{"id":296,"date":"2023-02-15T10:06:39","date_gmt":"2023-02-15T01:06:39","guid":{"rendered":"http:\/\/column.ouchi-kurabel.com\/article192\/"},"modified":"2023-11-10T11:12:54","modified_gmt":"2023-11-10T02:12:54","slug":"post_121","status":"publish","type":"post","link":"https:\/\/column.ouchi-kurabel.com\/mansion\/column\/article296\/","title":{"rendered":"マンションの査定の注意点は?算出方法や査定価格に影響するポイント・査定価格を上げるコツも詳しく解説します"},"content":{"rendered":"\n

できるだけ高く査定してもらうためには、注意したいポイントを知っておく必要があるでしょう。
今回はマンションの査定を行う際の注意点や査定価格に影響するポイントなどを詳しく解説します。\n\n\n\n

1.マンションの査定の注意点\n\n\n
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マンションの査定は売却価格を決める重要なものです。\n\n\n\n

納得のいく売却ができるかどうかを左右するポイントでもありますが、具体的にどのような点に注意が必要なのでしょうか。\n\n\n\n

まずはマンションの査定の注意点を解説します。\n\n\n\n

1-1.相場を把握しておく\n\n\n
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マンションの査定を行う前に、相場を把握しておきましょう。\n\n\n\n

不動産の査定を行う際、不動産会社によっては相場にかけ離れた、高額な査定価格を提示されることがあります。\n\n\n\n

この場合、高い査定価格を提示して売買の仲介契約を結ぶことを目的としている可能性があります。\n\n\n\n

相場を事前に把握しておけば、査定価格が妥当なものかどうかをある程度判断できるでしょう。\n\n\n\n

マンションの相場は、過去の取引価格などからある程度把握できます。\n\n\n\n

取引価格は不動産会社が公開している取引実績の他に、公的な機関からの情報提供サイトなどで確認できます。\n\n\n\n

ご自身のマンションと近い条件のマンションが、過去にどの程度の価格で取引されていたのかを確認しましょう。\n\n\n\n

ただし、これらの情報サイトで確認ができるのは、あくまでも過去の取引での価格です。\n\n\n\n

不動産の価格は景気の動向や周辺の開発状況などによっても左右されるため、過去と実際に売却する際の相場が変わっている可能性があることも念頭においておきましょう。\n\n\n\n

1-2.査定前に掃除をする\n\n\n
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マンションの査定時には部屋の状態も査定価格に影響するため、査定前に掃除をしましょう。\n\n\n\n

査定時には、壁や床に損傷や汚れがないかなどの部屋そのものの劣化の状態をチェックされます。\n\n\n\n

軽微な汚れなどであれば査定価格に大きな影響はありませんが、散らかったままでは正確な査定ができず、不動産会社の担当者からの印象も悪くなってしまう可能性があります。\n\n\n\n

印象を落とすことなく正確に査定をしてもらうためにも、可能な範囲での掃除をしておくことがおすすめです。\n\n\n\n

1-2-1.水回りの状態\n\n\n\n

特にチェックされているのが、水回りの状態です。キッチンやお風呂などの水回りは内覧時にチェックされやすい場所の1つであり、部屋の印象を左右するポイントでもあります。\n\n\n\n

水回りが清潔な状態であれば購入希望者が内覧する際にも好印象を持ってもらいやすく、購入へとつながる可能性を高められます。\n\n\n\n

1-2-2.部屋のにおい\n\n\n\n

床や壁などの傷や汚れの他に、部屋のにおいも同様にチェックされやすいものですが、ご自身では気づきにくいポイントです。\n\n\n\n

部屋全体にしみついたにおいを完全に消すことは難しいものですが、査定前の掃除で換気や消臭剤を使うなどをしてにおい対策をしておきましょう。\n\n\n\n

査定前の掃除はご自身で行える範囲で問題なく、ハウスクリーニングなどを行う必要はありません。\n\n\n\n

清潔な状態に保っているという印象を不動産会社へ与えられる程度に部屋を掃除しておきましょう。\n\n\n\n

1-3.リフォームはしない\n\n\n\n

マンションを査定する前に、部屋をきれいな状態にするためにリフォームを検討している方もいるかもしれません。しかし、査定の前にリフォームをする必要はありません。\n\n\n\n

1-3-1.リフォームをしても費用が回収できない可能性がある\n\n\n\n

査定時に部屋の状態もチェックされていますが、査定価格はそれだけで決まるわけではなく、周辺の環境やマンションそのものの構造など部屋以外の要素も含めて決定します。\n\n\n\n

そのため、部屋の状態を良くしようとリフォームを行っても、期待通りの査定価格にならない可能性があるのです。\n\n\n\n

また、リフォームは多額の費用が必要となりますが、それを売却価格で回収できるとは限りません。\n\n\n\n

場合によっては掃除や修繕で十分だったところをリフォームし、無駄な出費になってしまったとも考えられるでしょう。\n\n\n\n

さらにリフォームを行っても、購入希望者のニーズとマッチしていなければなかなか売却へと至らない可能性もあります。\n\n\n\n

リフォームが必要かどうかは査定前に個人で判断せず、査定後に不動産会社へ相談することをおすすめします。\n\n\n\n

1-3-2.査定前に個人で修繕を行う\n\n\n\n

リフォームまでは必要ありませんが、個人で可能な範囲での修繕は実施しておいた方が良いでしょう。\n\n\n\n

例えば電球が切れたままであったり、ドアの建てつけが悪くなっていたりする場合、そのままだと査定時にマイナスの評価を受ける可能性があります。\n\n\n\n

リフォームまでは必要ありませんが、物件本来の機能を保つための修繕であれば事前に実施していた方が査定価格を上げられるでしょう。\n\n\n\n

1-4.物件の欠陥を隠さない\n\n\n\n

物件の欠陥を隠さないことも、マンションの査定時に注意したいポイントです。\n\n\n\n

マンションの欠陥を正直に伝えると査定価格が下がってしまうのではないかと思い、隠したいと考える方もいるかもしれません。\n\n\n\n

しかし、欠陥を隠して売却する場合、契約不適合責任に問われてしまう可能性があります。\n\n\n\n

1-4-1.契約不適合責任とは\n\n\n\n

契約不適合責任とは、売却する不動産に欠陥があった場合に売主側が負う責任のことです。\n\n\n\n

売却する不動産が、本来有しているべき機能や性質を満たしていない場合に責任に問われることがあるのです。\n\n\n\n

契約不適合責任には、物理的瑕疵・法律的瑕疵・環境瑕疵・心理的瑕疵などが挙げられます。瑕疵(かし)とは法律用語で欠点のことです。\n\n\n\n

1-4-2.契約不適合責任の具体例\n\n\n\n

契約不適合責任の一例として、雨漏りや排水管の詰まりなどの欠陥を隠して売却した場合、売却後に判明すれば買主側から損害賠償を請求される可能性があります。\n\n\n\n

機能的な欠陥の他に、住人が自殺した部屋などのいわゆる事故物件にも適用されます。\n\n\n\n

買主が住みたくないと感じる出来事があったことを隠している場合には、心理的な瑕疵がある物件とみなされることもあるのです。\n\n\n\n

こうした欠陥を隠すことを法的な問題へと発展することもあるため、欠陥がある場合は査定時に正直に担当者へ伝えましょう。\n\n\n\n

1-5.査定は複数の不動産会社に依頼する\n\n\n\n

マンションの査定は複数の不動産会社へ依頼しましょう。\n\n\n\n

マンションの査定価格は複数の要素によって左右されるため、1社だけでは査定価格の妥当性を判断できません。\n\n\n\n

前述したように、不動産会社によっては査定価格を高く見積もって契約へとつなげようとしているケースもあります。\n\n\n\n

妥当な金額での売却を行うためにも、複数の不動産会社へ依頼して比較することをおすすめします。\n\n\n\n

ただし、複数の不動産会社へ査定依頼を出すのは時間も手間もかかるため面倒に感じる方もいることでしょう。\n\n\n\n

その場合に便利なのが不動産一括査定サイトです。\n\n\n\n

不動産一括査定サイトでは簡単な情報の入力で複数の不動産会社へ査定依頼ができます。\n\n\n\n

ソニーグループが運営するおうちクラベルは、優良な不動産会社へ査定依頼ができる不動産一括査定サイトです。\n\n\n\n

簡単な入力で手間なく査定依頼ができるため、ぜひご活用ください。\n\n\n\n

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2.査定価格の算出方法は?\n\n\n
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マンションの査定時の注意すべきポイントの他に、査定価格はどのように算出されているのかも気になるポイントでしょう。\n\n\n\n

不動産の査定価格を計算する際には、主に下記の3つの方法で計算されます。\n\n\n\n