{"id":238,"date":"2023-01-24T16:37:36","date_gmt":"2023-01-24T07:37:36","guid":{"rendered":"http:\/\/column.ouchi-kurabel.com\/article139\/"},"modified":"2023-11-12T22:17:48","modified_gmt":"2023-11-12T13:17:48","slug":"content_7","status":"publish","type":"post","link":"https:\/\/column.ouchi-kurabel.com\/mansion\/column\/article238\/","title":{"rendered":"マンションの相続の流れを解説|名義変更に必要な書類や遺産分割方法・売却するメリット・相続放棄するときの注意点もご紹介"},"content":{"rendered":"\n
近年、分譲マンションは増加傾向にあります。
持ち家と同様に自分の資産ともなるマンションですが、遺産相続の際には相続人同士で分割することが難しく、内輪揉めなどトラブルに繋がってしまうケースが多いです。
この記事では、マンションを相続する際の流れや必要な書類をはじめとし、遺産分割・売却メリット・相続放棄などのあらゆる選択肢について解説していきます。
マンションの相続を検討されている方・相続する予定のある方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。\n\n\n\n
マンションの相続を検討・予定されている方は、まず相続の流れについてきちんと理解を深めておくことが大切です。\n\n\n\n マンションなど資産価値の大きいものの相続はトラブルになる場合もあり、裁判に発展するケースも少なくありません。\n\n\n\n 下記は一般的なマンションの相続の流れです。\n\n\n\n それぞれの内容について順番に詳しく解説していきますので参考にしてみてください。\n\n\n\n 繰り返しになりますが、トラブルのない相続ができるよう、ここでしっかりと理解を深めておきましょう。\n\n\n\n マンションを相続する際は、初めに必ず被相続人(マンションの元の持ち主)の遺言書の有無を確認しましょう。\n\n\n\n 遺言書を見つけても、その場で開封しないように気を付けてください。自筆証書遺言の場合には、家庭裁判所に持参して検認の手続きが必要です。\n\n\n\n 一般的にマンションが相続の対象物となる場合は、遺言書に下記についての記載があります。\n\n\n\n マンションを相続する旨が遺言書に明記されている場合は、相続人について明瞭になっていることがほとんどです。\n\n\n\n この部分が不明瞭だと、相続人の候補が複数いる場合に、誰がマンションを相続するかでトラブルに発展する可能性もあります。\n\n\n\n マンションの所在地や正式な建物の名称も、正しい相続を行う上で非常に重要な情報です。\n\n\n\n 専有部分の建物表示とは、所有している家屋番号や種類(居宅など)・建物の構造・床面積などを指し、こちらも相続に欠かせない情報です。\n\n\n\n 敷地権の表示とは、土地の符号・敷地権の種類・敷地権の割合を明記することをいいます。\n\n\n\n 敷地権とは専有部分(マンションの1部屋など)と分けて処分できない敷地(土地など)の権利のことです。\n\n\n\n マンションは専有部分と共有持分からなり、分離して処分することはできないとされています。そのため、敷地権の明記が必要です。\n\n\n\n このように遺言書には相続に関する重要な情報が多く載っています。\n\n\n\n 相続人同士のトラブルを防ぐためにも、なるべく全員で内容を確認するようにしましょう。\n\n\n\n ただし、自筆証書遺言の場合は相続に必要な情報が載っていないケースもあります。\n\n\n\n その場合は相続人自ら、専有部分の建物表示や敷地権の表示についての確認が必要です。\n\n\n\n 相続人の判断の仕方については次で紹介しておりますので参考にしてみてください。\n\n\n\n 上記でも少し触れましたが、マンションを相続する場合の遺言書には相続人名が記載されていることがほとんどです。\n\n\n\n 明記がある場合は名前を書かれた方が相続人となりますが、そうでない場合は誰が相続すれば良いか迷ってしまうでしょう。\n\n\n\n 一般的な相続は、被相続人との関係性で順位が決められます。\n\n\n\n 遺言書に特定の明記がない場合は、上記の順位にならって相続されます。\n\n\n\n マンションの相続が決まったら、相続人全員の合意のもと遺産分割協議書の作成が必要になります。\n\n\n\n 先述したとおりマンションは専有部分と敷地権があり、特に敷地権は居住者全員に割り当てられるため、所有する割合を正確に明記する必要があります。\n\n\n\n 誤りがあった場合、名義変更の相続登記ができないことがあるため慎重に記載しましょう。\n\n\n\n 遺産分割協議書の作成にはマンションの登記簿謄本、もしくは登記事項証明書が必要です。\n\n\n\n 建物の詳細情報が記載されているもので、法務局で申請すると受け取れます。\n\n\n\n マンションの遺産分割協議書には不動産全部事項証明書内にある「表題部」下部の記載が必須です。\n\n\n\n 繰り返しになりますが、遺産分割協議書はマンションの相続の上で非常に重要です。 マンションは相続する遺産の中で金銭面的に大きいです。相続人同士で揉めることのない様にしっかりと話し合いをした上で作成しましょう。\n\n\n\n また、マンションは不動産会社によって査定額が異なります。損をすることのないよう事前に正当な価値を把握しておくことが大切です。\n\n\n\n\n
1-1.遺言書の確認\n\n\n\n
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1-1-1.相続人の名前・生年月日\n\n\n\n
1-1-2.相続をするマンションの所在地や名称\n\n\n\n
1-1-3.専有部分の建物表示\n\n\n\n
1-1-4.敷地権の表示\n\n\n\n
1-2.相続人の確認\n\n\n
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1-3.遺産分割協議\n\n\n\n
1-3-1.遺産分割協議とは\n\n\n\n
1-3-2.遺産分割協議書を作成する\n\n\n\n
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1-3-3.遺産分割協議に不安を感じたら?\n\n\n\n
初めてで不安な方は弁護士や不動産会社に相談すると良いでしょう。\n\n\n\n