{"id":191,"date":"2022-04-01T21:38:06","date_gmt":"2022-04-01T12:38:06","guid":{"rendered":"http:\/\/column.ouchi-kurabel.com\/article97\/"},"modified":"2023-11-13T20:50:05","modified_gmt":"2023-11-13T11:50:05","slug":"3_6","status":"publish","type":"post","link":"https:\/\/column.ouchi-kurabel.com\/mansion\/column\/article191\/","title":{"rendered":"マンションを売却するまでの期間は?売れないことを回避する3つのコツを紹介"},"content":{"rendered":"\n
今回は、マンションを売却しようと考えている方に向けて、売却期間と売却に影響する要因、売却のコツについて紹介したいと思います。
本記事を読み進めると、マンション売却までの流れ、注意すべきポイント、早く売却するためのポイントが理解できますよ。ぜひ参考にしてくださいね!\n\n\n\n
レインズ(REINS)が公表している「首都圏不動産流通市場の動向(2021年)」によると、不動産情報がレインズに登録されてから成約にいたるまでの日数が、2021年は74.7日となっております。また2018年~2021年をみても80日前後で成約に至っていることが分かります。\n\n\n\n
■登録から成約に至る日数(中古マンション)\n\n\n\n
\n 2018年\n\n | \n 78.8日\n\n\n 2019年\n\n 81.7日\n\n\n 2020年\n\n 88.3日\n\n\n 2021年\n\n 74.7日\n\n\n\n\n\n\n\n\n レインズに登録されるまでにも事前準備が必要なことを考えると、マンションの売却にかかる期間は3ヶ月程度と考えるのが妥当です。\n\n\n\n もちろん、築年数や立地条件などによって大きな差が出てくるため、その点は念頭に置いておきましょう。\n\n\n\n また、景気によっても左右される部分があります。\n\n\n\n 実際、リーマンショック後や東日本大震災後には、東京の中古マンション価格は下落傾向にあり、売却期間も長くなっていました。\n\n\n\n これらを踏まえると、売却までの平均期間は、諸々の条件によって変化するため、あくまで上記のデータは目安として考えておくのがいいでしょう。\n\n\n\n マンション売却までの流れは次の通りです。\n\n\n\n 流れ\n\n 詳細\n\n\n 1.売却準備\n\n 情報を収集する\n\n\n 2.売却する不動産会社の選定・査定\n\n 一括査定を行う\n\n\n 3.媒介契約\n\n 媒介契約の種類も決める\n\n\n 4.売却活動\n\n 売り出し価格決定、内覧対応など\n\n\n 5.売買契約・引き渡し\n\n 決済、登記手続きなど\n\n\n\n\n\n\n\n\n 売却までの流れは上記の通りですが、売却後の翌年(2月16日~3月15日)には確定申告を行わなければならないため、忘れないようにしてください。\n\n\n\n マンションを売却するまでの期間は、マンションの状態や築年数によって違いが出てきます。ここではマンションの売却期間に影響を与える4つの要素について詳しく紹介します。\n\n\n\n マンションを買う際に重要な要素としてあげられる代表的なものが「利便性」です。たとえば、マンションの近くに公共交通機関の駅やバス停などがあったり、大型商業施設や病院があったりすると人気も高まります。\n\n\n\n またファミリー層には、近くに学校があるマンションが人気です。\n\n\n\n 利便性は急に失われる可能性が低いため、魅力的な要素となります。 マンションが人気エリアにあるかどうかも売れる要素の一つです。人気エリアと一言でいっても、その種類はさまざまなものがあります。\n\n\n\n たとえば子育て環境や教育環境といった部分に重きを置く方にとっては、閑静な住宅街などが理想の場所となり、人気のエリアとなります。特に、子どもの受験を意識している方にとって環境はとても大切です。\n\n\n\n また、お洒落な街の近くは独身の方や子どもがいない夫婦の方に人気があります。このような、人気エリアのマンションであれば比較的短期間での売却が見込めます。\n\n\n\n 特に人気があるエリアでは、中古マンションが売りに出るたびにチェックしている方もいるため、非常に売れやすい物件だといえるでしょう。\n\n\n\n 一般的に築年数が経てば経つほど物件は売れにくくなります。これは、戸建てもマンションも同じです。\n\n\n\n 築年数が経過するほど、大規模修繕や付帯設備の修繕が必要になってくるからです。実際、築10年を超えてくると、水回り設備などの故障や劣化がみられるようになり、手入れが必要になってきます。\n\n\n\n そのため、築年数が経てば経つほど売れにくくなるのです。\n\n\n\n 逆に築浅物件は人気があります。成約している物件の築年数も、15年以下が約40%を占めています。\n\n\n\n 築浅物件は室内室外の状態がいいのはもちろん、最新設備が整っている可能性があるうえに、新築よりも安く購入できるからです。\n\n\n\n 物件を探している方のなかには、築浅物件だけを探している方もいるため、売却期間が短くなる傾向があります。\n\n\n\n マンションの場合、管理状態が資産価値を決める要素として重要になります。なぜなら、管理の善し悪しによって物件の状態に差が出てくるからです。\n\n\n\n 実際、ある程度の築年数が経っていてもキレイな物件がある一方、年数以上に古い印象を受ける物件も存在します。\n\n\n\n これは、管理状態によって生まれる差です。そのため、キレイに維持管理されている物件は印象もよく、売れる可能性も高くなります。\n\n\n\n ここまで、マンション売却に影響する要素について紹介してきました。ここからは、マンションを早めに売却するための3つのコツをみていきましょう。\n\n\n\n マンションを早めに売る3つのコツは「売り出し価格」「整理整頓と清掃」「時期」です。 不動産売却期間を短くするために重要になってくるのが売り出し価格です。ただし、必要以上に安く設定する必要はありません。\n\n\n\n なぜなら、値下げせずに成約に至っているケースも約20~30%あるからです。\n\n\n\n しかし、なかには値下げを検討しなければならないケースもあります。\n\n\n\n それが、売り出し開始から時間が経っても売れないときです。売却までの期間が6ヶ月を超えてしまうと、成約に至るためには売り出し価格から平均で1割程度の値下げが必要だとされています。\n\n\n\n 購入希望者が現れたら、マンションの内覧対応が必要になります。そして、マンションを早く売るためには、内覧時の対応が大切です。\n\n\n\n 内覧時には当然、マンションの室内をみられます。そのときに、整理整頓されている状態と、散らかっている状態では、たとえ同じマンションであったとしても相手に与える印象は大きく違ってきます。\n\n\n\n 整理整頓ができ、清掃が行き届いている部屋は、それだけで魅力が増すのです。内覧時には、いかに購入したいと思ってもらえるかがカギとなるため、日頃からの室内の整理整頓と清掃には気をつけましょう。\n\n\n\n マンションの売却期間を短くするには、売出す時期も大きく関係してきます。\n\n\n\n なぜなら、不動産の取引件数が伸びる時期があるからです。特に入学や卒業、新年度にともなう人事異動が多い3月ごろは取引件数が大きく増えます。\n\n\n\n そのため、この時期に合わせて売り出すと売却期間を短くできる可能性が高まるでしょう。 たとえば、売却期間が4~6ヶ月かかると想定した場合、9月~11月あたりに売却するための行動を起こしていく必要があるのです。\n\n\n\n |