複数の不動産会社に仲介の依頼をしても可能な契約です。\n\n\n\n6-1-1.一般媒介契約のメリット\n\n\n\n
複数の不動産会社に仲介を依頼することで、多くの人に自身が売却したいマンションの情報を見てもらうことができます。\n\n\n\n
その結果、条件によっては問い合わせが増えたり好条件で売却できる可能性が高くなったりするメリットがあります。\n\n\n\n
有効期間は特に定められておらず売主と不動産会社で決めますが、一般的に3ヶ月で設定することが多いです。\n\n\n\n
6-1-2.一般媒介契約の注意点\n\n\n\n
この一般媒介契約は売主の自由度が高い一方で、複数の不動産会社が同時に販売活動を行うため、自社の販売活動中の他社で成約になってしまう可能性があることから、不動産会社の販売活動が消極的になってしまうことがあります。\n\n\n\n問い合わせ件数が少ないと、不動産会社から値下げ交渉の連絡が入ることも考えられます。\n\n\n\n駅近・築浅といった好条件の場合は一般契約媒介を利用するのもよいですが、それほど好条件でない場合は売却活動が進まない可能性もあるでしょう。\n\n\n\n
また複数の不動産会社とのやりとりが増えるため、連絡が面倒という人も合わないでしょう。\n\n\n\n
不動産会社はレインズへの登録義務や売主へ販売状況の報告義務がないため、他の契約と比べるとサポート体制が少し手薄になる場合もあります。\n\n\n\n
メリットとデメリットを理解した上で、契約を結ぶようにしましょう。\n\n\n\n
6-2.専任媒介契約\n\n\n\n