地に何らかの不具合があるときは事前に説明を行ったうえで、売買契約書に盛り込んでおく必要があります。\n\n\n\n 売買契約書の作成も自ら行わなければならないため、じっくりと時間をかけて内容に誤りがないかをチェックしておきましょう。\n\n\n\n 流れ⑥土地の引き渡しと決済\n\n\n\n売買契約書で定めた引き渡し日に代金の決済を行い、土地を買主に引き渡します。引き渡しを行う前に想定されることは、あらかじめ買主に対して説明をしておきましょう。\n\n\n\n たとえば、近隣住民とのトラブルがあったり、土地の状態に不具合があったりするときにはどのようなアフターフォローを行うのかを買主に示しておく必要があります。代金の振り込みを確認し、買主に引き継ぐ書類を渡したら土地の売却手続きは完了です。\n\n\n\n 土地買取を個人で行うときの5つの流れ\n\n\n\n\n\n 土地を個人で買い取る場合についても見ていきましょう。ここでは、5つのステップに分けて解説します。\n\n\n\n 流れ①自分が欲しい土地のリサーチ\n\n\n\n土地を購入するときは、まず欲しい土地を見つける必要があります。知り合いに尋ねたり、インターネットを通じて探したりしてみましょう。\n\n\n\n 気になる土地が見つかっても、すぐに購入しようとするのではなく、どうして売れ残っているのかをチェックすることが重要です。売れない理由としては、過疎地に位置していたり周辺環境が良くなかったりするケースが挙げられます。\n\n\n\n また、土地の形状があまり良くなく、なかなか買主が見つからないといった可能性もあるでしょう。どのような目的で土地を利用したいかによって、一見使い勝手が悪く見える土地であっても活用の仕方はあります。\n\n\n\n さまざまな可能性を考えながらリサーチを行い、自分に合った土地を見つけていくことが大切です。\n\n\n\n 流れ②土地に合った価格であるか調べる\n\n\n\n土地の購入を検討するときは、土地の利用価値に見合った価格であるかをチェックしましょう。国土交通省の土地総合情報システムなどを利用して、類似した土地の取引価格をあらかじめ確認しておくと安心です。\n\n\n\n 相場を的確に把握していれば、どの程度の値引きが行えるかも判断しやすくなります。値引きの幅としては、10~20%程度が無難だといえます。\n\n\n\n 相場から大きく外れた価格を相手に提示しても、現実的には交渉をスムーズに進められないため、柔軟な姿勢で対応していくことが大切です。何か不明点があれば売主に尋ねるなどして、適正な価格を探ってみましょう。\n\n\n\n 流れ➂購入意思を示す\n\n\n\n土地の価格交渉を行う際は、購入の意思があることを売主にしっかりと伝えていくことが大切です。購入の意思がないと判断されてしまえば、売主に不安を抱かせることにもなり、思うように交渉が進まなくなるでしょう。\n\n\n\n 購入する意思があると伝えたうえで、いくらまでなら値引きに応じてもらえるのかを話し合ってみることが大切です。あくまで誠実な姿勢で接することを心がけて、双方にとってメリットを感じられる取引を心がけることが重要だといえます。\n\n\n\n 流れ④価格交渉を行って契約へ\n\n\n\n土地の相場を把握したうえで売主と価格交渉を行い、条件面や金額で合意を得られたならば、売買契約を締結する段階へと進みます。契約を行うにあたっては売買契約書が必要であり、法律面で問題がないかを入念にチェックしておく必要があります。\n\n\n\n 購入する土地に不具合が見つかった場合に、どのような補償が受けられるのかを売主に尋ねておくことも大切です。民法では契約不適合責任というルールが定められており、契約した内容と異なる欠陥が見つかった場合は、売主に対して返金などの補償を求めることができます。\n\n\n\n ただし、法律的な内容を読み解くには専門的な知識も必要になるため、不安な場合は専門家にチェックしてもらうほうが良いでしょう。\n\n\n\n 流れ⑤土地の引き渡しと決済\n\n\n\n売買契約書を締結したら、引き渡し日に代金の決済を行います。代金の決済方法などを事前に確認して、手続きにミスがないように注意しましょう。\n\n\n\n また、取引が完了した後にどのようなアフターフォローを受けられるのかを確認しておくことも必要です。引き渡しの際に必要書類を受け取ったら、すみやかに所有権移転の登記を行い、土地の購入手続きが完了します。\n\n\n\n 個人で行う土地売買の3つのメリット\n\n\n\n\n\n 土地の売買を個人で行うのは手間や時間がかかる一方で、以下のようなメリットもあります。\n\n\n\n \n
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