{"id":359,"date":"2023-03-04T23:12:27","date_gmt":"2023-03-04T14:12:27","guid":{"rendered":"http:\/\/column.ouchi-kurabel.com\/article241\/"},"modified":"2023-11-08T16:07:32","modified_gmt":"2023-11-08T07:07:32","slug":"post_173","status":"publish","type":"post","link":"https:\/\/column.ouchi-kurabel.com\/realestate\/column\/article359\/","title":{"rendered":"不動産売買契約書とは?記載内容やチェックポイント・注意点について解説"},"content":{"rendered":"\n

不動産の売却・購入時に欠かせないのが不動産売買契約書です。不動産売買契約書は不動産の売買に関する取り決め内容を記した文書であり、後々のトラブルを防止する役割を果たします。\n\n\n\n

不動産会社が仲介する取引では通常、不動産会社が不動産売買契約書を作成します。売主・買主ともにその内容をよく確認することが重要です。\n\n\n\n

不動産会社を通さず個人間で売買するケースでは、不動産売買契約書を自ら作るか、専門家に作成を代行してもらうことになります。この場合も記載するべき内容を十分に把握していることが必要です。\n\n\n\n

当ページでは、不動産売買契約書に記載するべき内容とチェックポイント、不動産売買契約を締結する際の注意点を解説します。この記事を読むことで不動産売買契約書の作り方や読み方を把握できますので、ぜひ参考にしてください。\n\n\n\n

1.不動産売買契約書とは?\n\n\n
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不動産売買契約書とは、不動産売買の契約内容を証明する文書です。\n\n\n\n

契約自体は本来、当事者間の合意があれば成立します。ただ、口頭のみの約束では、誤解や記憶違いなどで契約後にトラブルに発展するリスクが大きくなります。\n\n\n\n

高額な金銭のやり取りが生じる不動産売買の場合、「言った」「言わない」で争うことになるリスクが潜んでいることが多くあります。そのようなリスクを回避するため、契約内容を不動産売買契約書として書面に残して明確にすることが重要です。\n\n\n\n

不動産売買契約書には、取引対象になる物件の所在地や面積といった基本情報のほか、代金の支払方法や支払期限、所有権移転の時期など、売主・買主の行動内容も記載されます。\n\n\n\n

1-1.土地売買契約書との違いは?\n\n\n\n

不動産売買契約書と似ている「土地売買契約書」は、不動産のうち土地の売買のみを対象とした契約書です。建物だけを対象とした契約書は「建物売買契約書」であり、土地と建物の両方を対象とするのが不動産売買契約書です。\n\n\n\n

つまり、土地付きの戸建てを売買する際は不動産売買契約書を作成します。\n\n\n\n

マンションを売買する場合も不動産売買契約書を作成するのが一般的です。マンションは一見すると建物だけの取引にも見えますが、建物の専有部分のほかにも、敷地権や敷地利用権といった土地を利用する権利も取引するためです。\n\n\n\n

2.不動産売買契約書に記載する内容とチェックポイント\n\n\n
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不動産売買契約書には、売買価格や支払期日といった基本項目のほか、契約違反があった場合についてなど重要なポイントが明記されています。\n\n\n\n

記載する主な内容は以下のとおりです。\n\n\n\n