{"id":344,"date":"2023-02-25T17:53:14","date_gmt":"2023-02-25T08:53:14","guid":{"rendered":"http:\/\/column.ouchi-kurabel.com\/article227\/"},"modified":"2023-11-09T10:17:27","modified_gmt":"2023-11-09T01:17:27","slug":"post_163","status":"publish","type":"post","link":"https:\/\/column.ouchi-kurabel.com\/realestate\/column\/article344\/","title":{"rendered":"【不動産売却】査定を受ければ見積もり金額が分かる!流れや注意点をまとめて解説"},"content":{"rendered":"\n

不動産を売却する際には、あらかじめ不動産会社に査定を依頼して見積もり額を確認することが大切です。しかし、査定とはどのようなもので、どのような流れで進められるのか全く分からず、不安に感じる方もおられるのではないでしょうか。\n\n\n\n

本記事では、不動産の査定にはどのような種類があるのか、また、査定に必要な書類などを含めて査定の流れについて分かりやすく解説します。合わせて見積もりの際のチェックポイントについても紹介しますので、不動産の売却を考えておられる方は参考にしてください。\n\n\n\n

1.まずは不動産売却における見積もりの種類を確認\n\n\n
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不動産売却における見積もり、つまり査定には、\n\n\n\n

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  • 机上査定\n\n\n\n
  • 訪問査定\n\n\n\n\n

    の2種類があります。\n\n\n\n

    それぞれの査定の概要や、メリットそしてデメリットについて、次項で解説します。\n\n\n\n

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    1-1.見積もりの種類1:机上査定\n\n\n\n

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    机上査定とは簡易査定とも言われ、売却する物件の情報を入力するだけで査定ができる仕組みです。\n\n\n\n

    机上査定では入力された内容をもとに、過去のデータを参考にしながらおおよその査定額を算出します。参考にするデータは該当物件の周辺の売り出し事例のほか、過去に実際に成約した事例における取引価格、また、国土交通省によって年に1度公表される「公示価格」を参考にすることもあります。\n\n\n\n

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    机上査定を申し込む際に必要な情報の例は、以下のとおりです。\n\n\n\n

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    • 物件の住所\n\n\n\n
    • 間取り\n\n\n\n
    • 家屋および土地の面積\n\n\n\n
    • 築年数\n\n\n\n\n

      物件の現況やこれまでにリフォームを行っているかなどの情報は提供しませんので、最終的な取引価格との差が生じる可能性がある点は理解しておく必要があります。\n\n\n\n

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      入力情報のみで見積もり額を算出するため、見積もり結果が分かるまでの期間が短い点が机上査定の特徴の1つです。申し込んで数日以内に見積もり結果を知ることができます。さらにメールでの依頼が可能なことから、平日の昼間は仕事があって忙しい方でもメールで机上査定を依頼でき、見積もり結果もメールで受け取れます。\n\n\n\n

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      細かい見積もり結果はまだ分からなくてもいいけれど、概算だけを知りたいと思っておられる方におすすめの査定方法です。\n\n\n\n

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      1-1-1.机上査定のメリット\n\n\n\n

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      机上査定を依頼するメリットは、大まかではあるものの売却する不動産の売却価格を把握できることです。また、複数社に依頼することで、最終的に売却活動を依頼する不動産会社を探すこともできます。実はこの点が非常に重要で、最終的にいくらで売却できるかは依頼する不動産会社の手腕にかかっていると言っても過言ではありません。\n\n\n\n

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      せっかく複数の不動産会社の対応を比較できるチャンスですので、机上査定を依頼するにあたっては複数の不動産会社に依頼し、見積もり結果を比較してみましょう。合わせて不明な点は問い合せるなど実際に話をしてみることで、説明の仕方やわかりやすさなどから自分が信頼できる不動産会社を探せるでしょう。\n\n\n\n

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      1-1-2.机上査定のデメリット\n\n\n\n

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      机上査定のデメリットとして覚えておかなければならないのは、机上査定の見積もりの結果はあくまでも目安であるということです。つまり、見積もり結果の額で売却できるわけではなく、逆に実際の売却価格との差が生じるケースが多く見られます。\n\n\n\n

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      そのため、机上査定の見積もり結果を受け、より実際の取引価格に近い額を知りたいと思った場合は、次項で紹介する「訪問査定」を利用することをおすすめします。訪問査定では実際に売却する物件を見て最終的な見積もり額を算出するため、より実際の取引価格に近い額を把握することが可能です。\n\n\n\n

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      1-2.見積もりの種類2:訪問査定\n\n\n\n

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      もう1つの見積もり(査定)方法が訪問査定です。訪問査定とは、売却したいと思っている物件を実際に不動産会社に見てもらい、前もって行った簡易査定の結果を基に物件の使用状況や土地の地形、接道状況のほか、日当たりや周辺環境など実際に物件を取り巻く要素も含めて必要な内容を確認し、総合的に判断した見積もり結果を提示します。\n\n\n\n

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      机上査定では物件の状況や日当たり、周辺環境などは分かりませんし、接道状況などは法的な規制にかかっていないかを知るための重要な要素になります。それらの要素を全て取り入れて最終的な見積もり結果を算出するため、机上査定で算出した結果と比べ、より実際に取引を行う際の売却価格に近い額を知ることが可能です。\n\n\n\n

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      訪問査定を依頼する際には登記済証や登記識別情報通知書のほか、戸建てであれば土地の測量図などを準備しておくとより実際の販売価格に近い額を算出できますし、その後の販売活動にも役立ちます。\n\n\n\n

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      また、訪問査定の依頼先は机上査定を行った結果から選んだ信頼できる不動産会社にしましょう。そして、実際の対応などを確認し、最終的にその不動産会社と媒介契約を結ぶかを決めるようにしてください。\n\n\n\n

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      訪問査定は取引価格に近い見積もり額を知ることと合わせ、最終的に媒介契約を結ぶ不動産会社の選択にもつながることを心得ておくとよいでしょう。\n\n\n\n

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      1-2-1.訪問査定のメリット\n\n\n\n

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      訪問査定を受けることでより正確な売却価格の目安を知ることができる点が大きなメリットですが、ほかにも訪問査定ならではのメリットがあります。それは、最終的に自分が信頼して売却活動を任せられる不動産会社を選ぶための確認ができることです。\n\n\n\n

      訪問査定では実際に不動産会社の方が来て対応するため、その対応の状況や担当となるかもしれない方との相性などを知ることができます。\n\n\n\n

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      不動産の売却にあたり、不動産会社そして担当の方との相性はとても重要です。大切な不動産を売却しようと思うなら、信頼できる不動産会社に任せたいと思うものです。ただ、何もせず待っていても見つかるものではなく、自分から積極的に動いて見つけなければなりません。\n\n\n\n

      そういった意味でも、訪問査定は重要な意味を持つのです。\n\n\n\n

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      1-2-2.訪問査定のデメリット\n\n\n\n

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      訪問し、実際の物件や周辺価格を詳しく見た結果の見積もり結果ですので、訪問査定の見積もり額は取引における成約額に近い額になると思われがちです。しかし、取引においては買い主の希望も考慮されますので、値引きを求められることもあります。一方で、逆にタイミングが合わずいつまで経っても購入希望者が出てこないことも考えられます。\n\n\n\n

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      不動産の売却において重要なことは、信頼できる不動産会社に依頼することはもちろん、その不動産会社の営業力が強いかどうかも考えなければならない点です。いくら自分が信頼できる不動産会社であったとしても、営業力が弱ければいつまで経っても物件が売れないという状況を生みかねません。\n\n\n\n

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      不動産会社を選ぶにあたっては信頼でき、さらにこれまでの販売実績の多い会社を選ぶことが大切です。\n\n\n\n

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      2.【不動産の売却に向けて】見積もりに必要な書類を確認\n\n\n
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      不動産を売却するにあたり、見積もりに必要な書類には以下のものがあります。戸建てやマンションなど、物件の形態によって必要な書類は異なりますが、概ね以下の書類が必要になりますので、事前に準備しておきましょう。\n\n\n\n

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      ・不動産売買契約書および重要事項説明書(購入時のもの)\n\n\n\n

      不動産売買契約書は、売買契約締結時に2通作成し、本書は不動産会社と自分が持っているはずです。本書がみつからない場合は、購入した不動産会社に連絡すると控えをもらえます。重要事項説明書は、契約書に付帯しているはずですので確認してみましょう。\n\n\n\n

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      ・登記済証や登記識別情報通知書\n\n\n\n

      不動産を購入した際には所有権移転や保存の登記を行っているはずですので、登記済証や登記識別情報通知書などが必要です。いずれも法務局で取得できます。早いのは直接法務局に赴いて取得する方法ですが、平日に時間が取れないときは郵送で依頼しましょう。\n\n\n\n

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      ・土地測量図面(売却する物件が土地もしくは戸建て住宅の場合)\n\n\n\n

      測量図も法務局にて取得できますので、登記済証を取得する際に合わせて取得しましょう。\n\n\n\n

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      ・建設設計図(注文住宅の場合)\n\n\n\n

      注文住宅の場合工事請負契約を結んでいますので、契約書に設計図が添付されているはずです。工事請負契約書についても売買契約書と同様に本書が2通あり、建設会社と自分が11つずつ保管しています。\n\n\n\n

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      そのほか、自分で用意できる書類として以下のものがあります。\n\n\n\n

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      • 固定資産税納税通知書\n\n\n\n
      • 管理規約(マンションの場合)\n\n\n\n
      • 売却する本人の本人確認書類\n\n\n\n\n

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        また、住宅ローンの支払いが残っている場合は住宅ローンの残高証明書も必要ですので、忘れないように準備しておきましょう。\n\n\n\n

        3.不動産売却に必要な見積もりの流れとは\n\n\n\n

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        不動産売却に必要な見積もりの流れは、以下のとおりです。\n\n\n\n

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        3-1.机上査定の流れ\n\n\n\n

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        机上査定を依頼する際は不動産一括査定サイトを利用し、複数の会社に依頼するようにしましょう。できれば実績の豊富な会社を6社程度選んで依頼することをおすすめします。\n\n\n\n

        不動産会社によっては早ければ当日に見積もり結果が届きますし、遅くても翌日には全ての見積もり結果がそろいます。見積もり結果の受け取りについては電話で受ける方法とメールで受ける方法が用意されていますので、自分に合った方法を選ぶようにしましょう。\n\n\n\n

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        この時に重要なことは、見積もりの結果を比較するだけでなく、内容が分かりやすいかなどもチェックし不明な点があれば直接不動産会社に問い合わせることです。その対応次第で、どの不動産会社に依頼するかの候補を絞ることも忘れないようにしてください。\n\n\n\n

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        3-2.訪問査定の流れ\n\n\n\n

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        机上査定の結果、訪問査定を依頼する不動産会社を選定し、訪問査定を依頼します。査定には自分が立ち会わなければなりませんので、査定にかかる時間がどのくらいなのかを聞き取り、最初から最後まで対応できる日時を調整して決めるようにしましょう。\n\n\n\n

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        訪問査定当日は不動産会社の担当者に物件のアピールポイントや注意点などを伝え、査定を行ってもらいます。訪問査定では物件だけでなく周辺環境まで合わせて査定を行うため、周辺環境でアピールできるポイントなどがあれば忘れずに伝えておくことをおすすめします。\n\n\n\n

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        また、売却しようとしている物件に欠陥がある場合は必ず伝えなければなりません。伝えないまま売却し、欠陥があったことが発覚すると賠償責任を負わなければならなくなる可能性もあります。これは法律でも売り主の瑕疵担保責任として規定されています。\n\n\n\n

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        査定内容を確認し、納得できれば必要に応じて不動産会社と契約を結びましょう。\n\n\n\n

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        4.見積もりの際に確認されるポイントを確認\n\n\n
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        見積もりを依頼するにあたって、不動産会社が査定の際に確認するポイントを知っておくことも大切です。そのうえで事前に対応できるところは行っておきましょう。\n\n\n\n

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        4-1.建物の構造や築年数を含む状況\n\n\n\n

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        建物の構造は重要な確認ポイントです。また、建物には耐用年数が設定されており、耐用年数は構造によって異なります。一般的に木造建築物は耐用年数が短く、鉄筋コンクリート造の方が長く設定されています。耐用年数の確認と合わせて、その住宅の耐震性能や防火性能の状況も確認しておきましょう。\n\n\n\n

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        一般的に築年数が経っているほど査定額は低くなります。そのため、売却を考えているなら、できるだけ早めに売却する方が高く売れます。また、リフォームや大規模修繕工事の実績があるなら、リフォーム箇所や大規模修繕工事を行った時期なども合わせて伝えることが大切です。\n\n\n\n

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        また、住みやすい間取りであるかもチェックされるポイントです。収納スペースや生活動線などこだわっている場所があるなら、忘れずに伝えておきましょう。\n\n\n\n

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        4-2.生活環境\n\n\n\n

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        窓から見える眺めや日当たり、さらに風通しの良さは、査定額が上がるポイントです。日当たりや風通しの良さは実際に体験してもらうことが重要なので、査定を依頼する日の天気や時間帯も考慮しておくことをおすすめします。\n\n\n\n

        もし訪問査定の日が曇りや雨など天気の悪い日なら、晴れた日の日当たりの写真を用意しておくと不動産会社の担当者にも分かりやすいでしょう。\n\n\n\n

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        4-3.不動産の周辺環境\n\n\n\n