{"id":2719,"date":"2024-01-29T20:52:44","date_gmt":"2024-01-29T11:52:44","guid":{"rendered":"http:\/\/column.ouchi-kurabel.com\/?p=2719"},"modified":"2024-01-29T20:52:45","modified_gmt":"2024-01-29T11:52:45","slug":"%e3%83%9e%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%b3%e3%81%ae%e7%af%89%e5%b9%b4%e6%95%b0%e3%81%94%e3%81%a8%e3%81%ae%e5%a3%b2%e5%8d%b4%e5%82%be%e5%90%91%e3%81%af%ef%bc%9f%e5%a3%b2%e5%8d%b4%e4%be%a1%e6%a0%bc","status":"publish","type":"post","link":"https:\/\/column.ouchi-kurabel.com\/mansion\/column\/article2719\/","title":{"rendered":"マンションの築年数ごとの売却傾向は?売却価格と築年数の関係をわかりやすく解説"},"content":{"rendered":"\n
マンションの売却傾向は、築年数ごとに異なります。\n\n\n\n
たとえば、築10年以内の築浅物件は高く売れる傾向にあることや、築30年を超え法定耐用年数を過ぎると売りづらくなることなどが挙げられます。\n\n\n\n
では、マンションの売却傾向は築年数ごとにどのように推移するのでしょうか?\n\n\n\n
今回は、マンションの売却傾向を築年数ごとに解説します。\n\n\n\n 一般的に、マンションは築年数が浅いほどよい条件で売却しやすいといわれています。\n\n\n\n これは、公益財団法人東日本不動産流通機構(東日本レインズ)が公表しているデータからも明らかです。\n\n\n\n そこで初めに、東日本レインズが2023年4月に公表した「築年数から見た首都圏の不動産流通市場(2022年)」から3つのデータを紹介します。\n\n\n\n マンションの売却を不動産会社へ依頼した場合には、原則としてそのマンションの情報が不動産流通機構(レインズ)に登録されます。\n\n\n\n このグラフは、中古マンションの対新規登録成約率(成約件数/新規登録件数)を築年数別に示したものです。\n\n\n\n 画像引用元:築年数から見た首都圏の不動産流通市場(2022年)(公益財団法人東日本不動産流通機構)\n\n\n\n これによると、築6年から10年のマンションの成約率がもっとも高いことがわかります。\n\n\n\n 以降は、築年数の経過とともに成約率が低下している状況が見て取れるでしょう。\n\n\n\n なお、築0年から5年の成約率が低い理由は、価格帯が新築物件と競合しやすい点などにあると考えられます。\n\n\n\n 中古マンションの築年数別平均価格は次のとおりです。\n\n\n\n 画像引用元:築年数から見た首都圏の不動産流通市場(2022年)(公益財団法人東日本不動産流通機構)\n\n\n\n 平均価格は、築年数が経過するとともに下がっています。\n\n\n\n なお、こちらは1㎡あたりの単価ではなく、売買価格の平均です。\n\n\n\n 中古マンションの1㎡あたりの平均単価を築年数別に表したグラフは下のとおりです。\n\n\n\n 画像引用元:築年数から見た首都圏の不動産流通市場(2022年)(公益財団法人東日本不動産流通機構)\n\n\n\n 成約物件で確認すると、築31年以上である中古マンションの平均㎡単価は、築0年から5年の中古マンションと比較して37%程度となっています。\n\n\n\n ここからは、築年数別に中古マンションの売却傾向を紹介します。\n\n\n\n はじめに、築10年以内のマンションの売却傾向について解説します。\n\n\n\n 築10年以内のマンションは築浅といわれ、人気が高い傾向にあります。\n\n\n\n 特に築5年から10年のマンションは古さも目立たない一方で、新築マンションよりも割安であるため購入希望者が少なくありません。\n\n\n\n また、ブランドマンションなどは特に値が下がりにくく、場合によっては新築とさほど変わらない価格で売却できる場合もあるでしょう。\n\n\n\n 築10年以内のマンション売却をご検討の際は、東証プライム上場企業のSREホールディングスが運営する「おうちクラベル」をご利用ください。\n\n\n\n おうちクラベルは、1度の入力で複数の不動産会社へ査定の依頼ができる不動産一括査定です。\n\n\n\n 複数社による査定額を比較することで、そのマンションの売却適正額が把握しやすくなるほか、そのマンションをよりよい条件で売却してくれる不動産会社を見つけやすくなるでしょう。\n\n\n\n おうちクラベルの不動産一括査定を試してみる\n\n\n\n 築10年以内のマンションを売却する際は、オーバーローンとなる可能性があります。\n\n\n\n オーバーローンとは、マンションの売却対価をすべて充てても、ローン残債が完済できない状態です。\n\n\n\n そのため、オーバーローンとならないことをあらかじめ確認しておかなければなりません。\n\n\n\n ローンが残っていても売却対価でローンを完済できる「アンダーローン」となる場合は、マンションの売却に支障はありません。\n\n\n\n 一方、オーバーローンとなる場合は、次の対応などを検討する必要が生じます。\n\n\n\n オーバーローンであり、これらのいずれの対応をとることも難しい場合は、マンションの売却ができない可能性があります。\n\n\n\n なぜなら、ローン完済も借り換えもできない場合は、金融機関がマンションについている抵当権の抹消に応じないためです。\n\n\n\n 抵当権とは、万が一ローン返済が滞った際に、金融機関がそのマンションを競売にかけてその売却対価からローン残債の回収を受けるための権利のことです。\n\n\n\n 遅くともマンションを引き渡す日までには、この抵当権を抹消しなければなりません。\n\n\n\n 抵当権がついたままのマンションは、売り手側の都合で突然マンションが競売にかけられるリスクがあり、このようなマンションを買う人などほとんどいないためです。\n\n\n\n マンションを売って利益が出る場合、譲渡所得税の対象となります。\n\n\n\n 譲渡所得税とこれに対応する住民税の税率は、マンションの所有期間がその年1月1日時点で「5年超」か「5年以下」かによって次の二段階に分かれています。\n\n\n\nマンションの売却価格と築年数の関係\n\n\n\n
中古マンションの対新規登録成約率\n\n\n\n
中古マンションの築年帯別平均価格\n\n\n\n
中古マンションの築年帯別平均㎡単価\n\n\n\n
マンションの売却傾向:築10年以内の場合\n\n\n\n
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築浅マンションは人気が高く高値で売れる可能性がある\n\n\n\n
売却時にはオーバーローンに注意する\n\n\n\n
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5年以内の売却では譲渡所得税にも注意する\n\n\n\n