{"id":395,"date":"2023-03-09T22:06:40","date_gmt":"2023-03-09T13:06:40","guid":{"rendered":"http:\/\/column.ouchi-kurabel.com\/article276\/"},"modified":"2023-11-18T12:01:15","modified_gmt":"2023-11-18T03:01:15","slug":"post_204","status":"publish","type":"post","link":"https:\/\/column.ouchi-kurabel.com\/mansion\/column\/article395\/","title":{"rendered":"マンションの買取相場の調べ方|買取のメリット・デメリットとは?"},"content":{"rendered":"\n

マンションを売りたいとき、一般的な「仲介」だけでなく「買取」という方法もあります。特に「できるかぎり早く売りたい」「仲介では売りにくいマンションを売りたい」といった場合には買取のほうが向いているかもしれません。\n\n\n\n

この記事では買取と仲介の違いや、買取のメリット・デメリット、そして買取相場の調べ方について解説します。所有しているマンションの売却を検討している人はぜひ参考にしてみてください。\n\n\n\n

1.買取とは?\n\n\n
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不動産の買取とは、不動産会社が買主となってその物件を購入することを指します。\n\n\n\n

所有する不動産を売りたいと思ったとき、通常は不動産会社に依頼して、その不動産会社が買主となる人を見つけてきて、売主との間に入って「仲介」する、というのが一般的な流れです。\n\n\n\n

しかし「買取」の場合は、まず不動産会社が直接買い取り、その後にリフォームを加えるなどして価値を高め、新たな買主を探して売却するという流れになります。\n\n\n\n

売る側からすると、買取は不動産会社への引き渡しがすんだ時点で完了するため、スピーディーに取引できるという特徴があります。\n\n\n\n

同じ不動産を売却するのでも、仲介にするか買取にするかで、売れる金額やスピードなどさまざまなことが変わってきます。違いを理解し、自分に合ったほうを選ぶことが大切です。\n\n\n\n

1-1.買取と仲介の違い\n\n\n\n

買取と仲介の違いを整理すると、以下のとおりです。\n\n\n\n

 買取仲介
買主不動産会社不動産会社が見つけてくる
取引スピード比較的早め比較的遅め
仲介手数料かからないかかる
内見などの対応なしあり
広告掲載なしあり
契約不適合責任なしあり
売却価格比較的低め比較的高め\n\n\n\n

買取は、不動産会社が直接買うため、買主を探す時間や手間がかかりません。売却までのスピードが仲介に比べて早い傾向があり、仲介手数料もかからないのが特徴です。\n\n\n\n

詳しくは後述しますが、買取の場合は不動産会社とのやりとりだけなので、間取りや価格が載った広告を出して周囲に知られることもありませんし、購入希望者の内見のための対応も不要です。また、取引相手がプロなので、売る側は建物に欠陥が見つかった場合でも、責任を負わずにすむことが多いです。\n\n\n\n

ただし、仲介よりも売却価格が低めになりやすい点に要注意です。\n\n\n\n

1-2.買取相場は市場価格の80%程度が目安\n\n\n\n

前述のとおり、買取の相場は通常の仲介で売却する場合に比べて低くなりがちです。目安としては「市場価格の80%程度」と考えておきましょう。\n\n\n\n

なぜ買取だと売却価格が低くなってしまうのかというと、以下のような理由があります。\n\n\n\n