{"id":394,"date":"2023-03-09T21:21:27","date_gmt":"2023-03-09T12:21:27","guid":{"rendered":"http:\/\/column.ouchi-kurabel.com\/article275\/"},"modified":"2023-11-07T13:28:27","modified_gmt":"2023-11-07T04:28:27","slug":"post_203","status":"publish","type":"post","link":"https:\/\/column.ouchi-kurabel.com\/realestate\/column\/article394\/","title":{"rendered":"入札方式で不動産を売買するメリット・デメリットとは?高く売る秘訣も伝授!"},"content":{"rendered":"\n
不動産の入札と聞くと、ローンの担保として銀行などが差し押さえた不動産が割安で売られていて、不動産会社や不動産の専門家が入札する「競売」をイメージする人も多いのではないでしょうか。\n\n\n\n
しかし、一般の人が抱くこうしたイメージとは異なる点も多く存在します。この記事では、入札(オークション)方式とはそもそも何なのか、どのような仕組みなのか、入札方式で不動産を売買するメリット・デメリットなどについて解説します。\n\n\n\n
まずは、不動産売買における入札とはどのようなものか見ていきましょう。\n\n\n\n 入札とは、いわゆる「オークション」や「競り」の形式で売却先や売却額を決めることです。購入を希望する複数の人が「いくらなら買うか」決めて価格を付け、その中で最も高い価格を付けた人が購入できるしくみです。\n\n\n\n 不動産の場合、一般的には裁判所や企業などが売主となることが多いですが、近年は個人でも所有する不動産を入札方式で売却するケースが増えています。\n\n\n\n 不動産の入札にはいくつかの種類があります。それぞれどんなものなのか、どのような人が入札できるのか、一般的な不動産の売却の方法(仲介や買取などの相対方式)と何が違うのか、詳しく解説します。\n\n\n\n 入札には、以下のような種類があります。\n\n\n\n 一般競争入札\n 不特定多数が参加できる。\n 指名競争入札\n 前もって発注者が参加する人を指名する。\n 公募型競争入札\n 参加のための条件を満たした人だけが参加できる。\n 希望制指名競争入札\n 参加したい人を集めて、その中から参加できる人を選ぶ。公募型指名競争入札とも呼ばれることもある。\n 疑似入札\n 複数の不動産会社と一般媒介契約を結び、それぞれが見つけてきた購入希望者の中から選ぶ。\n\n\n\n\n いずれも「複数人で競って、最も高値を付けた人が落札できる」という点では同じですが、参加できる人が違います。\n\n\n\n さらに、入札方式は以下の2種類に分けられます。\n\n\n\n 競り上がり方式\n 1人が何度も入札できる。インターネットオークションに多い。\n ポスティング方式\n 入札は1人につき1回だけ可能。\n\n\n\n\n 個人が不動産の入札に参加する場合は「一般競争入札×ポスティング方式」の組み合わせが最も多いでしょう。 \n\n\n\n 不動産の入札に参加しているのは、多くが不動産会社もしくは不動産投資家などの専門家です。しかし、上述の一般競争入札であれば、不動産のプロではない個人でも入札に参加することができます。\n\n\n\n 参加するのに特別な資格などは必要なく、入札前に厳しい審査でふるい落とされることもありません。誰でも公平にチャンスがあるといえます。 \n\n\n\n 入札は、不動産を入札方式で売却したい裁判所・企業・個人などに対して、購入を希望する企業や個人が「自分は○○円なら購入します」という意思表示をすることから始まります。\n\n\n\n 購入希望者が複数いた場合は、最も高い金額を付けた人だけがその不動産を購入する権利を得られるしくみです。売る側からすると高値で売れやすく、買う側も納得いく金額で購入しやすいため、近年は個人でも入札方式の売買に参加する人が増えています。\n\n\n\n 不動産の売却方法には、入札以外にも「仲介」や「買取」もあります。仲介や買取は「相対方式」と呼ばれ、入札とは異なる特徴を持っています。それらの違いは後述します。 \n\n\n\n 個人が不動産を売却する方法として最も一般的なのが「仲介」です。不動産会社に依頼して、買主となる人を探してもらう方法です。不動産会社が自ら買主となる方法は「買取」と呼ばれます。\n\n\n\n 入札方式と相対方式(仲介や買取)の主な違いは、以下のとおりです。\n\n\n\n ・価格の決め方\n\n\n\n どの方法でも周辺地域の過去の取引事例などを参考に、相場に合った金額が設定されるのは同じです。しかし、入札方式では売主が決めるのはあくまで「最低落札価格」で、あとは入札の結果次第です。入札の場合、相対方式のような細かい値引き交渉はありません。\n\n\n\n ・買主の決め方\n\n\n\n 相対方式では、買主を決めるのは売主本人です。しかし入札では自動的に最高値を付けた人に決まるため、売主の都合や希望で変えることはできません。\n\n\n\n どの方法で売買すべきかは人によって違います。それぞれの特徴を押さえ、自分の希望に合致するものを選びましょう。 続いて、入札のメリットやデメリットについて解説します。\n\n\n\n1-1.入札の種類とは?\n\n\n\n
\n \n \n \n \n \n \n \n \n \n \n \n \n \n 1-2.入札に参加できる人とは?\n\n\n\n
1-3.入札の仕組みとは?\n\n\n\n
1-4.入札方式と相対方式との違いとは?\n\n\n\n
2.入札方式で不動産を売却するメリットとは?\n\n\n