{"id":3788,"date":"2024-01-29T21:15:31","date_gmt":"2024-01-29T12:15:31","guid":{"rendered":"http:\/\/column.ouchi-kurabel.com\/?p=3788"},"modified":"2024-01-29T21:15:31","modified_gmt":"2024-01-29T12:15:31","slug":"%e5%9c%9f%e5%9c%b0%e3%82%92%e5%a3%b2%e3%82%8b%e9%9a%9b%e3%81%ae%e6%b3%a8%e6%84%8f%e7%82%b9%e3%81%af%ef%bc%9f%e5%9c%9f%e5%9c%b0%e3%81%ae%e5%a3%b2%e5%8d%b4%e3%82%b9%e3%83%86%e3%83%83%e3%83%97%e3%81%94","status":"publish","type":"post","link":"https:\/\/column.ouchi-kurabel.com\/land\/column\/article3788\/","title":{"rendered":"土地を売る際の注意点は?土地の売却ステップごとにわかりやすく解説"},"content":{"rendered":"\n
土地を売る際は、できるだけ失敗したくないと思うことでしょう。\n\n\n\n
しかし、土地の売却には注意点が多く、注意点を知らないと損をしたり後悔したりしてしまうかもしれません。\n\n\n\n
では、土地を売る際はどのような点に注意するとよいでしょうか?\n\n\n\n
今回は、土地を売る際の注意点について、ステップやケースごとに詳しく解説します。\n\n\n\n 土地を売る際は、はじめに売却へ向けて準備を行います。\n\n\n\n ここでは、売却前の準備段階における注意点を6つ紹介します。\n\n\n\n 土地を売る際は、あらかじめ自分でその土地の売却相場を調べておくようにしてください。\n\n\n\n 売却相場を知っておくことで、土地を売るかどうかの検討がしやすくなるほか、土地の売却による資金計画も立てやすくなるためです。\n\n\n\n 相場を知らず土地を安く売ってしまい後悔する事態を避けることも可能となります。\n\n\n\n 自分で土地の売却相場を調べる際は、国土交通省が運営する「不動産取引価格情報検索」が参考になります。\n\n\n\n このサイトでは、土地の実際の成約事例を、成約価格や成約時期、土地の所在地(町名まで)、最寄り駅名、最寄り駅までの距離、広さなどの情報とともに見ることができます。\n\n\n\n 掲載されている事例と売ることを考えている土地の情報を比較することで、その土地がどの程度の価格で売れるのか想定しやすくなります。\n\n\n\n 土地を売る際は、土地の売却にかかる一般的な期間をしっておくようにしてください。\n\n\n\n 平均的な売却期間を知っておくことで、現金化までにかかる期間の想定がしやすくなり、資金計画を立てやすくなるためです。\n\n\n\n 土地の売却を不動産会社に依頼してから成約までにかかる一般的な期間は、2か月から3か月程度といわれています。\n\n\n\n 具体的なデータは公益財団法人東日本不動産流通機構(通称「東日本レインズ」)が公表しています。\n\n\n\n 「首都圏不動産流通市場の動向(2022年度)」によると、2022年度において首都圏の土地が「レインズ」に登録されてから成約するまでの平均期間は78.9日でした。\n\n\n\n レインズとは、不動産会社が土地などの売却を依頼された際に売り出し情報を登録する、プロ向けのシステムです。\n\n\n\n 不動産会社に土地の売却を依頼してからレインズに情報が登録されるまでの期間は、5日から7日程度であることが一般的です。\n\n\n\n この期間を加算すると、不動産会社に土地の売却を依頼してから成約するまでの平均期間は85日程度となり、3か月弱で土地が売れることが多いといえます。\n\n\n\n ただし、これはあくまでも平均的な期間であり、売り出しから1か月足らずで成約する可能性がある一方で、売り出しから半年経っても売れない可能性も否定できません。\n\n\n\n 土地の売り出しは、期間に余裕をもって行うようにしてください。\n\n\n\n 土地を売る際は、隣地との境界が確定しているか確認しておいてください。\n\n\n\n 土地を売る際は、買主に対して土地の境界を明示することが必要となるためです。\n\n\n\n 境界が確定していない土地は後に隣地所有者との間でトラブルとなる可能性が高く、原則としてそのまま売ることはできません。\n\n\n\n 隣地との境界が確定しているかどうかは、境界確定図が手元にあることや現地に境界標があることなどで確認できます。\n\n\n\n 境界標とは、地中に埋まった金属製などの杭のことです。\n\n\n\n 境界標は赤く着色されていたり十字や矢印が書かれていたりするものが多いものの、材質などは地域や年代などによって異なり、一律に断言できるものではありません。\n\n\n\n 境界が確定しているかどうか自分で判断することが難しい場合は、査定依頼時に不動産会社の担当者へ相談のうえ確認してもらうようにしてください。\n\n\n\n 確認の結果、土地の境界が確定していないことがわかった場合は、土地を売る前に境界確定測量が必要となります。\n\n\n\n 宅地である土地を売る際は、その土地が「再建築不可」でないことを確認しておいてください。\n\n\n\n 再建築不可とは、土地が建築基準法の接道義務(建物の敷地が一定の道路に2メートル以上接していなければならないとの義務)を満たしておらず、現存する建物を取り壊すと原則としてその土地上に二度と建物が建てられない土地を指します。\n\n\n\n ただし、再建築不可であっても、現存する建物を使用し続けることは可能です。\n\n\n\n そのため、売りたい土地が再建築不可である場合は今ある建物を取り壊さず、リノベーションをして使ってもらう前提で売ることとなります。\n\n\n\n 売りたい土地が再建築不可であるにもかかわらず現存する建物を壊してしまうと、隣地所有者に安く売るしか方法がなくなるため、先走って建物を解体しないよう注意が必要です。\n\n\n\n 土地を売る際は、さまざまな費用や税金がかかります。\n\n\n\n 土地を売る前に、どの費用がどの程度かかるのか確認しておくようにしてください。\n\n\n\n かかる費用を把握しておくことで、土地の売却に伴う資金計画を立てやすくなるためです。\n\n\n\n 土地の売却でかかる主な費用と税金は次のとおりです。\n\n\n\n土地売却の注意点:準備段階\n\n\n\n
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自分で土地の売却相場を調べておく\n\n\n\n
土地の売却にかかる期間を把握しておく\n\n\n\n
土地の境界を確認しておく\n\n\n\n
再建築不可でないことを確認してく\n\n\n\n
土地を売ることでかかる費用や税金を把握しておく\n\n\n\n