{"id":381,"date":"2023-03-08T11:51:40","date_gmt":"2023-03-08T02:51:40","guid":{"rendered":"http:\/\/column.ouchi-kurabel.com\/article262\/"},"modified":"2023-11-18T13:09:49","modified_gmt":"2023-11-18T04:09:49","slug":"post_190","status":"publish","type":"post","link":"https:\/\/column.ouchi-kurabel.com\/house\/column\/article381\/","title":{"rendered":"買取は戸建て売却の最終手段?仲介との違いやケース別におすすめな売却方法を解説!"},"content":{"rendered":"\n
自宅を売却したいが「どうやって売ったらいいかわからない」、「買取と仲介のどちらで家を売却すればいいかわからない」と悩んでいる人もいるかもしれません。\n\n\n\n
また、できるだけ好条件で売りたいと考えている人や、自分たちの都合に合わせて売りたいと考えている人も多いはずです。\n\n\n\n
しかし、戸建ての売却について何も調べずに売却しようとすると、思わぬ出費があったり、いつまでも売れなかったりします。\n\n\n\n
適切に戸建ての売却を行うためにはある程度の知識が必要です。この記事では戸建ての売却方法や、売却する理由別におすすめの売却方法を徹底的に解説します。最後まで読んで、あなたに適した方法で戸建てを売却しましょう。\n\n\n\n
中古戸建ての売却方法は主に「仲介」と「買取」があります。買取とは主に買取会社に戸建てを直接売却する方法です。条件がまとまればすぐに売却ができ、売る側の負担が少ないのが特徴です。\n\n\n\n 一方、仲介は不動産会社を通じて第三者へ売却する方法です。こちらの買主は主に個人客となります。売却が完了するまで物件は売り手の所有物なので、売り手が物件の維持をする必要があります。\n\n\n\n 先述のとおり、不動産会社を介して戸建てを個人客へ売却する方法が「仲介」です。\n\n\n\n 仲介では、まず不動産会社へ販売活動を依頼するための「媒介契約」を締結する必要があります。\n\n\n\n 媒介契約には「一般」「専任」「専属専任」の3種類あり、それぞれ販売活動をどのように行うのかが異なります。物件の特徴やどのように販売活動をしていきたいかをよく考えて契約する種類を決めましょう。\n\n\n\n 媒介契約を締結することで、物件の販売活動を開始できます。では、仲介ではどのような流れで戸建てを売却していくのでしょうか。仲介での戸建て売却の流れについて以下で解説していきます。\n\n\n\n さて、仲介での戸建て売却の基本的な流れについて解説していきます。以下に表として流れをまとめましたので、仲介か買取かで悩んでいる人は以下の表を参考にしてみてください。\n\n\n\n 仲介での物件売却の流れ\n 備考\n 物件がいくらなのか査定してもらう。\n 査定額は不動産会社によって大きく異なる場合があるので、複数の不動産会社を比較するとよい。\n 不動産会社に売却の仲介を依頼する契約を媒介契約といい、以下の3種類がある。\n →複数の不動産会社と契約可能。自分で買い手を見つけたら不動産会社を通さず契約可能。\n →1社としか契約することができない。自分で買い手を見つけたら不動産会社を通さず契約可能。\n →1社としか契約することができない。自分で買い手を見つけても不動産会社を通す必要がある。\n 販売開始。不動産会社が集客を行う。\n 不動産会社が購入希望者を物件に案内する。自分もできるだけ立ち合い、居住者目線でアピールするとよい。\n 買い手と契約を交わす。\n 引渡し当日までには引っ越しを完了させ、家を空の状態にする。\n 買主の所有物となった段階ですべての鍵を渡す。\n 不動産会社へ仲介手数料、司法書士へ報酬を払う。\n\n\n\n\n 買取は買取会社に直接物件を売却する方法のことです。仲介は不動産会社を通して、一般の消費者に売却するのが基本的な流れでしたが、買取は買取会社が買い手となるため、売却してしまえばそれで終わりです。\n\n\n\n したがって、非常に短期間で売却できるというメリットがあります。\n\n\n\n ただし、売却までは短期間で行われますが、買取価格は仲介による相場価格の6〜8割程度に下がってしまいます。\n\n\n\n これは、戸建ての維持費を買取会社で負担する必要があるほか、再販時にかかるリフォーム代などの経費を考慮して利益を出す必要があるためです。\n\n\n\n したがって、仲介では売りにくい物件を売りたい人や、売却価格が多少下がってもいいから早く売却したいという人は、買取を選ぶといいでしょう。\n\n\n\n 戸建てを買取してもらう場合は、どのような流れになっているのでしょうか。基本的な流れを以下に表でまとめましたので、仲介での戸建て売却の流れと比較して、より自分に適したほうを選ぶようにしましょう。\n\n\n\n 買取での物件売却の流れ\n 備考\n 物件がいくらなのか査定してもらう。\n 査定額は不動産会社によって大きく異なる場合があるので複数の不動産会社を比較するのがよい。\n 買取会社と契約を交わす。\n 引渡し当日までには引っ越しを完了させ、家を空の状態にする。\n 買取会社の所有物となった段階ですべての鍵を渡す。\n\n\n\n\n より高い売却価格を求めて、仲介を選ぶ人もいるでしょう。しかし、仲介で気を付けてほしいことは「必ず売れるとは限らない」ということです。\n\n\n\n 買い手が見つからなければ、売れ残り物件になってしまいます。そのような事態を防ぐために「買取保証」というシステムをも設けている会社もあります。\n\n\n\n 買取保証とは「仲介」にて物件が一定期間売れなかった場合に、予め決めておいた価格で不動産会社が「買取」を行ってくれる売却方法のことです。\n\n\n\n この買取保証は不動産会社のみが行えるもので、一定期間仲介での販売を行えるため、より高価格で売却できる可能性があります。\n\n\n\n もし売れなかった場合でも、買取が保証されているので売り手が安心して、積極的な販売活動をすることができます。\n\n\n\n 物件がなかなか売れないと、売り手からすると非常に不安になるものです。仲介を選択する場合は、買取保証も一緒に付けると不安が拭えるでしょう。\n\n\n\n 戸建ての売却には「仲介」と「買取」があることを解説しました。では、仲介ではなく、買取を選ぶメリットは何でしょうか。買取を選ぶメリットは主に以下の8つが考えられます。\n\n\n\n 仲介を選ぶメリットも後程ご紹介しますので、互いのメリットを比べて自分に適した売却方法を選びましょう。\n\n\n\n 中古戸建てを買取してもらうメリット\n 早く簡単に売却できる\n 内見(内覧)に対応する必要がない\n 近所の人に物件を売却することを知られることがない\n 物件情報が公開されることがない\n リフォームなどさらなるコストがかからない\n 仲介手数料が必要ない\n 仲介で売却しにくい物件でもOK\n 契約不適合責任が免除される\n\n\n\n\n メリットの1つ目は「早く簡単に売却できる」ことです。買取の場合、物件を1ヶ月程度で売却することができます。\n\n\n\n 仲介で戸建ての物件を売却しようとした場合、戸建てはマンションに比べて売りにくいため、6ヶ月以上かかることもよくあります。それを考えると1ヶ月という期間の短さがよくわかります。\n\n\n\n また、早く売れば売るほど、物件の維持費や固定資産税が少なくて済みます。住む人のいない家を処分したい人や、できるだけ早くお金が欲しい人は、買取を選ぶことによって仲介よりも早く物件を売却できるためおすすめです。\n\n\n\n メリット2つ目は「内見(内覧)に対応する必要がない」ということです。\n\n\n\n 仲介での売却の場合は、売却できる可能性を高めたり、できるだけ短い期間で売ったりするためにも内見希望をできるだけ受け付け、その対応をしなければいけません。\n\n\n\n その対応が多いほど疲れますし、自分の大切な時間を奪われてしまいます。\n\n\n\n しかし、買取の場合は買取会社に物件を売却して終わりなので、内見対応をする必要がありません。自分の時間を削ってまで内見対応をしたくないという人は買取を選ぶことをおすすめします。\n\n\n\n メリット3つ目は「近所の人に物件を売却することを知られることがない」ということです。物件を売却することを、近所にあまり知られたくない場合もあることでしょう。\n\n\n\n 買取なら物件を売るための見学会が開催されたり、インターネット広告やチラシがまかれたりすることもありません。買取会社が一度物件の査定に訪れるくらいで済みます。\n\n\n\n 一方、仲介はチラシをまいたり見学会を開催したりするので、自然と近所に知れわたるでしょう。近所に物件売却のことを知られたくない人は、買取も検討してみましょう。\n\n\n\n メリット4つ目は「物件情報が公開されることがない」ことです。\n\n\n\n 仲介で戸建てを売却する際、詳細な所在地まで公開されることはありませんが、おおまかな立地や室内の写真などを公開し、買い手を探すことになります。\n\n\n\n 特に居住中の場合など、住んでいる部屋の状態が不特定多数に公開されてしまうことになります。室内写真を載せないという手もありますが、その分購入希望者が減ってしまうリスクがあります。\n\n\n\n しかし、買取では買取会社に売却して終わりなので、その心配はありません。自分が住んでいる間に物件情報が公開されることが嫌だという人は、買取を検討してもいいかもしれません。\n\n\n\n メリット5つ目は「リフォームなどさらなるコストがかからない」ことです。\n\n\n\n 仲介では不動産会社に販売を依頼し、購入希望者を募ります。多くの場合、購入希望者は一般の個人客で、購入した物件にそのまま住むことを前提としています。\n\n\n\n したがって、水回りが古かったり、住宅設備が故障していたりすると購買意欲が起きず、長期間売れ残ってしまう事態になりかねません。\n\n\n\n そうした事態を避けるために、必要な場所を修理・リフォームしたり、クリーニングしたりしてから売り出す場合があります。しかし、物件が古すぎたり故障が多かったりすると、修理代やリフォーム代がかさんでしまいます。\n\n\n\n こういった場合は仲介で購入希望者を探すのではなく、買取会社に売却するほうがいい可能性もあります。\n\n\n\n メリット6つ目は「仲介手数料が必要ない」ことです。\n\n\n\n 仲介では、売り手と買い手の間に不動産会社を挟むため、売買契約が成立した後、不動産会社に仲介手数料を支払わなければいけません。\n\n\n\n 仲介手数料は売買金額によって異なります。以下に仲介手数料を表に示しますので、仲介にした場合、実際にいくらほどかかるのか事前に試算してみるとよいでしょう。\n\n\n\n 売却額\n 仲介手数料\n 200万円以下\n 5%\n 200万円超から400万円以下\n 4%+2万円\n 400万円超\n 3%+6万円\n\n\n\n\n 不動産は価格も大きいので、3〜4%でもかなり大きな額になります。ただしこれは仲介の場合の手数料ですので、買取の場合は一切発生しません。ここにも買取のメリットがあります。\n\n\n\n1-1.不動産会社を仲介して売却するのが仲介\n\n\n\n
1-1-1.仲介での物件売却の流れ\n\n\n\n
\n \n 物件の価格査定 \n 媒介契約締結(どの会社を通して売却するか) \n \n
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媒介活動開始 \n 不動産会社が購入希望者を紹介、内見希望があるたびに対応 \n 売買契約 \n 引っ越し \n 引き渡し \n 1-2.買取会社に直接売却するのが買取\n\n\n\n
1-2-1.買取での物件売却の流れ\n\n\n\n
\n \n 物件の価格査定 \n 売買契約 \n 引っ越し \n 引き渡し \n 1-3.仲介+買取の買取保証という制度も\n\n\n\n
2.中古戸建てを買取してもらうメリット\n\n\n
\n \n \n \n \n \n \n \n \n 2-1.早く簡単に売却できる\n\n\n\n
2-2.内見(内覧)に対応する必要がない\n\n\n\n
2-3.近所の人に物件を売却することを知られることがない\n\n\n\n
2-4.物件情報が公開されることがない\n\n\n\n
2-5.リフォームなどさらなるコストがかからない\n\n\n\n
2-6.仲介手数料が必要ない\n\n\n\n
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