{"id":347,"date":"2023-02-28T11:35:14","date_gmt":"2023-02-28T02:35:14","guid":{"rendered":"http:\/\/column.ouchi-kurabel.com\/article230\/"},"modified":"2023-11-08T18:03:03","modified_gmt":"2023-11-08T09:03:03","slug":"content_12","status":"publish","type":"post","link":"https:\/\/column.ouchi-kurabel.com\/realestate\/column\/article347\/","title":{"rendered":"不動産買取の相場が市場価格の7割になる理由は?高額買取のコツも紹介"},"content":{"rendered":"\n

不動産の「買取」とは、不動産会社に直接家を買い取ってもらう売却方法です。\n\n\n\n

 不動産会社が仲介に入る一般的な売却方法とは異なり、条件に納得すればすぐに家を売却できるため、家を早く手放したい方や、すぐにまとまった資金が欲しい方にとって便利なサービスです。\n\n\n\n

一方で、不動産会社に依頼して売却するよりも価格が下がってしまう点や、不動産会社と直接取引をする必要がある点など、利用にあたって気になることも多いのではないでしょうか。\n\n\n\n

不動産買取は誰でも利用できるサービスですが、納得した条件で家を売るために、いくつか押さえておきたいポイントがあります。初めて家を売る方が知っておきたい基本知識を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。\n\n\n\n

1.不動産買取の相場は仲介価格の7割が目安\n\n\n\n
\"\"\n\n\n\n

一般的に不動産買取による買取価格は、不動産会社に依頼して売却する場合の7割程度が相場と言われており、価格の安さを理由に利用をためらう方も少なくありません。\n\n\n\n

 実は、不動産買取時の価格は必ず7割になるとは言い切れません。市況によっては6割程度になる場合もあれば、9割程度で買い取ってもらえることもあり実際の買取価格は不動産会社に依頼して査定を行わなければ断定できないのです。\n\n\n\n

2.不動産買取とは\n\n\n\n
\"\"\n\n\n\n

不動産買取による相場について説明する前に、そもそも不動産買取とはどういうものなのか改めて解説します。\n\n\n\n

 「不動産買取」とは、不動産会社に物件を買い取ってもらう不動産取引です。物件の所有者が売主、不動産会社が買主となって価格などを直接交渉し、条件がまとまり次第すぐに契約に進めます。広告や内見など、一般的な不動産売買でイメージするような販売活動を行わずにすむのが特徴です。\n\n\n\n

一方で、不動産を売却するには「仲介」という方法もあります。不動産仲介会社が売却物件の広告作成や内見の案内をするほか、売主と買主の間に入って契約条件の交渉を行うなど、成約まで一貫してサポートを行います。買主を探し成約に至るまで、「買取」と比較すると時間がかかりますが、不動産会社と通じて買主と交渉を行えるため、市場相場での売却が可能です。ただし、仲介を利用した場合は、成約時に不動産会社に対して仲介手数料の支払いが発生するという点には注意が必要です。\n\n\n\n

仲介や買取を含めた「不動産売買」に関して詳細に知りたいという方は、「こちら」の記事で解説していますのでぜひご覧ください。\n\n\n\n

不動産売買に諸費用・税金はどれくらいかかる? 仲介会社の選び方も解説\n\n\n\n

2-1.即時買取\n\n\n\n

不動産の買取には、「即時買取」と「買取保証」という2つの種類があります。\n\n\n\n

「即時買取」は、買取価格の交渉が完了したタイミングですぐに買い取ってもらう方法です。売買市場での販売活動は行わず、不動産会社と物件の所有者との間ですぐに締結まで進むため、ほかの売却方法と比較して最も早く不動産を売却できます。売却完了までに要する期間は、買取を依頼してから最短で5日~1週間程度、長くても1ヶ月程度です。不要になった不動産をすぐに現金化できるため、まとまった資金を早く確保したい場合や、すぐに物件を手放したい場合に活用できます。\n\n\n\n

 その一方で、買取価格は市場相場の1~3割程度安くなるという点がデメリットとして挙げられます。\n\n\n\n

2-2.買取保証\n\n\n\n

「買取保証」は、仲介と即時買取を組み合わせたような買取方法です。はじめの一定期間は一般市場に向けた販売活動を行うことで、仲介による売却を目指し、期間内に契約がまとまらなかった場合は不動産会社に直接買い取ってもらいます。仲介期間は3ヶ月程度に設定するのが一般的です。\n\n\n\n

仲介の場合は、買主が見つかるまで売却先が決まらないため、売却時期のめどが立たないという難点があります。だからといって即時買取のみを利用すると、どうしても売却金額が下がってしまうため、売却を急いでいない方にとっては損をしたような気持ちになってしまうでしょう。\n\n\n\n

市場相場で売却できる可能性を残しながら、売却時期のめども立てられるという点が、買取保証を利用するメリットです。\n\n\n\n

3.不動産買取の相場が低くなる理由\n\n\n\n
\"\"\n\n\n\n

不動産買取での相場が市場相場と比較して低くなるのは、買取価格を決定する際にさまざまな費用が引かれているほか、不動産会社が負うリスクが考慮されるためです。つまり、不動産買取においてどのように価格が決まるかを事前に知っておくことで、物件を高く買い取ってもらうための対策やコツが見えてきます。\n\n\n\n

不動産買取の相場が低くなる主な理由は下記の5つです。\n\n\n\n