{"id":211,"date":"2022-12-24T09:59:28","date_gmt":"2022-12-24T00:59:28","guid":{"rendered":"http:\/\/column.ouchi-kurabel.com\/article116\/"},"modified":"2023-11-13T16:44:49","modified_gmt":"2023-11-13T07:44:49","slug":"009","status":"publish","type":"post","link":"https:\/\/column.ouchi-kurabel.com\/mansion\/column\/article211\/","title":{"rendered":"マンションの耐用年数とは?減価償却の計算方法と耐用年数を過ぎたらどうなるか解説"},"content":{"rendered":"\n
資産には「法定耐用年数」が設定されており、マンションも例外ではありません。法定耐用年数とマンションの寿命は必ずしもイコールではありませんが、法定耐用年数に関する知識はマンション選びの参考となります。\n\n\n\n
そこでこの記事では、マンションの耐用年数と寿命との違いやマンションの耐用年数や寿命を知る方法などについて解説します。築年数が経過したマンションの売却などを考えている方は、ぜひ参考にしてください。\n\n\n\n マンションの購入を考えていて情報収集をするうちに、「マンションの耐用年数」という言葉を見聞きしたという方もいるかもしれませんね。\n\n\n\n この耐用年数というのはどういう意味なのか、マンションの寿命とは違うのかといった点を知りたい方もいるのではないでしょうか。\n\n\n\n 実は耐用年数には以下のような考え方があります。\n\n\n\n 法定耐用年数とは、税法によって定められた固定資産を使用できる期間のことを指します。マンションの場合は、税法上そのマンションを使えると定められた年数のことです。\n\n\n\n 法定耐用年数は建物の構造・建材・用途などによって年数が異なります。\n\n\n\n 例えば、住宅用に使用するもの・事務所として使用するもの・病院として使用するものでは、同じ鉄筋コンクリート造でも耐用年数が異なるのです。\n\n\n\n 住宅用の鉄筋コンクリート造や鉄骨鉄筋コンクリート造のマンションの場合、住宅用として使用される建物の法定耐用年数は47年とされています。\n\n\n\n 法定耐用年数は、減価償却期間算定の基準となる年数です。\n\n\n\n あくまでも税法上のものであるため、法定耐用年数を超えたら物件が即使用できなくなるというわけではありませんので安心してください。\n\n\n\n つまり、築47年を超えたマンションでも状態に問題がなければ普通に住み続けられます。\n\n\n\n 法定耐用年数は財務省によって決められた数値であるため、マンションのメンテナンスが行き届いているかどうか、使用状況がよいか悪いかなどといった要素には左右されません。\n\n\n\n 建物の経済的な価値がどのくらいあるのかを表すのが経済的耐用年数です。不動産市場での建物の価値が認められる年数と考えると分かりやすいかもしれません。\n\n\n\n 構造・建材・用途だけではなく機能的な減価も考慮されているため、同じ時期に建った同じ造りのマンションでも、経済的耐用年数が違うというケースもあります。\n\n\n\n メンテナンスの頻度・使用状況・立地・設備が古いかどうかなどによって経済的耐用年数が変化することもあります。\n\n\n\n 経済的耐用年数を超えると、物件の維持や修繕などにかかる費用の方が上回ってしまうケースが多いでしょう。\n\n\n\n 物理的にマンションがどのくらいもつかを表したものが物理的耐用年数です。建物が経年劣化して使用できなくなるまでの年数と考えると分かりやすいでしょう。\n\n\n\n 鉄筋コンクリートのマンションの場合、法定耐用年数や経済的耐用年数に比べて物理的耐用年数の方が長いのが一般的です。\n\n\n\n 物理的耐用年数は建物が限界を迎えて使用できなくなる年数であるため、実質的にマンションの寿命と同じだと考えられるでしょう。\n\n\n\n メンテナンスの状況や立地などにもよりますが、鉄筋コンクリートや鉄筋鉄骨コンクリートのマンションの場合、建物自体は100年もつように設計されています。\n\n\n\n 物理的耐用年数も、経済的耐用年数のようにメンテナンスの状態・設備、立地・建物の使用状況などによって変わってくるといえるでしょう。\n\n\n\n 自宅マンションに今どのくらいの資産価値があるのかという点が心配なら、おうちクラベルの不動産一括査定サイトを活用してください。\n\n\n\n おうちクラベルでマンションの情報をチェック\n\n\n\n 法定耐用年数とは税法上の耐用年数であり、一般的には法定耐用年数を超えたからといって建物が寿命を迎えるというわけではありません。\n\n\n\n また、経済的耐用年数を超えたとしても、建物が寿命を迎えないケースも多いです。\n\n\n\n マンションの寿命と耐用年数の違いについてみていきましょう。\n\n\n\n 鉄筋コンクリートや鉄骨鉄筋コンクリートのマンションの法定耐用年数は47年と定められていますが、通常は47年で建物が寿命を迎えるわけではありません。\n\n\n\n 鉄筋コンクリートや鉄骨鉄筋コンクリートのマンションなら、一般的には60年以上は住み続けられるといわれています。\n\n\n\n つまり、法定耐用年数と寿命はイコールではないケースがほとんどなのです。\n\n\n\n 自分が住んでいるマンションが法定耐用年数を超えているとしても、通常はそのまま住み続けられるため安心してください。\n\n\n\n マンションの寿命は、メンテナンスの状況や住民の使用状況などによっても変わります。そのため、実は100年以上住み続けられるケースも珍しくありません。\n\n\n\n 鉄筋コンクリート造のマンションは120年程度もつともいわれており、外壁などのしっかりとしたメンテナンスが行われていれば150年以上もつケースも。\n\n\n\n マンションの寿命が決まる要素は築年数だけでははく、メンテナンスや使用状況によってだいぶ変わってくる可能性があることを理解しておく必要があります。\n\n\n\n これから中古マンションの購入を検討しているという方は、注意しておきたいポイントといえるでしょう。\n\n\n\n 自宅マンションが寿命を迎える前に売却を検討している方は、おうちクラベルの不動産一括査定サイトがおすすめです。\n\n\n\n 60秒入力で簡単に不動産一括査定ができますので、ぜひ活用してください。\n\n\n\n おうちクラベルでマンションの情報をチェック\n\n\n\n 自分の住んでいるマンションが寿命を迎えたとき、一体どうなってしまうのか不安だという方もいるでしょう。\n\n\n\n 中古のマンションを購入したいけれど、自分が高齢になったときにマンションが寿命を迎えて引っ越さなくてはならないと考えると不安で購入に踏み切れないという方もいるかもしれません。\n\n\n\n 寿命を迎えたマンションはどうなるのか、解説していきます。\n\n\n\n 住民の負担で建て替えられる・戸数を増やして建て替えられる・売却される・修繕してそのまま住み続ける マンションが寿命を迎えた場合、住民が費用を負担して建て替えが行われるケースもあります。\n\n\n\n ただし、建て替えるかどうかはそのマンションに住んでいる住民の話し合いによって決められるため、なかなか難しいのが現実でしょう。\n\n\n\n マンションの建て替えには、住民の5分の4の賛成が必要とされています。\n\n\n\n 政府は2021年12月、これを4分の3の賛成で建て替えが行えるように緩和する検討に入りましたが、それでも4分の3の住民の賛成を得るのは簡単だとはいえないでしょう。\n\n\n\n 通常、建て替えにかかる費用はこれまで積み立ててきた修繕費用からもまかなわれますが、実際に建て替えが行われるとなると1世帯当たり数千万円の費用がかかるのが一般的です。\n\n\n\n さらに、実際に建て替えが行われるとなると、一旦賃貸マンションなどを借りてマンションの完成までそこで暮らさなくてはならないのも大変な点でしょう。\n\n\n\n そのための引っ越し費用や家賃の負担などを含めると、住民の負担は相当に大きいといえます。\n\n\n\n 多額の出費が必要になり負担したくてもできないケースも出てくるため、建て替えに賛成できない世帯も多いのが現実でしょう。\n\n\n\n また、マイホームから賃貸暮らしになると、慣れない近所づきあいなどで神経をすり減らすことも多くなります。\n\n\n\n 一時的なこととはいえ、騒音などで気を使うシーンも多く精神的にも負担がかかるものです。\n\n\n\n ご自分が住んでいるマンションがそろそろ寿命を迎えて建て替えが必要になりそうだと感じているなら、自らマンションを売却して新しいマンションを購入するという選択肢も。\n\n\n\n 実際に建て替えが決まってからバタバタと新しいマンションを購入するのは大変ですから、早いうちから動いておくことをおすすめします。\n\n\n\n 焦って物件をさがしていると、良くない条件の物件を高額で掴まされてしまう危険もあります。\n\n\n\n ですから、実際に建て替えになる前に早めに売却をして、別の物件を購入するのがよいでしょう。\n\n\n\n 相場よりも安い価格で売却してしまうことのないように、自宅周辺のマンション相場をあらかじめ確認してから売却するのがおすすめです。\n\n\n\n 不動産一括査定サイトを利用すれば、自宅マンションを適正な価格で売却しやすくなります。\n\n\n\n まだマンションの建て替えが決まったわけではないという方も、不動産一括査定サイトを利用して価格を調べておいてもよいかもしれません。\n\n\n\n 自宅マンションの価値を知っておくことで、気持ち的にも安心して毎日を送ることができるでしょう。\n\n\n\n マンションの建て替えが行われると住民の金銭的な負担が大きくなるため、もともとあった戸数よりも戸数を増やして建て替えが行われることがあります。\n\n\n\n メリットは、増やした分の戸数を販売して利益を得ることで、その分を建て替えの費用に充てる事ができる点です。\n\n\n\n これにより、住民1世帯が負担する費用を軽減することができます。\n\n\n\n うまくいけば、住民が費用を負担することなく建て替えができる可能性もあるでしょう。\n\n\n\n 一旦どこかに部屋を借りるなどして引っ越しをしなくてはならない点は、一般的な建て替えと同じです。\n\n\n\n しかし費用の負担は少なくなるため、住民にとっては一般的な建て替えよりもメリットが大きいといえます。\n\n\n\n 現在では、このように戸数を増やして建て替えを行い、住民の負担を減らす方法を取っているマンションも増えてきました。\n\n\n\n 建て替えになる前に自宅マンションの売却を検討しているなら、おうちクラベルの不動産一括査定サイトをぜひご活用ください。\n\n\n\n1.マンションの耐用年数とは\n\n\n
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1-1.法定耐用年数\n\n\n\n
1-1-1.法定耐用年数を超えても居住できる\n\n\n\n
1-2.経済的耐用年数\n\n\n
1-3.物理的耐用年数\n\n\n\n
2.マンションの寿命と耐用年数の違い\n\n\n
2-1.法定耐用年数と寿命はイコールではない\n\n\n
2-2.寿命が100年以上のケースもある\n\n\n\n
3.寿命を迎えたマンションはどうなる?\n\n\n
<\/p>\n\n\n\n3-1.住民の負担で建て替えられる\n\n\n\n
3-1-1.マンションの建て替えには住民の賛成が必要\n\n\n\n
3-1-2.マンションの建て替えは負担が大きい\n\n\n\n
3-1-3.新しいマンションを購入する\n\n\n\n
3-1-4.自宅周辺の相場をあらかじめ確認\n\n\n\n
3-2.戸数を増やして建て替えられる\n\n\n
3-2-1.住民の費用の負担が軽減される\n\n\n\n