{"id":2262,"date":"2024-01-29T14:02:39","date_gmt":"2024-01-29T05:02:39","guid":{"rendered":"http:\/\/column.ouchi-kurabel.com\/?p=2262"},"modified":"2024-01-29T14:02:40","modified_gmt":"2024-01-29T05:02:40","slug":"%e7%af%8950%e5%b9%b4%e3%81%ae%e3%83%9e%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%b3%e3%82%92%e8%b2%b7%e3%81%a3%e3%81%a6%e5%be%8c%e6%82%94%e3%81%97%e3%81%9f%e3%82%89%ef%bc%9f%e5%be%8c%e6%82%94%e3%81%99%e3%82%8b","status":"publish","type":"post","link":"https:\/\/column.ouchi-kurabel.com\/mansion\/column\/article2262\/","title":{"rendered":"築50年のマンションを買って後悔したら?後悔するポイントと対処法"},"content":{"rendered":"\n
築50年以上が経過したマンションの場合、リーズナブルな価格で購入できることも少なくありません。しかし、築古のマンションの購入後に後悔するケースも存在します。\n\n\n\n
築古のマンションの購入後に後悔したら、どのように対処すればよいのでしょうか?今回は、築50年のマンションを購入して後悔する主な例を紹介するとともに、後悔した場合の対処法などについて詳しく解説します。\n\n\n\n 築50年のマンションを購入した場合、後悔するポイントはどのような点にあるのでしょうか。はじめに、後悔する主な例を9つ紹介します。\n\n\n\n 築50年のマンションの場合、希望どおりに住宅ローンが組めず多額の頭金が必要となることが少なくありません。なぜなら、マンションの資産価値は法定耐用年数である47年を過ぎるとほとんどなくなるとされており、銀行から担保としての価値が低いと判断されるためです。\n\n\n\n 銀行が住宅ローンを貸し出す際には、ローンが契約どおりに返済されなくなる事態に備え、購入したマンションへ抵当権(担保)が付けられます。抵当権があれば、ローンも返済が滞っても銀行がその抵当権を実行してマンションを競売にかけ、売却対価からローン残債の弁済を受けられるためです。\n\n\n\n 一方、資産価値が低ければ、たとえ競売にかけてもローンの残債を賄うだけの対価が得られないかもしれません。そのため、資産価値がほとんどなくなった築50年のマンションは担保としての価値が低いと判断され、通常よりもローンが組みにくくなる可能性があります。これにより資金計画に狂いが生じ、後悔することもあるでしょう。\n\n\n\n 築50年のマンションの場合、リーズナブルに購入できることが多いでしょう。その一方で、月々に支払う修繕積立金が高いことが少なくありません。なぜなら、築古のマンションの場合設備に不具合が生じることも多く、新築時よりもメンテナンスにコストがかかるためです。\n\n\n\n この負担が想像以上に重いことで、築古のマンションの購入を後悔するケースもあります。\n\n\n\n マンションの建築技術は、年々進化しています。しかし、築50年が経過したマンションの場合当時の技術で建てられており、断熱性能が低いことが少なくありません。\n\n\n\n 実際に住んでみてから断熱性能の低さに気づき、購入を後悔することもあります。\n\n\n\n 築50年が経過したマンションでは、配管や水回りの設備に不具合が生じていることが少なくありません。不具合が頻発することで想定以上に修理の手間やコストがかかり、購入を後悔することもあるでしょう。\n\n\n\n 新耐震基準は1981年6月1日以降に建築確認を受けたマンションから適用されており、これより前に建てられた築古のマンションに適用されているのは旧耐震基準です。\n\n\n\n 旧耐震基準で建てられているからといって、ただちに危険が生じるわけではありません。しかし、近い将来に発生すると予想されている南海トラフ地震などの巨大地震のことを考えると不安に感じ、購入を後悔することもあるでしょう。\n\n\n\n 上で解説したように、築古のマンションでは住宅ローンが組みづらい傾向にあります。そのため、そのマンションを売却しようにも買い手がローンを組みづらく、売却の話がまとまりにくくなる可能性があります。このことから、築50年のマンション購入を後悔することもあるでしょう。\n\n\n\n 築50年のマンションの場合、住民の高齢化も進んでいることが少なくありません。すでに住民間で昔からのコミュニティができあがっていると、馴染みにくいと感じることもあるでしょう。これが原因で、築古のマンション購入を後悔することもあります。\n\n\n\n 一概にいえるものではありませんが、築50年のマンションの場合、防音性能が今よりも低いことが考えられます。また、購入前に内見したとしても、すべての時間帯に滞在することは現実的ではないでしょう。\n\n\n\n そのため、実際に住んでみてから生活音が響くことに気づき、購入を後悔するケースもあります。\n\n\n\n マンションの寿命は法定耐用年数とイコールではなく、適切にメンテナンスをすることで築100年であっても住める可能性はあるでしょう。\n\n\n\n しかし、どのようなマンションであっても、いずれは寿命を迎えます。寿命を迎えたマンションは住民の費用負担によって建て替えられるか、取り壊して土地を売却する道をたどります。\n\n\n\n 建て替えるとなると、一戸あたり数千万円もの負担が生じる可能性も否定できません。マンションの建て替えには区分所有者数の5分の4以上の賛成と議決権の5分の4以上の賛成による決議が必要であり非常にハードルが高いものの、いずれは決断すべきときが訪れます。\n\n\n\n 築50年のマンションの場合さほど遠くない将来に建て替えについての決断を迫られることになる可能性が高く、この問題に直面したことで購入を後悔する場合もあるでしょう。\n\n\n\n 築50年のマンションを購入して後悔した場合には、どのように対処すればよいのでしょうか?主な選択肢は次のとおりです。\n\n\n\n 1つ目の選択肢は、リフォームやリノベーションをしてそのマンションに住み続けることです。防音の問題などの場合、リフォームやリノベーションで改善できることも多いでしょう。\n\n\n\n 2つ目の選択肢は、マンションを賃貸して住み替えることです。マンションを賃貸に出すことで、継続的な収入を得ることが可能となります。\n\n\n\n ただし、築50年のマンションの場合借り手が見つからない可能性があるほか、借り手が見つかっても満足のいく賃料が得られないことも多いでしょう。また、賃貸しても修繕積立金や固定資産税などは支払い続ける必要があるほか、トイレなどの設備に不具合が生じた場合には修繕しなければなりません。\n\n\n\n 3つ目の選択肢は、マンションを売却して住み替えることです。\n\n\n\n 売却ができるとまとまった資金が得られるため、住み替え先を得る資金に充てることができるでしょう。また、マンションを手放すことになるため、以後は修繕積立金などの支払いから解放されるほか賃貸管理の負担からも解放されます。\n\n\n\n ただし、築古のマンションの場合、売却に難航する可能性も否定できません。そのため、築50年のマンションを売却する際には複数の不動産会社へ査定の依頼をして、売却に前向きな不動産会社を見つけるとよいでしょう。\n\n\n\n おうちクラベルで複数の不動産会社に査定を依頼する\n\n\n\n 築50年以上のマンションを売却する際の基本的な流れは次のとおりです。\n\n\n\n マンションの売却を決めたら、まずは不動産会社へ査定を依頼します。\n\n\n\n 査定は1社のみに依頼するのではなく、複数社に依頼するとよいでしょう。なぜなら、複数の不動産会社から査定を受けることでそのマンションの適正額を把握しやすくなるほか、査定額や対応などを比較することで依頼先の不動産会社を選定しやすくなるためです。\n\n\n\n おうちクラベルで複数の不動産会社に査定を依頼する\n\n\n\n 複数社から査定を受けたら、売却を依頼する不動産会社を選定しましょう。\n\n\n\n 査定額の高さのみで選ぶのではなく、査定額への説明や対応などを総合的に検討し、信頼できる不動産会社を選ぶことをおすすめします。なぜなら、査定額は売却の想定額でしかなく、実際にその価格で売れるとの保証ではないためです。\n\n\n\n 査定額の高さのみで不動産会社を選んだとしても、その価格では購入希望者が見つからず結果的に大きく値を下げることとなる可能性があります。\n\n\n\n 売却を依頼する不動産会社を選んだら、その不動産会社と媒介契約を締結しましょう。媒介契約には次の3つが存在するため、状況やニーズに合った契約を選択します。\n\n\n\n それぞれの特徴は次のとおりです。\n\n\n\n築50年のマンションで後悔する主なポイント\n\n\n\n
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住宅ローンが組みにくい\n\n\n\n
修繕積立金の負担が重い\n\n\n\n
断熱性能が低い\n\n\n\n
配管設備が老朽化し不具合が頻発する\n\n\n\n
耐震性能に不安がある\n\n\n\n
売却しづらい\n\n\n\n
古くからの住民になじめない\n\n\n\n
生活音が響く\n\n\n\n
建て替えに不安がある\n\n\n\n
築50年以上のマンションの購入で後悔した場合の対処法\n\n\n\n
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リノベーションやリフォームをして住み続ける\n\n\n\n
マンションを賃貸して住み替える\n\n\n\n
マンションを売却して住み替える\n\n\n\n
築50年以上のマンションを売却する流れ\n\n\n\n
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不動産会社に査定を依頼する\n\n\n\n
依頼先の不動産会社を選定する\n\n\n\n
不動産会社と媒介契約を締結する\n\n\n\n
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