{"id":243,"date":"2023-01-25T10:28:03","date_gmt":"2023-01-25T01:28:03","guid":{"rendered":"http:\/\/column.ouchi-kurabel.com\/article142\/"},"modified":"2023-11-12T22:12:05","modified_gmt":"2023-11-12T13:12:05","slug":"post_79","status":"publish","type":"post","link":"https:\/\/column.ouchi-kurabel.com\/realestate\/column\/article243\/","title":{"rendered":"家を売って住み替える手順を解説|費用や税金・後悔しないためのポイント"},"content":{"rendered":"\n
家を売って住み替えるには、売却と購入双方の手続きが必要となります。それぞれ手順が多く、知識が求められることから、手続きの方法や住宅ローンに関する不安を抱く方も多いでしょう。\n\n\n\n
自宅の売却価格やローン残高、自己資金を整理したうえで、無理のない計画を立てることが何より重要です。\n\n\n\n
そこで今回は、家を売って住み替える手順を詳しく解説します。費用や税金、後悔しないポイントも紹介するので、住み替えを検討している人はぜひ参考にしてみてください。\n\n\n\n
住み替えの際に重要な「ローン残高」と「売却価格」について解説します。\n\n\n\n 家を売った資金でローンを完済できない状態を「オーバーローン」と呼びます。家を売っても借入金が残ってしまうため、オーバーローンの状態では、金融機関の担保となる抵当権を抹消することができません。\n\n\n\n 抵当権が残っていると、債務者の滞納や債務整理のリスクが伴うため、買主を見つけるのが困難になります。\n\n\n\n このため、家を売って住み替えるためには、「売却によって得られる資金」や「自己資金」でローンを完済するのが一般的です。ローンを完済すれば抵当権が抹消されるため、新たな買主を見つけるハードルが下がります。\n\n\n\n またローンを完済しない場合には、後述する「住み替えローン」や「ダブルローン」などで対応する方法もあります。\n\n\n\n 前述の通り、住み替えにはマイホームの売却価格が重要になります。住み替えを検討している場合には、まずは不動産会社に売却価格を査定してもらいましょう。\n\n\n\n 査定価格は、3ヶ月程度で売却できると想定される価格が割り出されます。不動産仲介業者が持っているデータや近隣の事例などから算出されるのが一般的です。\n\n\n\n 注意が必要なのは、必ずしも査定価格で売却できるわけではない点です。不動産の売却には様々な要素が絡みます。不動産会社によっても異なりますし、買主からの値下げ交渉によって変わることも珍しくありません。\n\n\n\n 査定価格はあくまで基準として、ある程度の価格幅を持たせて売却を目指すことが大切です。\n\n\n\n まずは不動産会社に査定を依頼して、今の不動産がどれくらいの売却価格になるか目安を把握しておきましょう。\n\n\n\n 不動産一括査定サイトのおうちクラベルでは、簡単に無料で複数の不動産会社へ査定を依頼することができます。\n\n\n 家を売却する際のポイントとなる「売り先行」と「買い先行」についてそれぞれの流れを解説します。\n\n\n\n 「売り先行」とは、今住んでいる家を売ってから新しい家を購入する方法です。一方、「買い先行」はその逆で、新しい家を購入してから今住んでいる家を売る方法を指します。\n\n\n\n 家の売却と購入のタイミングを合わせて同時進行するのが理想的ですが、実際には「住宅ローンが通らなかった」「新居の建築工事が予定通りに進まない」などのトラブルで前後することも珍しくありません。\n\n\n\n 初めから「売り先行」「買い先行」のいずれかのつもりで、住み替えを進めるのが良いでしょう。\n\n\n\n 売り先行の一般的な流れは以下の通りです。\n\n\n\n 売り先行の場合、新居に引っ越す前に一旦仮住まいへ引っ越す必要があるため、余計な費用が必要になります。\n\n\n\n 引越しの準備をしながら、今住んでいる家の売却活動を行い、売れた後に新しい家を探すのが一般的な流れです。\n\n\n\n 買い先行の一般的な流れは以下の通りです。\n\n\n\n 新しい家に引っ越した後に、以前住んでいた家の売却活動を始めるのが一般的な流れです。\n\n\n\n 買い先行の場合、現在の住宅ローンの残債や自己資金によっては契約が難しいケースがあります。\n\n\n\n メリット\n デメリット\n 売り先行\n 売り先行の最大のメリットは、売却益をそのまま住み替え費用にできる点です。今住んでいる家の売却価格をまるごと新居の購入費用に充てられるので、余裕資金が無くても住み替えを検討しやすいでしょう。\n\n\n\n 売却価格に応じた無理のない範囲の新居を検討できるので、資金面のリスクを回避できます。また、売却に時間をかけられるのも魅力な点。売り急ぐ必要がないため、ゆっくりと買主を探すことができます。\n\n\n\n 一方、仮住まいへ引越しする手間と費用が掛かるのはデメリットです。新しい家を購入するまでは一旦仮住まいに引っ越さなければならないので、余計なコストが発生します。また、売却価格が査定額を下回った場合、当初の計画が崩れる可能性もあるので注意が必要です。\n\n\n\n 売り先行は、売却益をそのまま住み替え費用に活用できるため、自己資金が少ない人に向いています。新居のためにわざわざ資金を用意する必要がなく、「そもそも資金的に余裕がないけれど住み替えをしたい」と検討している人におすすめの方法です。\n\n\n\n ローンを現在も返済しているような場合にも、売り先行を選ぶと良いでしょう。また、時間に余裕がある人も売り先行がおすすめ。特に売り急ぐ必要が無いのであれば、高値で売却するチャンスを待つことができます。\n\n\n\n メリット\n デメリット\n 買い先行\n \n\n\n\n 買い先行の最大のメリットは、余裕を持って新居探しや引越しができる点です。これから新たに住む家探しに時間をかけられるので、納得のいく住み替えができるでしょう。\n\n\n\n 売り先行のように、一旦仮住まいに引っ越す必要がなく、まず新居に落ち着いてから以前の家を売却、という手順を踏むことができます。\n\n\n\n 一方、資金計画が立てづらいのはデメリットといえます。先に新居を探す流れになるので、購入に伴う費用の確保が必要となり、まとまった自己資金がないと契約自体が難しいケースもあります。\n\n\n\n 以前の家がいくらで売却できるか決まっていない段階で新居を購入することになるので、資金計画が立てづらい側面もあるでしょう。資金が足りない場合にはダブルローンになる可能性もあり、家が思うように売れないリスクもあります。\n\n\n\n 買い先行は、自己資金に余裕がある人におすすめです。先に新居を購入できるだけの余裕がある人や、ダブルローンのリスクを許容できるような人に向いています。ローンの残債がない場合も新居を購入しやすいでしょう。\n\n\n\n また、先に理想の新居を探すことに注力できるため、新居にこだわりがあって時間をかけたい人にもおすすめの方法といえます。\n\n\n\n 売り先行でも買い先行でも、まずは住宅の売却金額を査定してもらわなければ、今後の計画を立てることができません。家の住み替えとなると、計画を立てるだけでも時間がかかります。\n\n\n\n 今すぐ売却する予定はない場合でも、一旦査定を受けて今住んでいる家の売却相場を把握しておくことがおすすめです。おうちクラベルの一括査定なら、簡単に今住んでいる家の査定価格を把握できます。\n\n\n1-1.ローン残高が残る家の売却は難しい\n\n\n\n
1-2.査定価格=売却価格ではない\n\n\n\n
2.家を売って住み替える2つの方法と流れを表で解説\n\n\n
2-1.「売り先行」と「買い先行」\n\n\n\n
2-2.売り先行の流れ\n\n\n\n
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2-3.買い先行の流れ\n\n\n\n
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3.家を「売り先行」で住み替えるメリット・デメリット\n\n\n
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4.家を「売り先行」で住み替えるほうがよいケース\n\n\n
5.家を「買い先行」で住み替えるメリット・デメリット\n\n\n
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6.家を「買い先行」で住み替えるほうがよいケース\n\n\n\n