{"id":163,"date":"2022-03-17T21:10:51","date_gmt":"2022-03-17T12:10:51","guid":{"rendered":"http:\/\/column.ouchi-kurabel.com\/article74\/"},"modified":"2023-11-16T20:13:59","modified_gmt":"2023-11-16T11:13:59","slug":"post_41","status":"publish","type":"post","link":"https:\/\/column.ouchi-kurabel.com\/house\/column\/article163\/","title":{"rendered":"家の買い替えは購入と売却どちらが先?注意点と特例も解説"},"content":{"rendered":"\n
現在家の買い替えを検討している方で「購入」と「売却」のどちらを先にするべきか、悩んでいる方も多いのではないでしょうか?そこでこの記事では「買い替え時の注意点」や「売却益が出たときに使える3つの特例」について解説しています。
読み進めると、買い替え時に購入・売却どちらを先にするべきかについて、判断ができるようになるでしょう。\n\n\n\n
家の買い替えはどのように進めていけばよいのでしょうか?
買い替え方法は大きく分けて2パターンあります。\n\n\n\n
選ぶポイントとしては、住宅ローンや資産、買い替えたい方の状況によって、どちらを選ぶかが異なります。どちらの買い替え方法で進めるのか迷っている方は、以下で解説している、それぞれのメリット・デメリットを理解し判断しましょう。\n\n\n\n
買い替え方法の1つ目は「売却先行」で進めるパターンです。売却先行で進めた場合のメリットは以下のとおりです。\n\n\n\n
売却先行では売却益の有無によって、今後の資金繰りを決められるため、資金計画が立てやすい特徴があります。また、売り急ぐ必要がないため、売却交渉がスムーズに進められるでしょう。\n\n\n\n
住宅ローンの残債が多い方は、売却先行で資金の目処を立て、買い替えを進めるのがおすすめです。\n\n\n\n
しかし一方で、売却先行で買い替えを進めると、新居が完成する前に、住んでいる部屋の引き渡しを行うケースが出てきます。こうしたケースでは、仮住まいが必要となるため、引っ越しの手間が増えるだけでなく、追加費用が発生するなどのデメリットがある点に注意が必要です。\n\n\n\n
買い替え方法の2つ目は「購入先行」で進めるパターンです。購入先行で進めた場合のメリットは以下のとおりです。\n\n\n\n
購入先行では、新居を探す時間にゆとりがあるだけでなく、仮住まいを探しておく必要がなくなります。購入先行で進めると、思い描いたスケジュールで進められるでしょう。また、住宅ローンの残債が残り少なかったり、完済していたりする場合は、買い替えは購入先行で問題ありません。\n\n\n\n
しかし、住宅ローンの残債を売却益で賄おうと考えている方は、注意が必要です。もし売却予定の住宅に買い手がみつからなかった場合、住宅ローン一括返済をどのようにするかを考えなければなりません。\n\n\n\n
その場合、新居を購入するために新たな住宅ローンを組む(二重ローン)必要が出てくるでしょう。また、住み替えローンを検討しなければならないケースもあります。住み替えローンは国からの優遇措置がないため、住宅ローンより金利が高くなり、費用面で負担が大きくなる点がデメリットです。\n\n\n\n
買い替えに関して資金面の問題がない方は、購入先行で進めるとゆとりを持った買い替えができます。\n\n\n\n
家を買い替える際の注意点について解説していきます。買い替え時の注意点は以下の2つです。\n\n\n\n
それぞれの対応について、以下で詳しく紹介していきます。\n\n\n\n
家を買い替える際の注意点1つ目は、売却時に査定は必ず行い、資金計画を立てておくことでしょう。なぜなら、現在の住宅ローンを考えたうえで、購入できる物件を考える必要があるからです。\n\n\n\n
まずは、査定をするために不動産会社を選定したのち連絡、査定を行います。複数不動産会社に査定を依頼すると、選定、連絡、査定と、時間や手間がかかってしまいます。そこで、査定時の手間を少なくするために、一括査定を活用すると効率的です。\n\n\n\n
売却先行で解説したように、売却益の有無によって資金繰りを決定する必要があります。そのため、査定価格の把握は非常に重要なのです。\n\n\n\n
家を買い替える際の注意点2つ目は、諸経費などのかかる費用を把握しておくことです。売却時にかかる費用、購入時にかかる費用、売却・購入どちらともかかる費用について解説しましょう。\n\n\n\n
まず、売却時にかかる費用は以下のものがあります。\n\n\n\n
抵当権の抹消は、一般的に司法書士に依頼するケースが多く、相場は1万円~2万円程度です。また、売却時には住宅ローンの一括返済(繰上返済)を行う必要があります。借り入れをしている金融機関によって費用は変わりますが、三井住友銀行では5,500円~2万2,000円の費用が必要となります。\n\n\n\n
購入時にかかる費用は以下のものです。\n\n\n\n
印紙税は契約する金額によって変動します。金額は以下のとおりです。\n\n\n\n