{"id":3871,"date":"2024-01-29T21:17:18","date_gmt":"2024-01-29T12:17:18","guid":{"rendered":"http:\/\/column.ouchi-kurabel.com\/?p=3871"},"modified":"2024-01-29T21:17:18","modified_gmt":"2024-01-29T12:17:18","slug":"%e5%8f%a4%e5%ae%b6%e4%bb%98%e3%81%8d%e3%81%ae%e5%9c%9f%e5%9c%b0%e3%81%ae%e5%a3%b2%e5%8d%b4%e6%96%b9%e6%b3%95%e3%81%af%ef%bc%9f%e6%b3%a8%e6%84%8f%e7%82%b9%e3%81%a8%e3%81%8b%e3%81%8b%e3%82%8b%e7%a8%8e","status":"publish","type":"post","link":"https:\/\/column.ouchi-kurabel.com\/land\/column\/article3871\/","title":{"rendered":"古家付きの土地の売却方法は?注意点とかかる税金・費用を解説"},"content":{"rendered":"\n
古家付きの土地を売却する場合、解体して更地にして売却するか古家付きの土地として売却するか迷ってしまうことでしょう。\n\n\n\n
解体して売ることと古家付きの土地として売ることには、それぞれどのようなメリット・デメリットがあるでしょうか?\n\n\n\n
また、古家付きの土地を売却する際は、どのような税金や費用がかかるでしょうか?\n\n\n\n
今回は、古家付きの土地の売却について詳しく解説します。\n\n\n\n 古家付き土地は「ふるやつきとち」と読み、老朽化が進行した古い家が建っている土地を指すことが一般的です。\n\n\n\n 一方で、家自体にも価値があり買主がその家を使う可能性が高いものは古家付き土地ではなく、「中古住宅」などと呼びます。\n\n\n\n 古家付きの土地を売却することには、2つの方法があります。\n\n\n\n ここでは、それぞれの概要について解説します。\n\n\n\n 1つ目は、売主が古家を解体して更地として売却する方法です。\n\n\n\n この場合、売主に解体費用の負担や解体会社とのやり取りなどの手間が生じる一方で、土地を高値で売りやすくなります。\n\n\n\n 2つ目は、古家を残したまま「古家付き土地」として売却する方法です。\n\n\n\n 買主は土地の購入後に古家を取り壊すことが多いものの、中には古家をそのまま活用する場合もあります。\n\n\n\n この場合、売主に解体費用の負担や解体会社とのやり取りなどの手間が生じない一方で、買主が見つかりにくくなったり売却価格が低くなったりする可能性があります。\n\n\n\n 古家を取り壊して売却する方法と古家付き土地として売却する方法にはそれぞれ異なるメリット・デメリットがあり、どちらがよいと一概にいえるものではありません。\n\n\n\n そのため、古家が建っている土地を実際に売却する際は、そのエリアでの不動産事情に詳しい不動産会社に相談することをおすすめします。\n\n\n\n 売却の相談ができる信頼できる不動産会社をお探しの際は、東証プライム上場企業のSREホールディングスが運営する「おうちクラベル」をご活用ください。\n\n\n\n おうちクラベルとは、査定依頼フォームに1度入力するだけで複数の不動産会社に査定の依頼をすることができる不動産一括査定です。\n\n\n\n 複数社による査定額や担当者のアドバイスなどを比較することで、その古家付き土地をよりよい条件で売ってくれる不動産会社を見つけやすくなります。\n\n\n\n おうちクラベルの不動産一括査定を試してみる\n\n\n\n ここからは、古家を取り壊して売却する方法と古家付き土地として売却する方法それぞれのメリットとデメリットを紹介します。\n\n\n\n はじめに、古家を解体したうえで更地として売却する主なメリットを解説します。\n\n\n\n 古家を解体して更地として売却した方が、古家付き土地として売却するよりも高値で売れる傾向にあります。\n\n\n\n 古家を解体して土地を売る場合にどの程度の価格で売れるのかが知りたい際は、不動産一括査定である「おうちクラベル」をご活用ください。\n\n\n\n おうちクラベルの不動産一括査定を試してみる\n\n\n\n 更地は買主にとって使い勝手がよく、買主が希望する物件の新築へとスムーズに取り掛かりやすくなります。\n\n\n\n また、買主が解体費用を捻出したり解体会社とやり取りしたりする必要もありません。\n\n\n\n そのため、古家付き土地と比較してニーズが高い傾向にあり、買主が見つかりやすいといえます。\n\n\n\n 古家を解体して更地として売却することにはデメリットもあります。\n\n\n\n 主なデメリットは次の2点です。\n\n\n\n 最大のデメリットは、建物の解体費用や解体会社とやり取りをする手間がかかることです。後ほど解説しますが、解体にかかる費用は老朽化が進んだ木造住宅であっても100万円を超える費用がかかることは珍しくありません。\n\n\n\n そのため、古家付きの土地として売るか更地にして売るかは、解体にかかる費用も考慮したうえで決めるようにしてください。\n\n\n\n 2つ目のデメリットは、解体後すぐに土地が売れない場合、解体の翌年以後にかかる固定資産税が高くなることです。\n\n\n\n 固定資産税とは、毎年1月1日時点における不動産の所有者に対して課される税金です。\n\n\n\n この固定資産税は、建物の敷地である土地については原則として1\/6(200㎡を超える部分は3分の1)に軽減されています。\n\n\n\n しかし、古家を解体して更地になると軽減の対象から外れるため、固定資産税が高くなります。\n\n\n\n 古家を解体するのではなく、古家付き土地として売却する主なメリットは次の2点です。\n\n\n\n 古家付き土地として売る場合、売主が家屋を解体する必要がなく、解体費用や解体会社とやり取りをする手間がかかりません。\n\n\n\n この点が古家付き土地として売却する最大のメリットだといえるでしょう。\n\n\n\n 先ほど解説をしたように、建物が建っている土地は原則として、固定資産税の軽減措置が適用されます。\n\n\n\n 建物があるまま古家付き土地として売却する際は、軽減措置の適用を受けたまま土地を売ることが可能です。\n\n\n\n なお、古家に倒壊の危険などがあるとして「特定空き家」に指定された場合は特例の適用要件から外れ、たとえ古家が建っていても軽減措置の適用が受けられなくなります。\n\n\n\n 古家付き土地として売却することにはデメリットもあります。\n\n\n\n 主なデメリットには次の2点があります。\n\n\n\n 一般的に、古家付き土地は買主が見つかりにくい傾向にあります。\n\n\n\n 古家自体に古民家としての価値を見出してくれる買主が見つかる可能性もゼロではありませんが、多くの古民家はそのままでは使用できず、買主が解体することとなるためです。\n\n\n\n 買主としては、解体の費用や手間をかけるより、はじめから更地を買った方が手間やコストが少なくて済むうえ、希望する建物の建築までがスムーズとなります。\n\n\n\n 更地と比較した場合、古家付き土地は売却価格が低くなる傾向にあります。\n\n\n\n 建っている家に価値がある場合は家の価値が加算されて売却価格が高くなりますが、古家は買主にとって、解体費用が余分にかかるだけの存在であることが多いためです。\n\n\n\n 古家付き土地がいくらで売れるのか知りたい場合は、「おうちクラベル」をご活用ください。\n\n\n\n おうちクラベルでは査定依頼フォームに1度入力するだけで複数の不動産会社に査定の依頼をすることができ、適正な査定額を把握しやすくなります。\n\n\n\n おうちクラベルの不動産一括査定を試してみる\n\n\n\n 古家を取り壊して更地として売却する方法と古家付き土地として売却する方法は、どちらを選択するとよいでしょうか?\n\n\n\n ここでは、古家を解体して更地として解体する方がよい主なケースを紹介します。\n\n\n\n 1つ目は、古家の管理に手間やコストがかかる場合です。\n\n\n\n 古家は時間の経過とともに老朽化し、近隣に迷惑を及ぼしかねません。\n\n\n\n 仮に倒壊したり外壁が剥がれ落ちたりして他人にけがをさせてしまうと、損害賠償請求を負う可能性もあります。\n\n\n\n そのため、売主は古家を所有している間、責任をもって管理することが必要です。\n\n\n\n しかし、古家が売主の居住地から遠方にあるなど管理が難しい場合もあるでしょう。\n\n\n\n また、古家の管理を委託するとその分だけ費用もかかります。\n\n\n\n そのため、古家の管理にかかる手間やコストが大きい場合は、更地として売却する方法が有力な選択肢となります。\n\n\n\n 2つ目は、少しでも高く売りたい場合です。\n\n\n\n 先ほど解説したとおり、古家付き土地として売りに出すより、更地として売った方が高値で売れる可能性が高くなります。\n\n\n\n しかし、その一方で古家を壊すには解体費用がかかるため、解体費用の支出を考慮しても更地とした方が手元に残る額が多くなるかどうか資産をしたうえで検討することをおすすめします。\n\n\n\n 土地がどの程度の価格で売れるのか確認したい際は、東証プライム上場企業のSREホールディングスが運営する「おうちクラベル」をご利用ください。\n\n\n\n おうちクラベルの不動産一括査定を試してみる\n\n\n\n 3つ目は、現金化を急ぐ場合です。\n\n\n\n 古家付き土地は買主が見つかりにくく現金化までに時間がかかる傾向にある一方で、更地は一般的にニーズが高く、成約しやすい傾向にあるためです。\n\n\n\n 解体工事にかかる期間を踏まえても更地とする方が早く売れる可能性があるため、現金化を急ぐ場合は更地とすることが有力な選択肢となります。\n\n\n\n 古家を取り壊さず、古家付き土地として売却する方がよいケースもあります。\n\n\n\n 古家付き土地として売却する方がよい主なケースを3つ紹介します。\n\n\n\n 1つ目は、その土地が再建築不可である場合です。\n\n\n\n 再建築不可とは、土地が建築基準法の接道義務(一定の道路に2メートル以上接していなければならない義務)を満たしておらず、今建っている古家を取り壊すとその土地上に二度と建物が建てられなくなる土地を指します。\n\n\n\n 一方で、再建築不可であっても、現存する古家をリノベーションして使用し続けることは可能です。\n\n\n\n そのため、土地が再建築不可である場合は現存する古家を取り壊さず、リノベーションをして使ってもらう前提での売却を目指すこととなります。\n\n\n\n 2つ目は、建物自体にニーズが見込まれる場合です。\n\n\n\n 古くても趣がある場合やそのエリアに古民家を活かした店舗が点在している場合は、建物自体に価値を感じてもらえる可能性があります。\n\n\n\n このような場合は、建物を取り壊さずに古家と土地をセットで売却する方が買主が見つかりやすくなる可能性があります。\n\n\n\n 3つ目は、解体費用が非常に高額となる場合です。\n\n\n\n 建物が堅固である場合や周辺道路が狭い場合は、解体に通常以上の費用がかかる可能性があります。\n\n\n\n この場合は、古家付き土地としての売却を目指すとよいでしょう。\n\n\n\n ただし、買主にとっての費用負担が大きくなることから、買主が見つかりにくくなる可能性があります。\n\n\n\n そのため、高額な解体費用を甘受して解体に踏み切るか、売却を急がず買主が現れるのを気長に待つのか、不動産会社の担当者にも相談したうえで慎重に検討するようにしてください。\n\n\n\n 古家付き土地の売却では、さまざまな費用や税金がかかります。\n\n\n\n ここでは、主な費用と税金の概要を解説します。\n\n\n\n 仲介手数料とは、不動産会社の仲介によって不動産の売買契約が成立した際に、不動産会社に支払うこととなる報酬額です。\n\n\n\n 仲介手数料の上限額は法令で定められており、それぞれ次のとおりです。\n\n\n\n古家付き土地とは\n\n\n\n
古家付きの土地を売却する2つの方法\n\n\n\n
\n
古家を取り壊して更地として売却する\n\n\n\n
古家を残したまま「古家付き土地」として売却する\n\n\n\n
更地として売却するメリット\n\n\n\n
\n
高く売却しやすい\n\n\n\n
買主が見つかりやすい\n\n\n\n
更地として売却するデメリット\n\n\n\n
\n
解体費用と手間がかかる\n\n\n\n
解体以降の固定資産税が高くなる\n\n\n\n
古家付き土地として売却するメリット\n\n\n\n
\n
解体費用と手間がかからない\n\n\n\n
土地の固定資産税が安いまま売却できる\n\n\n\n
古家付き土地として売却するデメリット\n\n\n\n
\n
買主が見つかりにくい\n\n\n\n
売却価格が低くなりやすい\n\n\n\n
更地として売却する方がよい主なケース\n\n\n\n
古家の管理に手間やコストがかかる場合\n\n\n\n
少しでも高く売りたい場合\n\n\n\n
現金化を急ぐ場合\n\n\n\n
古家付き土地として売却する方がよい主なケース\n\n\n\n
\n
再建築不可である場合\n\n\n\n
建物自体にニーズが見込める場合\n\n\n\n
解体費用が非常に高額となる場合\n\n\n\n
古家付きの土地の売却でかかる主な費用・税金\n\n\n\n
\n
仲介手数料\n\n\n\n