{"id":384,"date":"2023-03-08T15:42:35","date_gmt":"2023-03-08T06:42:35","guid":{"rendered":"http:\/\/column.ouchi-kurabel.com\/article265\/"},"modified":"2023-11-08T11:03:32","modified_gmt":"2023-11-08T02:03:32","slug":"post_193","status":"publish","type":"post","link":"https:\/\/column.ouchi-kurabel.com\/land\/column\/article384\/","title":{"rendered":"借地権の中古戸建ては売却できる?売却方法や少しでも高く売却するコツなどを解説"},"content":{"rendered":"\n
現在住んでいる借地権付き戸建てを売却したいと考えている人や、相続した戸建てが借地権付きでどのように処分したらいいのかわからないという人もいるのではないでしょうか。\n\n\n\n
借地権付き物件の売却には、通常の物件と異なる点もあるので注意が必要です。この記事では借地権の内容について詳しく解説するとともに、借地権付きの物件の売却方法などについても紹介します。\n\n\n\n
そもそも、借地権付きの戸建ては売却できるのでしょうか。結論からいうと売却は可能です。しかし、借地権付きの戸建てを売却するためには地主の承諾が必要です。\n\n\n\n 借地権とは住宅を購入する際に他人の土地を借りる権利のことで、地主に地代を払って土地を借りている状況をいいます。そして借地権には「地上権」と「賃借権」の2つの種類が存在します。\n\n\n\n 自分の借地権がどちらのタイプなのか、今一度確認しておきましょう。 \n\n\n\n 先ほど述べたとおり、借地権には2つのタイプがあります。\n\n\n\n 住宅を購入する際、一般的には土地を購入してそのうえに建物を建築します。購入した土地は自分のものですので、持つ権利は「所有権」です。\n\n\n\n しかし、中には他人の土地を借りてその上に建物を建築するケースがあります。建物の所有権は自分ですが、土地は借りているため所有権を得ることはできません。\n\n\n\n このような状況を借地権といい、土地を借りている人は地主に地代を払うことで土地を貸してもらう仕組みです。\n\n\n\n ちなみに借地権とは他人の土地に建物などを建てることを目的としてその土地を使用する権利ですので、駐車場として利用するために借りる場合では借地権は成立しないことになります\n\n\n\n そして、借地権は「地上権」と「賃借権」の2つのタイプに分けられます。\n\n\n\n 地上権とは、土地の上にある建物を所有する目的で土地を利用できる権利のことを指します。地上権の範囲には、その土地だけでなく土地の地下部分や建物の上の空間部分も含まれます。\n\n\n\n 地上権では地主に対して地代を払うことにより自分が直接土地を所有できる仕組みになっていることから、契約期間中は借りている側が所有者という位置付けになり、自由に売買することができるほか、土地の転貸も行えます。\n\n\n\n 地上権の権利がなくなるのは、借りている側と地主が合意したときもしくは期間満了後の更新が拒絶されたときですが、一般的には土地を借りている側が所有する意思を示している間はほぼ永久的に権利を所有できます。\n\n\n\n 賃借権とは、お金を払って借りている土地を使用できる権利をいい、土地の所有者はあくまでも地主にある点が地上権と異なるところです。\n\n\n\n 土地を借りているだけのため、地上権にあるような自由な売買や転貸は認められず、もし売買や転貸を行いたいなら、地主に相談して承諾を得なければなりません。承諾を得ずに売却もしくは転貸を行った場合、地主側は契約を解除できます。\n\n\n\n 借地権のほとんどはこの賃借権に該当し、土地を自由に取引することはできないことを覚えておきましょう。そして、この賃借権はさらに3つのタイプに分けられます。詳細については次章で解説します。\n\n\n\n2.あなたの「借地権」はどのタイプ?\n\n\n\n
2-1.賃借人の権利が強い「地上権」\n\n\n\n
2-2.多くの物件は「賃借権」\n\n\n\n
3.賃借権は主に3種類に分けられる\n\n\n