{"id":371,"date":"2023-03-07T08:27:27","date_gmt":"2023-03-06T23:27:27","guid":{"rendered":"http:\/\/column.ouchi-kurabel.com\/article253\/"},"modified":"2023-12-26T14:23:49","modified_gmt":"2023-12-26T05:23:49","slug":"post_182","status":"publish","type":"post","link":"https:\/\/column.ouchi-kurabel.com\/mansion\/column\/article371\/","title":{"rendered":"マンションを売却するならどこがいい?不動産比較のポイントを解説"},"content":{"rendered":"\n

マンションの売却を検討する際、不動産会社の選択を悩む人は多いのではないでしょうか。不動産会社にも得意とする分野や地域があるため、購入時に利用した不動産会社にそのまま依頼することが正解とはかぎりません。\n\n\n\n

この記事では、マンションを売却する場合におすすめの不動産会社や、比較検討するポイントなどを紹介します。マンションができるだけ好条件で売却できるように、ぜひ参考にしてください。\n\n\n\n

1.マンション売却におすすめの大手不動産会社10社ランキング\n\n\n\n
\"\"\n\n\n\n

この項目では、マンション売却におすすめの大手不動産会社10社について紹介します。おすすめの不動産会社は次の表をご覧ください。\n\n\n\n

【マンション売却におすすめの大手不動産会社10社】\n\n\n\n

  \n

取り扱い高\n

\n

仲介件数\n

\n

店舗数\n

\n

1位\n

\n

SRE不動産\n

\n

—\n

\n

—\n

\n

7店舗\n

\n

2位\n

\n

三井不動産リアルティグループ\n

\n

18,926億円\n

\n

41,183件\n

\n

291店舗\n

\n

3位\n

\n

東急リバブル\n

\n

15,779億円\n

\n

28,750件\n

\n

199店舗\n

\n

4位\n

\n

住友不動産販売\n

\n

14,533億円\n

\n

38,144件\n

\n

256店舗\n

\n

5位\n

\n

野村不動産ソリューションズ\n

\n

9,648億円\n

\n

10,081件\n

\n

94店舗\n

\n

6位\n

\n

三井住友トラスト不動産\n

\n

5,503億円\n

\n

8,226件\n

\n

71店舗\n

\n

7位\n

\n

三菱UFJ不動産販売\n

\n

4,501億円\n

\n

4,652件\n

\n

35店舗\n

\n

8位\n

\n

みずほ不動産販売\n

\n

4,286億円\n

\n

3,978件\n

\n

49店舗\n

\n

9位\n

\n

オープンハウス\n

\n

3,624億円\n

\n

8,268件\n

\n

62店舗\n

\n

10位\n

\n

積水ハウス不動産グループ\n

\n

2,878億円\n

\n

7,973件\n

\n

115店舗\n\n\n\n\n

参考:不動産流通推進センター「2022不動産業統計集 3.不動産流通」\n\n\n\n

※数値は2022年9月調査公表ベース\n\n\n\n

取扱高や仲介件数、店舗数などを参考にそれぞれ上位の不動産会社について、解説します。\n\n\n\n

1-1.SRE不動産\n\n\n\n

ソニーグループ株式会社のグループ会社であるSRE不動産は、大手の中では珍しくマンションの売主の仲介に特化した不動産会社です。売主と買主両方を仲介する会社とは異なり、売主に寄り添って交渉を進めてくれます。\n\n\n\n

不動産会社は売主と買主と両方の仲介を行う「両手仲介」と、売主か買主どちらか一方だけの仲介を行う「片手仲介」に分かれます。SRE不動産は売主専門の片手仲介を行います。\n\n\n\n

両手仲介の場合、売主と買主の利益を取り持つため、売主に有利な条件で進むとはかぎりません。一方片手仲介の場合は、どちらかの立場に有利な条件で契約を進められます。\n\n\n\n

SRE不動産では、専門のエージェントによるコンサルティングやAI技術を駆使した精度の高い査定が可能です。AI技術を活用した査定のシステムは、ディープラーニング技術を基に不動産査定のノウハウや不動産取引に特有の知識を導⼊しています。ソニーグループと新たに共同開発した機械学習ソリューションで査定をスムーズにサポートします。\n\n\n\n

利用地域は関東と関西に限られますが、WEB上での売却相談にも対応しています。マンションの売却におすすめの不動産会社です。\n\n\n\n

1-2.三井不動産リアルティ株式会社\n\n\n\n

三井不動産リアルティは、「三井のリハウス」のブランドで個人向けマンション売買仲介を手がける三井グループの不動産会社です。\n\n\n\n

大手企業の知名度を生かした広告宣伝力の強さや充実した売却サポートサービスが魅力です。\n\n\n\n

売却前に住宅設備や建物の状態を三井のリハウスが無償で診断した上で、物件引渡後の一定期間に発生した設備・建物の補修費用は三井のリハウスが負担してくれます。物件引き渡し後のトラブルを防げるため、安心して依頼できます。\n\n\n\n

2021年度の全国売買仲介取り扱い件数は41,183件と36年連続業界ナンバーワンで、業界最大手として圧倒的な売却実績を誇っています。100万件以上の取引から蓄積されたノウハウによる手厚いサービスが受けられます。\n\n\n\n

対象地域は、首都圏や関西、中部、中国、北海道、東北、九州など一部を除く全国の主要拠点に多くの店舗を持ちます。\n\n\n\n

集客力が高く、サポートが手厚い不動産会社に依頼したい人におすすめです。\n\n\n\n

1-3.東急リバブル株式会社\n\n\n\n

東急グループの不動産会社である東急リバブルは、不動産流通業界の先駆者として1970年代に誕生しました。業界に先駆けて取り入れた売却保証制度によってマンションの売却をサポートします。\n\n\n\n

売却保証とは、マンションが一定期間内に売却できなかった場合に、東急リバブルがあらかじめ提案した価格で買い取る制度です。東急リバブルが買い取ったマンションの再販によって利益が出た場合は、利益の一部が売主に還元される仕組みもあります。\n\n\n\n

ほかにも、マンション引き渡し後の建物や住宅に不具合があった場合、保証を肩がわりする「リバブルあんしん仲介保証サービス」など、売主に対するサービスが充実しており、売却者は安心して依頼できます。\n\n\n\n

東急リバブルは、三井不動産リアルティや住友不動産販売と共に不動産売買仲介の3大会社といわれ、仲介実績が豊富です。\n\n\n\n

首都圏、関西を中心に、札幌や仙台、名古屋、福岡など、対象地域を広げています。特に、首都圏、関西圏で手厚い売却サポートを受けたい人に特におすすめです。\n\n\n\n

1-4.住友不動産販売株式会社\n\n\n\n

住友不動産販売は、「すみふの仲介 ステップ」というブランドで個人向けの不動産仲介をしている住友グループの不動産仲介の会社です。業界最大手の三井不動産リアルティと肩を並べるほどの仲介実績を誇っています。\n\n\n\n

住友不動産販売の場合は、大手ならではの物件の広告宣伝力に強みがあるほか、営業員がマンツーマンで売主をサポートして売却仲介を行う点が特徴的です。ちょっとした疑問点や問題などがあってもスムーズに相談できます。\n\n\n\n

そのほかにも引き渡し時の保証サービスや、売却前にハウスクリーニングなどを無償で請け負ってくれるサービスもあります。\n\n\n\n

店舗はほぼ全国にわたり、首都圏、関西、東海、北海道、東北、中国、九州など主要拠点に256店舗を構えて対応しています。\n\n\n\n

住友不動産販売は、マンツーマンで営業員とマメにコンタクトを取りながら売却を進めたい人に向いています。\n\n\n\n

1-5.野村不動産ソリューションズ株式会社\n\n\n\n

野村不動産グループの不動産会社である野村不動産ソリューションズは、「野村の仲介+(PLUS)」という名前で、個人向けに不動産の売買仲介を行っています。\n\n\n\n

売却する不動産は、自社の不動産情報サイト「nomu.com(ノムコム)」などインターネットを活用し宣伝します。業界トップクラスのアクセス数を誇るノムコムは、集客力が高いことで知られる不動産情報サイトです。その高い集客力によって、マンションの売却をサポートします。\n\n\n\n

加えて、国内の事例データを基にした「マンションデータPlus」というサイトでは、マンションの相場価格や売却に役立つ情報をスムーズかつスピーディに把握できます。\n\n\n\n

また、充実した売却サポートも魅力の1つです。引き渡し後の設備保証サービスや、室内の見栄えをよくして売却価格を上げるためのホームステージング、クリーニングサービスなどを利用できます。\n\n\n\n

対象地域は、首都圏、関西、名古屋が中心です。ただしこれら以外の地域でも、nomu.com(ノムコム)を活用することによって広い地域に対応できます。\n\n\n\n

インターネットでの広告宣伝の強みをフル活用しながら売却を進めたい人におすすめです。\n\n\n\n

2.マンションを売却する不動産会社の選び方\n\n\n
\n
\"\"\n\n\n

マンションの売却価格は不動産会社によって左右される場合があります。そのため、売却の際は、信頼できる不動産会社へ依頼することが重要です。\n\n\n\n

とはいえ、信頼できる不動産会社を選択するには、何で判断すればいいかわからない方も少なくないでしょう。ここでは、マンションを売却する場合の不動産会社の選び方について、次の項目を解説します。\n\n\n\n

    \n
  • サービス内容\n\n\n\n
  • 得意分野・実績\n\n\n\n
  • 担当者の知識や信頼性\n\n\n\n
  • 口コミや評判\n\n\n\n\n

    2-1.サービス内容\n\n\n\n

    不動産会社が提供するサービス内容を確認します。不動産会社によっては、売買仲介のほか、マンションの売却を促進するさまざまなサービスを提供しています。不動産会社が提供している主なサービスは、次のようなものがあります。\n\n\n\n

      \n
    • ホームインスペクション\n\n\n\n
    • ホームステージング\n\n\n\n
    • ハウスクリーニング\n\n\n\n
    • マンションの設備の点検サポート\n\n\n\n
    • 荷物の一時預かり\n\n\n\n\n

      ホームインスペクションでは、住宅の劣化や欠陥を把握するために住宅診断を、ホームステージングでは内見者に好印象を与えるために、物件の室内を家具や照明でモデルルームのように演出するなど、さまざまなサービスが利用可能です。ほかにも、マンションを清潔にして設備を整えてくれるサービスなどがあります。\n\n\n\n

      会社ごとに詳細は異なるため、どこまでのサービスやサポートが受けられるのか、確認するのが重要です。\n\n\n\n

      各不動産会社のホームページなどを詳しく確認し、わからない点があれば相談してみましょう。\n\n\n\n

      2-2.得意分野・実績\n\n\n\n

      不動産会社の得意分野と実績を確認します。\n\n\n\n

      不動産会社ごとに得意分野や実績は異なるため、マンションを売却するならマンションの売却に特化した不動産会社を選択するといいでしょう。\n\n\n\n

      不動産会社の中には、マンション販売よりも戸建て住宅の販売に強い、または首都圏地域のみのマンション販売に強いなど、特徴はさまざまです。\n\n\n\n

      売却するマンションの地域に対応し、尚且つその地域での実績が豊富な会社を選ぶことによって、より好条件で売却できる可能性を高めましょう。販売実績が豊富にある不動産会社には顧客のデータやノウハウが蓄積されているため、マンションをより高く、スムーズに売りやすくなります。\n\n\n\n

      2-3.担当者の知識や信頼性\n\n\n\n

      不動産会社の担当者の知識や信頼性を確認します。同じ不動産会社の担当者でも、それぞれが持つ知識や信頼性は異なるからです。\n\n\n\n

      同じ地域もしくは、同じマンションの1室を売却した経験がある担当者なら、相場やニーズの把握がスムーズに行えます。加えて、マンション売却について豊富な知識を持っており信頼できる担当者であれば、安心して依頼できます。\n\n\n\n

      マンションは高額なため、指定した価格での売却は難しい上、契約後のトラブル対応などにも豊富な知識や経験が必要です。万が一トラブルが起きた場合でも、真摯に対応してもらえるような、信頼できる担当者に依頼しましょう。\n\n\n\n

      査定を依頼する際や問い合わせをする際は、担当者の対応や人柄をチェックして選ぶといいでしょう。\n\n\n\n

      2-4.口コミや評判\n\n\n\n

      不動産会社の口コミや評判を確認します。\n\n\n\n

      インターネット上では、不動産会社を実際に利用したお客様の口コミや評判を確認できます。口コミや評判は、実際に経験したお客様にしかわからない情報を把握できるため、おすすめです。\n\n\n\n

      口コミは、各不動産会社のホームページのほか、外部サイトなどにも投稿されています。「〇〇という担当者のおかげで安心して売却できた」「指定した価格で売却できなかった」など、さまざまな口コミがあるでしょう。\n\n\n\n

      どちらの口コミや評判も、全てが正しい情報とは限らないことを前提として、参考程度に利用しましょう。\n\n\n\n

      3.マンション売却で押さえておきたい基礎知識\n\n\n
      \n
      \"\"\n\n\n

      マンション売却で押さえておきたい基礎知識は次のとおりです。\n\n\n\n

        \n
      1. マンション売却の流れ\n\n\n\n
      2. マンション売却にかかる費用\n\n\n\n
      3. 売却にかかる時間\n\n\n\n\n

        それぞれについて紹介します。\n\n\n\n

        3-1.マンション売却の流れ\n\n\n\n

        マンションの流れを把握しておくと、契約の手続きがスムーズに行えます。マンション売却の流れは次のとおりです。\n\n\n\n

          \n
        1. 不動産会社にマンションの査定を依頼する\n\n\n\n
        2. 不動産会社を選択して媒介契約を交わす\n\n\n\n
        3. 売却活動を行う\n\n\n\n
        4. 購入希望者と売買契約を結ぶ\n\n\n\n
        5. マンションを引き渡す\n\n\n\n
        6. 確定申告を行う\n\n\n\n\n

          不動産会社にマンションの査定を依頼する際は、1社だけではなく、複数の不動産会社に査定を依頼しましょう。複数者の査定価格を比較することによって、相場を把握しやすくなります。\n\n\n\n

          査定価格に加えて、不動産会社が提供するサービス内容を確認した後、仲介を依頼し、媒介契約を結びます。その後、不動産会社に売却活動を行ってもらい、状況に応じて内見に対応します。\n\n\n\n

          買主が見つかれば売買契約を結び、規定の時期にマンションを引き渡します。売却金が出た場合、確定申告を行いましょう。\n\n\n\n

          3-2.マンション売却にかかる費用\n\n\n\n

          マンション売却にかかる費用や用途は次の表をご参照ください。\n\n\n\n

          【マンション売却にかかる費用】\n\n\n\n

          \n

          費用\n

          \n

          費用の目安\n

          \n

          用途\n

          \n

          仲介手数料\n

          \n

          マンションの売却金額×3%+6万円+消費税\n

          \n

          不動産会社に支払う手数料\n

          \n

          所有権移転登記費用\n

          \n

          4万~5万円\n

          \n

          所有権移転のための登記費用(司法書士への報酬、登録免許税など)\n