{"id":159,"date":"2022-03-17T19:53:15","date_gmt":"2022-03-17T10:53:15","guid":{"rendered":"http:\/\/column.ouchi-kurabel.com\/article70\/"},"modified":"2023-11-16T20:27:54","modified_gmt":"2023-11-16T11:27:54","slug":"87","status":"publish","type":"post","link":"https:\/\/column.ouchi-kurabel.com\/mansion\/column\/article159\/","title":{"rendered":"マンションが売れない8つの理由と対策7選!売却を成功させるには?"},"content":{"rendered":"\n

マンションを売りに出しても購入検討者が現れない状況は、誰でも不安になるものです。売れない理由を分析しなければ、売却は成功しません。マンションが売れずに悩んでいる方に、売れない理由と対策をご説明します。\n\n\n\n

マンションが売れない8つの理由\n\n\n
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マンションが売れないのはなぜでしょうか?そこには次のような8つの理由があります。\n\n\n\n

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  • 理由①売却価格が相場より高い\n\n\n\n
  • 理由②築年数が古い\n\n\n\n
  • 理由③売れにくい時期に売却している\n\n\n\n
  • 理由④同じマンション内に売り出し中の物件がある\n\n\n\n
  • 理由⑤部屋や共用部分が汚い\n\n\n\n
  • 理由⑥内覧時の対応に不満を持たれている\n\n\n\n
  • 理由⑦管理費や固定資産税が高い\n\n\n\n
  • 理由⑧不動産仲介業者や担当者に問題がある\n\n\n\n\n

    まずは自分の物件がどの理由にあてはまるのか、分析することが大切です。売れない理由が明確になれば、次の対策を講じるヒントにもつながります。\n\n\n\n

    理由①売却価格が相場より高い\n\n\n\n

    売却価格が相場よりも高いと、ほかの物件と比較して割高感が出てしまい、選ばれにくくなる可能性があります。「少しでも高く売りたい」というのが売主の心理ですが、反対に買主は「少しでも安く買いたい」と思うものです。同じような条件で安い物件があれば、そちらのほうが魅力的に映ることが多いでしょう。\n\n\n\n

    買主はマンションを購入する際に予算を組んでいることがほとんどです。価格が高すぎる場合は、それだけで検討の対象外になってしまうこともあります。価格設定だけが原因で、内覧や成約の機会を逃しているのは、もったいないことです。\n\n\n\n

    内覧希望者がなかなか現れない場合は、売却価格が原因になっている可能性があります。仲介会社に相談して、改めて売却価格の見直しを検討するのもひとつの手段です。\n\n\n\n

    理由②築年数が古い\n\n\n\n

    日本では未だに新築志向が強いため、築年数が古くて老朽化しているマンションは売れにくい可能性があります。立地条件に恵まれているなど一部の物件は売れる可能性がありますが、そうでない場合はなかなか難しいものです。近隣で売り出し中の新築・築浅の物件があれば、そちらを選ぶ人も多いでしょう。\n\n\n\n

    また建築確認日付が1981年5月31日までのマンションは旧耐震基準が適用されているため、必ずしも十分な耐震性能を備えているとは言い切れません。地震リスクを懸念して、敬遠されてしまう可能性も考えられます。\n\n\n\n

    理由➂売れにくい時期に売却している\n\n\n\n

    売り出す時期に問題がある可能性もあります。マンションは、売れやすい時期と売れにくい時期が分かれます。時期によっては、売却価格が大きく変動することも考えられるでしょう。\n\n\n\n

    3月は新生活に向けた引っ越しが増えるため比較的売れやすいですが、それ以外の時期は思うように売れない可能性があります。とくに、8月は暑く外出がおっくうになる時期なため、マンションが売れにくい時期だと知られています。売れない状態が長く続くと、売れ残りのイメージがついて物件の印象が悪くなり、その後も売れないという悪循環です。急がないのであれば、売れやすい時期に合わせることも検討してみましょう。\n\n\n\n

    理由④同じマンション内に売り出し中の物件がある\n\n\n\n

    同じマンション内で売り出し中の物件があると、売れにくくなる可能性があります。競合物件のなかでも、同じマンション内の物件はとくに比較対象になりやすいです。リフォームをしているなど何か差別化要素がない限りは、単純に価格競争になってしまうことがあるでしょう。\n\n\n\n

    そのような状況で売るためには、価格や売り出し時期を見直す必要があります。早く売りたいのであれば、価格を下げて価格競争に勝たなければなりません。できるだけ高く売りたいということであれば、競合物件が売れた後に時期をずらして売却するのも良いでしょう。\n\n\n\n

    理由⑤部屋や共用部分が汚い\n\n\n\n

    内覧の際、部屋の中が散らかっていたり汚れていたりという状態では、いくら条件が良い物件でも購入意欲が下がってしまうことがあります。「ここに住みたい」と思ってもらえるように、内覧の前に部屋の中を掃除しておくことが大切です。\n\n\n\n

    さらに多くの購入検討者は、部屋の中だけでなくマンションの共用部分の清潔さもチェックしています。ゴミ置き場や階段など共用部分の清掃状況をみて、管理が行き届いているマンションかどうか判断する人も少なくありません。\n\n\n\n

    理由⑥内覧時の対応に不満を持たれている\n\n\n\n

    内覧では部屋と共用部分の印象に加えて、売主による案内や質問対応なども物件の印象を左右します。購入検討者にとってマンションは高額な買い物であるため、信頼できる売主から購入したいと思うはずです。\n\n\n\n

    内覧の申し込みがあるのにもかかわらず購入に至らない場合は、内覧時の対応に不満を持たれている可能性を疑いましょう。\n\n\n\n

    理由⑦管理費や固定資産税が高い\n\n\n\n

    マンションを所有している期間は、管理費や固定資産税などランニングコストの支払いが必要です。将来にわたって支払い続けなければならないため、ランニングコストが高い物件を敬遠する方もいます。\n\n\n\n

    公益財団法人東日本不動産流通機構の「首都圏中古マンションの管理費・修繕積立金(2020年度)」によると、月額管理費は経年化するにつれて低下傾向、月額修繕積立金は築10~20年が最も高くそれ以降は低下傾向であることが分かっています。またプールやジムなどの共用施設、コンシェルジュサービスなど、共用部分が充実しているマンションは管理費も高くなりやすいです。\n\n\n\n

    理由⑧不動産仲介業者や担当者に問題がある\n\n\n\n

    不動産仲介業者や担当者が原因で、売れなくなっている可能性もあります。同じ不動産仲介業者でも、新築マンション販売に強い会社や一戸建て販売に強い会社など、得意分野は多種多様です。中古マンションの販売実績が乏しい会社を選んでしまうと、良い物件でもなかなか売れないことがあります。\n\n\n\n

    さらに売れ行きに大きな影響を与えるのが、担当者の経験と技量です。査定価格の根拠が曖昧だったり周辺環境に疎かったりする担当者は、経験や技量が不足している可能性があります。これでは、物件の魅力を十分に伝えることができません。\n\n\n\n

    マンションが売れない理由のパターンを掴む\n\n\n
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    首都圏の中古マンションの売却にかかる平均期間は、4か月程度となっています。次の2パターンのような状況が4か月以上続くようであれば、売却戦略を見直すことも検討しましょう。\n\n\n\n