{"id":2272,"date":"2024-01-29T14:03:02","date_gmt":"2024-01-29T05:03:02","guid":{"rendered":"http:\/\/column.ouchi-kurabel.com\/?p=2272"},"modified":"2024-01-29T14:03:03","modified_gmt":"2024-01-29T05:03:03","slug":"%e3%83%9e%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%b3%e3%81%af%e5%a3%b2%e3%82%8b%e3%81%a4%e3%82%82%e3%82%8a%e3%81%a7%e8%b2%b7%e3%81%86%e3%81%b9%e3%81%8d%ef%bc%9f%e5%a3%b2%e5%8d%b4%e3%81%ae%e6%b5%81%e3%82%8c","status":"publish","type":"post","link":"https:\/\/column.ouchi-kurabel.com\/mansion\/column\/article2272\/","title":{"rendered":"マンションは売るつもりで買うべき?売却の流れ・メリット・注意点"},"content":{"rendered":"\n
マンションは一般的に一戸建て住宅と比較して資産価値が下がりにくく、中古物件であっても販売しやすいとされています。そのため、将来売るつもりでマンションを買うケースもあるでしょう。\n\n\n\n
では、将来売るつもりでマンションを買うことにはどのようなメリットがあるのでしょうか?また、売るつもりで買ったマンションを実際に売却する際にはどのような点に注意すればよいのでしょうか。\n\n\n\n
今回は、売るつもりでマンションを買うメリットと売却する流れなどについて詳しく解説します。\n\n\n\n 将来売ることを前提としてマンションを買うことにはどのようなメリットがあるのでしょうか?主なメリットは次の4点です。\n\n\n\n 将来売るつもりでマンションを買って希望どおりの売却が実現すれば、ライフステージの変化に対応しやすくなります。\n\n\n\n たとえば、夫婦2人の間は駅に近いコンパクトなマンションを購入し、子どもが生まれたら少し郊外の広いマンションに買い替えることなどが挙げられます。その後子どもが巣立ったら、趣味に活動を前提とした住まいや老後に暮らしやすいマンションにさらに住み替えることも1つの手でしょう。\n\n\n\n マンションを将来売るつもりで買ってよい条件で売却ができれば、賃貸住宅で暮らすよりも結果的にコストがかからない可能性があります。\n\n\n\n 賃貸住宅に住むためには毎月賃料を支払う必要がありますが、長年賃料を支払い続けても自分の資産になるわけではありません。\n\n\n\n たとえば、家賃が20万円の賃貸マンションで10年間生活すると、更新料などを除いても計2,400万円の費用がかかります。\n\n\n\n 一方、5,000万円のマンションを購入して月々の管理費や修繕積立金が2万円かかったとしても、10年後に4,000万円程度で売却できれば賃貸住宅で暮らすよりもトータルのコストは安く済むのです。それどころか、市場の状況などによっては購入額よりも高く売れるケースもあるほどです。\n\n\n\n マンションの購入を消費ではなく「投資」であると捉えれば、金銭的なメリットを享受できる可能性が高まるでしょう。\n\n\n\n 一昔前は、「同じ会社で定年まで勤め上げ、勤続年数が長くなるごとに収入が上がる」というライフスタイルが基本とされていました。しかし、最近ではさまざまなライフスタイルが考えられるほか、不測の事態で収入が増減する可能性も低くありません。\n\n\n\n 将来売ることを想定せず、一生涯暮らすつもりでマンションを購入した場合には、収入が大きく変化した際に慌ててしまうことでしょう。変化後の収入に見合った住宅に住み替えようにもマンションが思ったような価格で売れなければ、銀行に住宅ローンのリスケジュール(契約当初の返済スケジュールの変更)を依頼するなどの対応しかできない可能性があるためです。\n\n\n\n 一方、将来売ることを見越してマンションを購入していた場合には、柔軟な対応がしやすくなります。収入が減ってもいずれ売るつもりであったマンションを売却してリーズナブルな物件に住み替えるという選択がとりやすいためです。\n\n\n\n マンションは永久に存在するものではなく、いずれは老朽化や寿命を迎えます。\n\n\n\n 老朽化したマンションは修繕積立金が高くなったり設備の故障が相次いだりするなど、問題が少なくありません。また老朽化してからマンションを売ろうにも、買い手が見つからない可能性や希望するほどの価格では売れない可能性があるでしょう。さらに、いずれは建て替えなどの問題が生じます。\n\n\n\n 一方、たとえばマンションを売るつもりで買って5年や10年ごとに築浅のマンションに住み替えるなどの手段をとれば、マンションの老朽化問題に対応する必要性から解放されます。\n\n\n\n マンションを売るつもりで買う場合には、次の点に注意しましょう。\n\n\n\n 賃貸よりも安くマンションに住むことができるうえ、老朽化問題にも対応しなくて住むとなれば、マンションを売るつもりで買うことがバラ色の選択肢に見えるかもしれません。しかし、必ずしも計画通りに進むとは限らない点には注意が必要です。\n\n\n\n たとえば、5,000万円で買ったマンションを10年後に4,000万円で売って住み替えようと考えていても、その時点の経済情勢やマンションの需給状況などによっては希望した額での売却が実現できない可能性があります。\n\n\n\n また10年後に通勤や通学圏内でよい条件のマンションが売り出されているとは限りません。地域によってはマンション用地の空きがなく、築浅マンションへの買い替えが難しい場合もあるでしょう。\n\n\n\n さらに、水回り設備が故障するなど予想外のトラブルに見舞われれば、追加での出費が生じる可能性もあります。\n\n\n\n 計画はあくまでも計画として捉え、理想どおりにはいかない可能性があることを念頭に置いておく必要があります。\n\n\n\n 譲渡所得税とは、マンションなどを売った儲けに対してかかる税金です。この譲渡所得税やこれにかかる住民税の税率は、売却をした資産の所有期間によって二段階に分かれており、それぞれ次のとおりとされています。\n\n\n\nマンションを売るつもりで買う4つのメリット\n\n\n\n
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ライフステージの変化に対応しやすい\n\n\n\n
結果的に賃貸よりもコストがかからずに済む可能性がある\n\n\n\n
収入の変化に対応しやすい\n\n\n\n
マンションの老朽化に対応する必要がなくなる\n\n\n\n
マンションを売るつもりで買う場合の注意点\n\n\n\n
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理想通りに売却できるとは限らない\n\n\n\n
5年以内に売却すると譲渡所得税が高くなる\n\n\n\n