{"id":264,"date":"2023-02-01T13:40:19","date_gmt":"2023-02-01T04:40:19","guid":{"rendered":"http:\/\/column.ouchi-kurabel.com\/article162\/"},"modified":"2023-11-12T14:09:30","modified_gmt":"2023-11-12T05:09:30","slug":"post_99","status":"publish","type":"post","link":"https:\/\/column.ouchi-kurabel.com\/realestate\/column\/article264\/","title":{"rendered":"不動産売却の注意点をシーン別に解説!失敗を回避するためのポイントを網羅"},"content":{"rendered":"\n
多額のお金が動く不動産の売却には、売却前はもちろんのこと、売却中・売却後とそれぞれに注意したいポイントがあります。\n\n\n\n
事前にしっかり押さえておかないと、知らない内に損をしてしまったり、大きなリスクにつながってしまったりすることも。\n\n\n\n
不動産の売却における各シーンでの注意点をしっかり押さえて、最適な判断をすることで失敗を避けることができます。そこで今回は、不動産売却において注意するべき点を詳しく解説します。できるだけ高く売却したい場合や損をしたくない人は、ぜひ参考にしてみてください。\n\n\n\n
不動産売却前には、理由や期限を明らかにしたうえで、現況や登記簿の確認、売却方法の検討などをしておく必要があります。\n\n\n\n
費用も必要になるので、事前知識として押さえておきましょう。査定前に不動産の相場を調べておくことも大事です。ここでは、5つの注意点を詳しく紹介します。\n\n\n\n
不動産を売却する前には、売却の理由や期限を明確にしておきましょう。選択肢が絞られる他、意思決定を行う際の指針になります。\n\n\n\n
例えば、住み替えが理由なのであれば、並行して新居を決めなくてはならないので、それに合わせて期限が決まってきます。また、転勤や進学が理由なら、期限が決められているのでなるべく早めに売却する必要があるでしょう。\n\n\n\n
他にも、相続や離婚など様々な理由があり、理由に応じて売却を終えたい期限が変わります。理由と期限を明確にしたうえで手続きを進めていくことで、当初の目的がブレずに済むでしょう。\n\n\n\n
売却にあたっては、その不動産の現況や登記簿を確認しておくことが重要です。建物の材質や構造、抵当権などの権利関係、土地の境界、地盤など不動産の多岐に渡る現況を把握しておきましょう。\n\n\n\n
これらの情報の多くは、登記簿を見ることで確認できます。登記簿の内容が古い場合には、現況と登記内容が異なるケースも珍しくありません。\n\n\n\n
その場合には、売却までに訂正しておかなくてはならない可能性があるため、早めにチェックしておくことが大切です。また、土地の地図は法務局で取得し、土地の境界・形状を現況と照らし合わせて確認しておきましょう。\n\n\n\n
不動産の売却方法には、「仲介」「即時買取」「買取保証」の3パターンがあります。仲介は、不動産会社と媒介契約を結び、買主を探してもらう方法です。\n\n\n\n
即時買取は不動産会社に購入してもらう方法、買取保証は一定期間に売れなければ不動産会社に買取してもらう方法で、それぞれ以下のような違いがあります。売却したい期間や希望額に適した方法を検討しておきましょう。\n\n\n\n 売却方法\n 仲介\n 即時買取\n 買取保証\n 売却価格\n 普通\n 安い\n 仲介の期限が過ぎれば即時買取と同等\n 仲介手数料\n 必要\n 不要\n 一般の買主なら必要、不動産会社が購入なら不要\n 期間\n 遅いときもある\n 早い\n 期限内には売却できる\n\n\n\n\n 不動産売却に必要な費用には、印紙税や譲渡所得税などの税金のほか、不動産会社に支払う仲介手数料、ハウスクリーニングなど様々あります。それぞれ詳しく見ていきましょう。\n\n\n\n 不動産売却には、印紙税や譲渡所得税・住民税がかかります。「印紙税」とは、契約書や領収書などに課税される税金のことで、不動産売買契約書などに発生します。\n\n\n\n 不動産の契約代金1万円以上から印紙税がかかり、軽減税率適用後の場合、500万円超1千万円以下の物件なら5千円、5千万円超1億円以下の物件なら3万円です。\n\n\n\n 「譲渡所得税・住民税」は、「譲渡価額ー取得費ー譲渡費用」で算出される譲渡所得が発生した場合にかかる税金です。不動産を買ったときの取得費と売却時のコストよりも、高く売れた場合に譲渡所得が発生します。\n\n\n\n 所有期間に応じて税率が異なり、5年を超える長期譲渡所得の方が税率は低く、5年以下の短期譲渡所得の方が税率は高めです。\n\n\n\n 種類\n 所有期間\n 税率\n 短期譲渡所得\n 5年以下\n 39.63%\n 長期譲渡所得\n 5年超\n 20.315%\n\n\n\n\n 税金以外で不動産売却に必要な費用は、物件や地域によっても異なりますが、物件価格の5~7%程度が相場と言われています。\n\n\n\n 仲介手数料、登記に伴う費用、住宅ローン返済の費用、ハウスクリーニング代、引っ越し費用など様々な費用がかかるので、それぞれ資金計画に入れておきましょう。\n\n\n\n 費用\n 内容\n 仲介手数料\n 不動産会社に支払う報酬で、\n 400万円超の物件の場合で「売却価格×3%+6万円+消費税」\n 登記に伴う費用\n 抵当権の抹消と所有権移転にかかる登録免許税と\n 司法書士の報酬が数万円程度\n 住宅ローン返済の費用\n 繰り上げ返済を行う場合に金融機関に支払う\n ハウスクリーニング代\n 間取りにより異なるが、\n 数万円~数十万円程度\n 引っ越し費用\n 物量や規模により異なるが、\n 数万円~数十万円程度\n\n\n\n\n 不動産売却にあたって不動産会社に査定を依頼する前に、同エリア・同種別における相場を把握しておくと、適正価格を判断することができます。\n\n\n\n 国土交通省のWebサイト「土地総合情報システム」を使えば、不動産取引価格情報を検索可能です。エリア内でどんな物件が売られているかを確認できるほか、固定資産税評価額の基準ともなる地価公示の確認もできます。\n\n\n\n また、不動産流通機構が運営する「レインズマーケットインフォメーション」も相場確認にはおすすめです。国土交通大臣から指定を受けた機構が運営するシステムなので信頼でき、土地総合情報システムよりも詳しい情報を確認できます。\n\n\n\n こうした方法で事前に適正価格を把握しておくことで、査定や売却する際の判断材料になるでしょう。\n\n\n\n 不動産売却中に注意したいポイントとして、以下の5つが挙げられます。\n\n\n\n\n \n \n \n \n \n \n \n \n \n \n \n \n \n \n \n 1-4.不動産売却に必要な費用を把握しておく\n\n\n\n
1-4-1.税金\n\n\n\n
\n \n \n \n \n \n \n \n \n 1-4-2.その他費用\n\n\n\n
\n \n \n \n \n \n \n \n \n \n \n \n 1-5.査定前に不動産の相場を調べておく\n\n\n\n
2.不動産売却中に重要な5つの注意点\n\n\n