公示価格と実勢価格は異なる。\n\n\n\n\n\nこの4つについて1つずつ詳しく解説します。\n\n\n\n
注意点①取引情報は町名までしか絞り込めない\n\n\n\n
より正確な情報を把握するために、取引情報を細かく検索したいと思う方は多いでしょう。しかし、取引情報は町名や大まかな地域までしか絞り込めないため、具体的な地番までは検索できません。\n\n\n\n
そのため、中古マンションや土地と建物が一緒になった中古戸建ての相場を知りたい方にはあと一歩の情報が確認できず、少し使いにくいと感じてしまう可能性があります。マンションの場合、マンション名や階数の検索も難しいため売りたい物件と差異が生じてしまい、予想していた相場との違いに落胆してしまうようなケースも出てきてしまいます。\n\n\n\n
また、土地と建物が一緒になった物件は、建物の築年数により価格が大きく変動します。土地の値段がわかるわけではないため、こちらも注意が必要です。\n\n\n\n
情報が少ないエリアでは、正確な相場も出にくいため、ほかのツールもうまく併用して具体的な相場を調べるのがおすすめです。\n\n\n\n
注意点②不動産取引価格情報検索はアンケートをもとに作成されている\n\n\n\n
不動産取引価格情報検索は、不動産を取引した方のアンケートをもとに作成されています。実際に取引した方の情報により作られているため、リアルな相場を期待してしまいますが、必ずしも望んだ情報を得られるわけではため、注意が必要です。\n\n\n\n
アンケートは取引した方全員が回答しているわけではなく任意なため、回答率が低く正しい情報とはいえません。\n\n\n\n
必須のアンケートであればより正確に情報が確認できますが、エリアによっては全く回答がない場合もあるため注意してください。\n\n\n\n
注意点③公示価格と実勢価格は異なる\n\n\n\n
土地総合情報システムでは、土地の価格を公的機関が発表する「公示価格」として確認できます。\n\n\n\n
しかし、この価格を実際の取り引きの目安とするのは危険です。なぜなら、公示価格と実勢価格には約1.1~1.2倍の差があるからです。何も条件がなく、正常な価格で土地を売買する基準となる公示価格のみ信頼して調べていくと最終的に差が出てしまいます。\n\n\n\n
そこで、公示価格から実勢価格の目安を計算しましょう。計算には、実勢価格は公示価格の1.1~1.2倍になる傾向があることを利用します。\n\n\n\n
土地の実勢価格の目安=土地の公示価格 × 面積 × 1.1(または1.2)\n\n\n\n
土地はさまざまな要因により価格が変動するため、基準だけでは正しい相場はわかりません。上記の計算式で算出される価格は、あくまでも目安として参考程度にすると良いでしょう。\n\n\n\n
注意点④相場を詳しく調べるにはレインズや査定を使う必要がある\n\n\n\n
土地総合情報システムは便利な機能ではありますが、細かな情報まで検索できないため、正確な相場が調べられない場合もあります。\n\n\n\n
そのため、土地総合情報システムだけに頼らず、ほかの査定サイトも参考に調べておきましょう。\n\n\n\n
国土交通大臣指定の不動産流通機構が運営するレインズマーケットインフォメーションは過去一年間に取引されたマンションと戸建てのデータを閲覧できるため、あわせて使用すればより正確な相場を調べられるためおすすめです。\n\n\n\n
価格相場を把握するには土地総合情報システムが便利\n\n\n\n
土地総合情報システムは不動産取引価格の相場を確認したいときに便利なツールです。不動産会社に足を運ばず自宅で簡単に確認できるため、価格相場を把握したい方はぜひご活用ください。\n\n\n\n
使い方も簡単なので土地総合情報システムのみに頼りがちになってしまいますが、注意点があることをお忘れなく。\n\n\n\n
相場を詳しく調べたい場合は一括査定サイトを利用して複数の不動産会社から実際に査定額をもらうと、より正確な相場が見えてくるでしょう。\n\n\n\n
Q.不動産を売却するときに、査定だけでなく不動産取引価格を調べたほうがいい理由はなんですか?
A.不動産の売却を考えたときに、売却査定で提示された金額が妥当なものであるか判断ができるからです。\n\n\n\n
Q.不動産取引価格情報検索から坪単価を算出する方法を教えてください。
A.坪単価は、以下の計算式で算出ができます。
坪=平米数×0.3025\n","protected":false},"excerpt":{"rendered":"
不動産の売却時には、売却額を決める必要があります。難しく感じてしまう方もいるかもしれませんが、土地総合情報システムを利用すれば簡単に周囲の取引価格を把握できとても便利です。この記事では土地総合情報システムの概要、使い方と注意点を紹介しますので不動産の売却を検討している方はぜひご参考ください。\n","protected":false},"author":3,"featured_media":850,"comment_status":"closed","ping_status":"closed","sticky":false,"template":"","format":"standard","meta":{"_acf_changed":false,"footnotes":""},"categories":[4],"tags":[299],"acf":[],"_links":{"self":[{"href":"https:\/\/column.ouchi-kurabel.com\/wp-json\/wp\/v2\/posts\/203"}],"collection":[{"href":"https:\/\/column.ouchi-kurabel.com\/wp-json\/wp\/v2\/posts"}],"about":[{"href":"https:\/\/column.ouchi-kurabel.com\/wp-json\/wp\/v2\/types\/post"}],"author":[{"embeddable":true,"href":"https:\/\/column.ouchi-kurabel.com\/wp-json\/wp\/v2\/users\/3"}],"replies":[{"embeddable":true,"href":"https:\/\/column.ouchi-kurabel.com\/wp-json\/wp\/v2\/comments?post=203"}],"version-history":[{"count":4,"href":"https:\/\/column.ouchi-kurabel.com\/wp-json\/wp\/v2\/posts\/203\/revisions"}],"predecessor-version":[{"id":4057,"href":"https:\/\/column.ouchi-kurabel.com\/wp-json\/wp\/v2\/posts\/203\/revisions\/4057"}],"wp:featuredmedia":[{"embeddable":true,"href":"https:\/\/column.ouchi-kurabel.com\/wp-json\/wp\/v2\/media\/850"}],"wp:attachment":[{"href":"https:\/\/column.ouchi-kurabel.com\/wp-json\/wp\/v2\/media?parent=203"}],"wp:term":[{"taxonomy":"category","embeddable":true,"href":"https:\/\/column.ouchi-kurabel.com\/wp-json\/wp\/v2\/categories?post=203"},{"taxonomy":"post_tag","embeddable":true,"href":"https:\/\/column.ouchi-kurabel.com\/wp-json\/wp\/v2\/tags?post=203"}],"curies":[{"name":"wp","href":"https:\/\/api.w.org\/{rel}","templated":true}]}}