{"id":2787,"date":"2024-01-29T20:54:47","date_gmt":"2024-01-29T11:54:47","guid":{"rendered":"http:\/\/column.ouchi-kurabel.com\/?p=2787"},"modified":"2024-01-29T20:54:48","modified_gmt":"2024-01-29T11:54:48","slug":"%e3%83%9e%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%b3%e3%82%92%e3%80%8c%e5%a3%b2%e3%82%8b%e3%80%8d%e3%80%8c%e8%b2%b8%e3%81%99%e3%80%8d%e3%81%ae%e3%81%af%e3%81%a9%e3%81%a3%e3%81%a1%e3%81%8c%e5%be%97%ef%bc%9f","status":"publish","type":"post","link":"https:\/\/column.ouchi-kurabel.com\/mansion\/column\/article2787\/","title":{"rendered":"マンションを「売る」「貸す」のはどっちが得?メリット・デメリットを解説"},"content":{"rendered":"\n
所有しているマンションに住まなくなった場合、そのマンションを売るのか貸すのかに悩むこともあるでしょう。\n\n\n\n
マンションを売ることと貸すことには、それぞれ異なるメリットとデメリットがあります。\n\n\n\n
今回は、マンションを売るか貸すか迷った際に検討のヒントとするための情報をまとめて解説します。\n\n\n\n この記事を参考に、ぜひマンションを売るか貸すかを検討してみてください。\n\n\n\n 住まなくなったマンションを売るかしかし、マンションの引き渡しまでにローンの完済ができないと、マンションに付いている担保である「抵当権」が抹消できず、事実上売却が困難となります。貸すかは、どのように決めればよいのでしょうか?\n\n\n\n はじめに、基本的な考え方を紹介します。\n\n\n\n マンションは、築年数の経過とともに価値が下がる傾向にあります。\n\n\n\n これは、公益財団法人東日本不動産流通機構(通称「東日本レインズ」)が2023年2月24日に公表した「築年数から見た首都圏の不動産流通市場(2022年)」からも明らかです。\n\n\n\n この調査結果によると、中古マンションの築年帯別平均㎡単価は次のとおりです。\n\n\n\n 参照元:築年数から見た首都圏の不動産流通市場(2022年)(国土交通省)\n\n\n\n そのため、マンションをいずれ売るつもりがあり、築年数の浅いうちに売りたいと考えている場合は、マンションを貸さずにすぐに売却するとよいでしょう。\n\n\n\n マンションを貸すと、その間にも徐々に価値が低下するためです。\n\n\n\n 現時点におけるマンションの売却価格が知りたい場合は、東証プライム上場企業のSREホールディングスが運営する「おうちクラベル」の不動産一括査定をご利用ください。\n\n\n\n おうちクラベルとは、1度の入力で複数の不動産会社に査定の依頼ができる不動産一括査定です。\n\n\n\n 複数社による査定額を比較することで、現在の売却価格を想定しやすくなるでしょう。\n\n\n\n おうちクラベルの不動産一括査定を試してみる\n\n\n\n マンションを貸すと、賃貸管理に手間がかかります。\n\n\n\n 具体的には、トイレなどの故障時に修理の手配をしたり家賃滞納時に取り立てをしたりすることなどが挙げられます。\n\n\n\n 賃貸管理は管理会社に依頼することもできますが、この場合は管理委託料の支払いが必要です。\n\n\n\n このような手間やコストをかけたくない場合は、マンションを貸すのではなく売ることを検討するとよいでしょう。\n\n\n\n 一時的な出張でその地域を離れるのみである場合など、将来またそのマンションに戻ってくる可能性がある場合は、マンションを売らずに貸すことを検討するとよいでしょう。\n\n\n\n この場合は、普通借家契約ではなく定期賃貸借契約とすることをおすすめします。\n\n\n\n これについては、後ほど改めて解説します。\n\n\n\n 賃貸経営をしたい場合は、マンションを売らずに貸すこととなります。\n\n\n\n ただし、賃貸経営は決して簡単なものではありません。\n\n\n\n 「楽に儲かる」程度の考えから手を出すと、後悔する可能性もあるでしょう。\n\n\n\n 賃貸経営は、投資というより経営の一種です。\n\n\n\n 成功させるには、日々の学びや戦略が必要となることを十分に理解しておくことが必要です。\n\n\n\n そのマンションにローンが残っている場合は、売るか貸すかを決める際に金融機関にも相談をするべきでしょう。\n\n\n\n なぜなら、マンションを貸すには、住宅ローンから投資用ローンに切り替えなければならず、住宅ローンのままではそのマンションを貸し出すことはできないためです。\n\n\n\n しかし、この投資用ローンは住宅ローンよりも金利が高く、審査も厳しい傾向にあります。\n\n\n\n そのため、そもそも投資用ローンへの切り替えが金融機関に認められないと、マンションを貸し出すことができません。\n\n\n\n また、マンションを売ろうにも、オーバーローンとなっていると売却できない可能性があります。\n\n\n\n オーバーローンとは、マンションの売却対価をすべて充ててもローンが完済できない状態です。\n\n\n\n オーバーローンとなっていても、自己資金や親族からの借り入れなどでローンが完済できる場合は問題ありません。\n\n\n\n しかし、マンションの引き渡しまでにローンの完済ができないと、マンションに付いている担保である「抵当権」が抹消できず、事実上売却が困難となります。\n\n\n\n 抵当権とは、ローン返済が滞った場合に、金融機関がマンションを競売(けいばい)にかけその対価からローン残債の回収をすることができる権利のことです。\n\n\n\n そのため、そのマンションがローン返済中である場合は、あらかじめ金融機関に相談する必要があります。\n\n\n\n マンションを貸すことと比較して、マンションを売ることにはどのようなメリットがあるでしょうか?\n\n\n\n 主なメリットは次のとおりです。\n\n\n\n 1つ目のメリットは、売却によってまとまった資金が手に入ることです。\n\n\n\n まとまった資金が得られれば、これを元手として住み替え先となる物件の購入もしやすくなります。\n\n\n\n 2つ目のメリットは、賃貸管理などの手間が不要となることです。\n\n\n\n 先ほど解説したように、マンションを貸すと管理の手間がかかります。\n\n\n\n また、希望する入居者が現れるかが気になり、心理的な負担となる場合もあるでしょう。\n\n\n\n 一方で、マンションを売ると自分の手から離れるため、賃貸管理の手間や心理的な負担から解放されます。\n\n\n\n 先ほど解説したように、マンションは築年数が浅いうちの方が高値で売却できる傾向にあります。\n\n\n\n そのため、いったん賃貸に出すよりも早期に売却したほうが、より高値で売れる可能性があるでしょう。\n\n\n\n マンションを貸す場合は、引き続き毎月の管理費や修繕積立金、毎年の固定資産税を負担し続けなければなりません。\n\n\n\n よい条件での入居者が見つかれば家賃から支払えるため問題ないものの、入居者が見つからない期間分もこれらの費用負担が発生し続けます。\n\n\n\n 一方、マンションを売ると、以降はこれらの費用負担を負う必要はありません。\n\n\n\n このように、マンションを売ることには多くのメリットがあります。\n\n\n\n マンションの売却をご検討の際は、ぜひ「おうちクラベル」の不動産一括査定をご利用ください。\n\n\n\n おうちクラベルでは、1度の入力で複数の不動産会社に査定の依頼をすることが可能です。\n\n\n\n 複数社による査定額を比較することで、そのマンションがいくらで売れるのか想定しやすくなるでしょう。\n\n\n\n おうちクラベルの不動産一括査定を試してみる\n\n\n\n マンションを売ることにはデメリットもあります。\n\n\n\n 主なデメリットと注意点は次のとおりです。\n\n\n\n 先ほども解説したように、マンションを売る際は、遅くとも引き渡し時点までにローンを完済しなければなりません。\n\n\n\n オーバーローンとなる場合は、次の対応の検討が必要です。\n\n\n\n ただし、住み替えローンの審査は厳しく、必ずしも審査が通るとは限りません。\n\n\n\n そのため、ローンが残っているマンションを売る場合はあらかじめ金融機関に相談しておく必要があります。\n\n\n\n マンションを売って利益が出ると、譲渡所得税の対象となります。\n\n\n\n 譲渡所得税はどこかから納付書などが送付されるのではなく、原則として自分で計算をして確定申告をしなければなりません。\n\n\n\n ただし、譲渡所得税はさまざまな特別控除があり、売却するマンションが居住用である場合は、結果として譲渡所得税がゼロになる可能性もあります。\n\n\n\n 譲渡所得税を自分で算定することは容易ではありません。\n\n\n\n そのため、マンションを売ることが決まったら、あらかじめ税理士や管轄の税務署に相談のうえ、譲渡所得税の試算をしておくことをおすすめします。\n\n\n\n 将来またそのマンションに住みたいと考えている場合は、マンションを売却することはおすすめできません。\n\n\n\n 売却したマンションを将来買い戻せる可能性は高くないためです。\n\n\n\n マンションを売る場合と比較して、マンションを貸すメリットはどのような点にあるでしょうか?\n\n\n\n 主なメリットは次のとおりです。\n\n\n\n マンションを賃貸に出す最大のメリットは、定期的に賃料収入を得られることです。\n\n\n\n よい条件で借りてくれる入居者が見つかった場合は、いわゆる不労所得を得ることができます。\n\n\n\n そのマンションに将来戻ってくる予定がある場合は、マンションを売らずに所有し続けることになります。\n\n\n\n しかし、マンションは持っているだけでも月々の管理費などが発生するため、空き家のままで所有し続けることは得策ではありません。\n\n\n\n この場合は、マンションを貸すことでいずれ戻ってくるまでの間もマンションを所有し続けやすくなります。\n\n\n\n マンションを貸し出して不労所得を得ることに憧れを持つ方もいるかもしれません。\n\n\n\n しかし、マンションを貸すことにはデメリットや注意点もあります。\n\n\n\n マンションを貸す際は、次の点をよく理解しておいてください。\n\n\n\n マンションを貸すのではなく売ることに決めた場合は、ぜひ「おうちクラベル」の不動産一括査定をご利用ください。\n\n\n\n 複数の不動産会社による査定額を比較することで、そのマンションの売却に強い不動産会社を見つけやすくなります。\n\n\n\n おうちクラベルの不動産一括査定を試してみる\n\n\n\n 先ほど解説したように、マンションに住宅ローンが残っている場合は、マンションをそのまま貸し出すことはできません。\n\n\n\n マンションを貸す際は、投資用ローンへの切り替えが必要です。\n\n\n\n 投資用ローンは住宅ローンと比較して金利が高いうえ、審査も厳しい傾向にあります。\n\n\n\n マンションをよい条件で貸し出すことができると不労所得が得られるとはいえ、希望する条件での借り手が見つかるとは限りません。\n\n\n\n 特に、築古のマンションや駅から遠いマンションなどでは、家賃を安くしないと借り手が見つからない可能性があるでしょう。\n\n\n\n また、マンションを貸し出している間もマンションの老朽化は進行します。\n\n\n\n そのため、当初はよい入居者が見つかったとしても、その入居者が退去して次の入居者を探す際は、家賃を引き下げなければならないかもしれません。\n\n\n\n マンションを貸すと、水回りやトイレなどに故障や不具合が生じる可能性があります。\n\n\n\n このような際は、原則としてオーナーである貸主が修理を手配したり修理費を支払ったりするなどの対応をしなければなりません。\n\n\n\n また、入居者が家賃を滞納した場合も取り立てる対応が必要になります。\n\n\n\n このように、賃貸管理には手間がかかります。\n\n\n\n このような管理を管理会社に任せることもできますが、これには月々の費用負担が必要です。\n\n\n\n マンションを貸す場合は、管理費や修繕積立金、固定資産税などを負担し続けなければなりません。\n\n\n\n 当然ながら、入居者が見つからずに空室のままでも費用を負担する必要があり、これらを加味して資金計画を立てる必要があります。\n\n\n\n マンションを貸す場合、所有者の都合でいつでも返してもらえるわけではありません。\n\n\n\n オーナーの都合で賃貸借契約を終了させるには、正当な事由が必要です。\n\n\n\n 一定期間の経過後に賃貸借契約を終了させたい場合は、定期借家契約も検討するとよいでしょう。\n\n\n\n これについては、後ほど改めて解説します。\n\n\n\n マンションを貸して賃料収入を得る場合、これに対して税金がかかります。\n\n\n\n そのため、原則として毎年確定申告をしなければなりません。\n\n\n\n 会社員などこれまで確定申告をしていなかった人にとっては、これが負担となる可能性があります。\n\n\n\n マンションを売るか貸すか迷った場合、どのような流れで検討すればよいのでしょうか?\n\n\n\n 検討する際の基本的な流れは次のとおりです。\n\n\n\n マンションを売るか貸すかを迷ったら、不動産会社に査定を依頼することも1つの手です。\n\n\n\n 査定とは、不動産会社にマンションの売却予想額を算定してもらう手続きです。\n\n\n\n 査定を受けてマンションの売却予想額を知れば、マンションを売るか貸すかを検討しやすくなるでしょう。\n\n\n\n マンションの査定は、1度の入力で複数の不動産会社に査定の依頼をすることができる「おうちクラベル」をご利用ください。\n\n\n\n おうちクラベルの不動産一括査定を試してみる\n\n\n\n 査定額を確認したうえで、ローンを組んでいる金融機関へ相談しましょう。\n\n\n\n 先ほど解説したように、ローンの状況によっては売ることや貸すことが制限される可能性があるためです。\n\n\n\n 査定額や金融機関への相談結果を踏まえ、先ほど解説をしたメリットとデメリットを検討します。\n\n\n\n 自分自身や家族などの状況や考え方などを踏まえ、売るか貸すか慎重に検討しましょう。\n\n\n\n マンションを売ることに決めた場合、マンションを売るまでの流れは次のとおりです。\n\n\n\n はじめに、マンションの売却を依頼する不動産会社を選定します。\n\n\n\n マンションの売却は、そのマンションの売却に強い信頼できる不動産会社を選ぶとよいでしょう。\n\n\n\n 不動産会社の選定は、ぜひ「おうちクラベル」をご利用ください。\n\n\n\n 複数社による査定額や説明などを比較することで、そのマンションの売却に強い信頼できる不動産を見つけやすくなるでしょう。\n\n\n\n おうちクラベルの不動産一括査定を試してみる\n\n\n\n 不動産会社を選定したら、その不動産会社と媒介契約を締結します。\n\n\n\n 媒介契約は次の3種類があります。\n\n\n\n 状況や希望に合った媒介契約を選定してください。\n\n\n\nマンションを売るか貸すかはどう決める?\n\n\n\n
築年数が浅いうちに売りたい場合:売る\n\n\n\n
賃貸管理の手間やコストをかけたくない場合:売る\n\n\n\n
将来そのマンションに戻ってくる可能性がある場合:貸す\n\n\n\n
賃貸経営をしたい場合:貸す\n\n\n\n
ローンが残っている場合:金融機関に相談する\n\n\n\n
マンションを売るメリット\n\n\n\n
\n
まとまった資金が手に入る\n\n\n\n
賃貸管理の手間が不要となる\n\n\n\n
築年数が浅いうちに売れるためより高値がつきやすい\n\n\n\n
管理費や修繕積立金、固定資産税の支払いが不要となる\n\n\n\n
マンションを売るデメリット・注意点\n\n\n\n
\n
原則としてローンを完済する必要がある\n\n\n\n
\n
譲渡所得税の対象となる可能性がある\n\n\n\n
将来買い戻せるとは限らない\n\n\n\n
マンションを貸すメリット\n\n\n\n
\n
定期的に賃料収入を得られる\n\n\n\n
いずれ戻ってくる時期まで所有を続けやすい\n\n\n\n
マンションを貸すデメリット・注意点\n\n\n\n
\n
住宅ローンを借りたままでは貸すことができない\n\n\n\n
希望の条件で貸し続けられるとは限らない\n\n\n\n
設備の故障やトラブル時の対応が必要となる\n\n\n\n
管理費や修繕積立金、固定資産税などがかかり続ける\n\n\n\n
所有者の都合でいつでも返してもらえるわけではない\n\n\n\n
賃貸収入に対して税金がかかる\n\n\n\n
マンションを売るか貸すか迷った場合の検討手順\n\n\n\n
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不動産会社から査定を受ける\n\n\n\n
金融機関に相談する\n\n\n\n
改めてメリット・デメリットを比較検討する\n\n\n\n
マンションを売る場合の流れ\n\n\n\n
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売却を依頼する不動産会社を決める\n\n\n\n
不動産会社と媒介契約を締結する\n\n\n\n