{"id":3023,"date":"2024-01-29T21:02:16","date_gmt":"2024-01-29T12:02:16","guid":{"rendered":"http:\/\/column.ouchi-kurabel.com\/?p=3023"},"modified":"2024-01-29T21:02:18","modified_gmt":"2024-01-29T12:02:18","slug":"%e3%80%902024%e3%80%91%e4%b8%8d%e5%8b%95%e7%94%a3%e3%81%ae%e7%84%a1%e6%96%99%e6%9f%bb%e5%ae%9a%e3%81%a7%e3%82%88%e3%81%8f%e3%81%82%e3%82%8b%e3%83%88%e3%83%a9%e3%83%96%e3%83%ab%e3%81%a8%e3%81%af","status":"publish","type":"post","link":"https:\/\/column.ouchi-kurabel.com\/realestate\/column\/article3023\/","title":{"rendered":"【2024】不動産の無料査定でよくあるトラブルとは?具体例と対策を解説"},"content":{"rendered":"\n
不動産を売る際は、はじめに不動産会社に査定の依頼をすることが一般的です。\n\n\n\n
しかし、この不動産無料査定が原因でトラブルとなるケースもゼロではありません。\n\n\n\n
では、不動産無料査定にまつわるトラブルにはどのようなものがあるのでしょうか?\n\n\n\n
今回は、不動産の無料査定でよくあるトラブルを紹介するとともに、トラブルを避けるための対策を解説します。\n\n\n\n 不動産の無料査定とは、不動産の売却想定額を不動産会社に算定してもらう手続きです。\n\n\n\n 査定を受けることでその不動産を売るかどうかの判断がしやすくなるほか、不動産の売出価格(売り手の希望販売価格)を決める際の基準ともなります。\n\n\n\n 査定には主に次の3つがあります。\n\n\n\n ここでは、それぞれの概要を解説します。\n\n\n\n 簡易査定とは、不動産会社の担当者が現地を訪問せずに行う査定です。\n\n\n\n 「机の上」で行う査定であることから、「机上査定」とも呼ばれます。\n\n\n\n 簡易査定では訪問日程の調整などが必要ないため査定を受ける側の負担が小さく、多くの不動産会社に依頼しやすいことがメリットです。\n\n\n\n 査定結果は数時間から1日程度で確認することができます。\n\n\n\n 一方で、現地を確認しない分査定の精度は粗くなる傾向にあり、不動産を売り出す際は別途訪問査定が必要となることが一般的です。\n\n\n\n 訪問査定とは、不動産会社の担当者が現地を確認したうえで行う査定です。\n\n\n\n 査定の精度が高く、不動産を売り出す際は、一般的に訪問査定による査定額をベースに売出価格を決めることとなります。\n\n\n\n その反面、訪問査定では不動産会社の担当者を現地に招き入れる必要があることから、あまり多くの不動産会社に依頼するのは現実的ではありません。\n\n\n\n 一般的に、3社から5社程度に絞って依頼することが多いでしょう。\n\n\n\n 査定結果が出るまでには、1週間程度の日数を要します。\n\n\n\n AI査定とは、ユーザーが入力した情報をもとにAI(人工知能)が自動的に売却想定額を算出するウェブサービスです。\n\n\n\n 個人情報を入力することなく活用できるものが多く、手軽に査定額の目安を知ることができます。\n\n\n\n 一方で査定額は粗く、不動産を売り出す際は、改めて不動産会社に査定の依頼が必要です。\n\n\n\n そのため、「今は不動産を売るつもりがないものの、手軽に売却額の目安を見てみたい」という場合などの活用に留めた方がよいでしょう。\n\n\n\n 不動産の無料査定でよくあるトラブルには、どのようなものがあるでしょうか?\n\n\n\n 無料査定にまつわる主なトラブルや無料査定を発端とした主なトラブルは、次のとおりです。\n\n\n\n よくあるトラブルの1つ目は、不動産会社から営業の電話がかかってくることです。\n\n\n\n 不動産会社が査定を無料で受けているのは、不動産の売却依頼を受けるための営業活動としての側面があるためです。\n\n\n\n そのため、査定の依頼をすると売却に関する営業の電話がかかってくるのは、ある意味当然のことです。\n\n\n\n とはいえ、ほとんどの不動産会社は常識をわきまえており、断ったにもかかわらず何度もかけたり深夜など迷惑な時間帯に電話を掛けたりはしないでしょう。\n\n\n\n 一方で、中には断られたにもかかわらず何度も電話をかけたり、迷惑な時間に電話をかけたりする不動産会社が混じっている可能性もゼロではありません。\n\n\n\n よくあるトラブルの2つ目は、査定額と実際の売却額が乖離(かいり)することです。\n\n\n\n 査定額は、あくまでもその不動産会社が考える売却予想額であり、必ずしもその価格で不動産が売れるという保証ではありません。\n\n\n\n そのため、結果的に査定額では売れなかったとしても、それは致し方ないことです。\n\n\n\n しかし、あまりにも乖離が大きすぎる場合は、不動産会社が売却の依頼を受けるために根拠のない高めの査定額を提示した可能性が否定できません。\n\n\n\n 査定額と売却額の乖離が大きいと、資金計画に大きな狂いが生じるリスクがあります。\n\n\n\n 売却しようとする不動産に不具合があるにもかかわらず、不動産会社の担当者がこれを隠して売るようにアドバイスをすることでトラブルに発展する可能性があります。\n\n\n\n 中古不動産には、多かれ少なかれ故障や不具合があることが一般的です。\n\n\n\n 不具合がある場合は、原則としてあらかじめ買主に説明し、契約書やこれに添付する書類に明記しなければなりません。\n\n\n\n なぜなら、買主としては不具合の有無を加味したうえ、売買価格が適正であると判断して不動産の購入を決めるためです。\n\n\n\n 買主に不具合を隠したまま売ると、その分だけ売買価格は高くできるかもしれません。\n\n\n\n しかし、引き渡し後に買主から「契約不適合責任」を問われ、トラブルとなる危険性があります。\n\n\n\n 契約不適合責任とは、契約上は不具合がないはずであるにもかかわらず、不具合がある建物を引き渡した場合など引き渡したものが契約内容と合致しない場合、買主から売主に対して追及できる責任です。\n\n\n\n 具体的には、不具合の補修請求や代金減額請求、損害賠償請求などがなされる可能性があります。\n\n\n\n 不動産売買で不動産会社が受け取ることのできる報酬額(仲介手数料)には、次のとおり上限額が定められています。\n\n\n\n不動産の無料査定の概要と種類\n\n\n\n
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簡易査定(机上査定)\n\n\n\n
訪問査定\n\n\n\n
AI査定\n\n\n\n
不動産の無料査定でよくあるトラブル\n\n\n\n
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不動産会社から営業の電話がかかってくる\n\n\n\n
査定額では不動産が売却できない\n\n\n\n
不備を隠して売るようにアドバイスされる\n\n\n\n
価値の低い不動産であるためぞんざいにあしらわれる\n\n\n\n