{"id":405,"date":"2023-03-17T16:28:09","date_gmt":"2023-03-17T07:28:09","guid":{"rendered":"http:\/\/column.ouchi-kurabel.com\/article285\/"},"modified":"2023-11-18T11:51:32","modified_gmt":"2023-11-18T02:51:32","slug":"post_213","status":"publish","type":"post","link":"https:\/\/column.ouchi-kurabel.com\/realestate\/column\/article405\/","title":{"rendered":"住みながら家を売却できるの?メリットや注意点・売却手順を解説"},"content":{"rendered":"\n
家の住み替えを検討する中で、どのタイミングで現在の家の売却手続きに入るべきなのか迷う人もいるのではないでしょうか。「空き家にしておかないと売れないのでは?」と心配する人もいるかもしれません。\n\n\n\n
ただ、新しい家が準備できるまでに移り住む「仮住まい」を準備するための時間や費用や、仮住まいをはさむことで複数回になる引っ越しの費用のことを考えると、現在の家に住みながら売却手続きを進めるのもおすすめです。空き家でないと売れないということは決してありません。住みながら売却することも可能なのです。\n\n\n\n
そこで、今回は住み替えを検討する人のために、現在の家に住みながら家を売却する方法についてご紹介します。売却の手順だけではなく、メリットや注意点、空き家状態で売却したほうがいい場合についても詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。\n\n\n\n
ちなみに、家を売りたい場合は「おうちクラベル」のような不動産一括査定サイトを利用するのがおすすめです。このサイトについてもご紹介します。\n\n\n
はじめにご紹介したとおり、居住中のマンションや戸建ての売却は可能です。その際は、内見は、住みながら自宅で行うことになります。その際は売主の立会いも必要です。そのため、住みながら売却したいというのであれば、内見の対応ができることが前提条件となります。\n\n\n\n
ちなみに、新しい家に移った後に売却する場合、現在の家と新しい家、2つの住宅ローンを抱える「二重ローン」状態になります。また、仮住まいに住む場合は、仮住まいの家賃の支払いが負担となるでしょう。金銭面の負担を抑えたいのであれば、住みながらの売却をぜひ選択肢に入れたいところです。\n\n\n\n
住みながらの売却と空き家状態にしての売却、どちらがいいのか迷う人は多いでしょう。そこで、一目で分かるよう、それぞれの違いについてご紹介します。\n\n\n\n 上の表をご覧いただいたとおり、住みながらの売却、空き家にしてからの売却、それぞれにメリット・デメリットがあります。向き・不向きもありますので、まずは住みながらの売却が向いている人の特徴を見ていきましょう。\n\n\n\n 住みながらの売却の場合、居住中の家に購入希望者が内見に訪れることになります。その際は、内見者の希望日時に合わせる必要があります。特に、内見は週末に集中するため、土曜・日曜に時間を空けておける人が有利になる点も覚えておきたいところです。また、急な時間変更や日程変更希望にも気軽に対応できる人が喜ばれるでしょう。\n\n\n\n なお、内見者は家の中に入り、設備などを見て回ります。日頃から人が来ても困らないくらいきれいに清掃しておきましょう。\n\n\n\n 住みながら売却の場合、売れる前に新しい家を購入しなくても構いません。そのため、以前の家と新しい家、双方の住宅ローンを支払う必要もありません。ダブルローンを避けたい人は住みながらの売却がおすすめといえます。\n\n\n\n また、現在の家の住宅ローンが残っていないとしても、新しい家の準備ができる前に現在の家を空けるという場合、仮住まいの家賃の負担が生じます。経済的な負担をなるべく軽減したいという人も住みながらの売却を検討しましょう。\n\n\n\n 住みながら売却とは反対に、空き家状態にして売却したほうがいい人もいます。そちらの特徴も確認しておきましょう。\n\n\n\n 現在の家に住みながら売却したいのであれば、内見の対応も自分で行うことになります。説明や家の清掃だけではなく、内見したい人の希望に合わせてのスケジュール調整も必要です。それらを行うのが難しいというならば、空き家にして、内見対応を不動産会社に任せるほうがよいでしょう。\n\n\n\n 不動産会社に任せると、家についての説明、スケジュール調整など内見時の対応は全て行ってもらえます。また、他人が自宅に入ってくることに抵抗がある、生活しているところをあまり見せたくない、という場合も空き家にしておいたほうがよいパターンといえます。\n\n\n\n ただし、少しでも良く見せるためには、家を出ていく際の清掃はしっかりと行っておくべきです。そして、誰も住んでいない家は傷みも早くなります。なるべく早く売却できるよう、不動産会社の担当者と綿密に打ち合わせをし、販促活動に力を入れてもらいましょう。\n\n\n\n 現在の家に住宅ローンの残債がある場合、空き家にしても残ったローンは払い続ける必要があります。それにプラスして、新しい家のローンも発生する「二重ローン」状態になるため、二重ローンの返済を続けることができる人であれば、現在の家を空き家にできるといえるでしょう。\n\n\n\n なお、住宅ローン審査では、現時点での借入金についても問われます。残債の金額にもよりますが、現在の家の住宅ローンが残っている状態だと、新しい家の住宅ローン審査に通らない可能性もあります。この点にも気を付けてください。\n\n\n\n 現在の家に住みながら売却するのに向いている人の特徴を確認しましたが、ここで、そのメリットについても押さえておきましょう。主に以下の3つのメリットが挙げられます。\n\n\n\n 住みながら売却するのであれば、売却資金を次の用途にあてることができます。\n\n\n\n しかし、家を出て空き家状態で売却する場合、現在の家の住宅ローンと新しい家の住宅ローンがある二重ローン状態となり、家の売却ができるまでどちらの返済も続けなければなりません。\n\n\n\n ちなみに、現在の家に住宅ローンが残っていない場合でも、新しい家が決まっていない状態で空き家にするのであれば仮住まいが必要です。その際は仮住まいの家賃や、現在の家から仮住まい、仮住まいから新しい家へと、2回の引っ越し費用がかかります。こちらも負担はかなりのものになるでしょう。\n\n\n\n 資金に余裕を持ちたいであれば、住みながらの売却を進めながら、その間に新しい家を探すのがおすすめです。\n\n\n\n 住みながらの売却であれば内見に直接立ち会うこともできます。内見者の中には設備の使い心地や家具などのレイアウトが気になるという人も少なくありません。もし、居住中の家であれば、それらの気になる点は現場で確認してもらえます。住んでいる人にしか分からない周辺環境や利便性について尋ねられても、正直な意見を伝えることができるでしょう。\n\n\n\n そして、何より「前の住人がどういう人なのか」を気にする内見者が多いという点も見逃せません。自分や家族が直接誠意ある対応をすることで、内見者の購入意欲を高める効果もあります。\n\n\n\n 空き家にして売却した場合、不動産会社の簡単な清掃が定期的に入るかもしれませんが、毎日の清掃は難しいといえます。誰も住んでいない家は劣化も早くなるため注意が必要です。\n\n\n\n しかし、住みながらの売却の場合、居住者が毎日掃除や手入れを行います。また、人の出入りもあるため部屋の換気もできます。このような点から、少しでもいい状態で売却したいと考えるならば、住みながらの売却がメリットになることがお分かりいただけるのではないでしょうか。\n\n\n\n 住みながら家を売却することにはメリットが多いのですが、注意点があることも覚えておきましょう。主に以下の3つの注意点があります。\n\n\n\n 住みながらの売却では、居住スペースに内見者が訪れることになります。内見者が購入後の生活をイメージしやすいというメリットはありますが、居住者にとってはその対応がストレスになることもあるでしょう。場合によっては、時間をずらして何組もの内見者が訪れることもあります。その点について家族の理解が必要な点も気を付けたいところです。また、内見者が訪問するのは、土日祝日などの休日になるのが一般的です。休みの日を内見者対応に充てて問題ないかについても、事前に家族で話し合っておきましょう。\n\n\n\n そして、内見希望者が多い場合はスケジュール調整も必要です。先方の都合を確認しながら日程を調整することや日時変更希望に柔軟に対応することに負担を感じるケースも少なくありません。これらの対応がどうしてもできない、という人は住みながらの売却に向いていないかもしれません。\n\n\n\n 住みながらの売却では、居住者が掃除をまめに行える、空き家よりも傷みが少ない、という特徴があるため、内見者にいい印象を与えられるというメリットがあります。ただ、普段から掃除が面倒、苦手でそれほどきれいにしてこなかったという人は気を付けましょう。あまり清潔でない状態の場合、内見者からいい印象を持たれなくなる可能性があります。\n\n\n\n 手入れの行き届いていない家には買い手も付きにくくなります。壁紙の剥がれ、浴室のカビなどが目立つ場合は、できるかぎりきれいな状態にして内見に備えてください。\n\n\n\n なお、居住中の家を見てもらうことで、内見者は入居後の生活を想像しやすくなるという効果がありますが、物が多すぎて生活感があふれている家の場合、内見者が期待するイメージを壊してしまう恐れもあります。内見前には整理整頓ができているかもチェックしましょう。\n\n\n\n 住みながら売却の場合、新しい家の契約が完了し、引っ越し日が決まったタイミングで売却が決まるのが理想といえます。しかし、タイミングがずれて、先に売却が決まった場合は新しい家の契約が完了するまで、仮住まいを準備し、そちらに移る必要があります。\n\n\n\n 仮住まいに住む場合は、その家の家賃、そして引っ越し代が必要です。さらに仮住まいから新しい家に移る際の引っ越し代についても準備しなければなりません。\n\n\n\n 余分な費用負担を避けたいというのであれば、新しい家を先に決めることを強く意識しておくようにしましょう。\n\n\n\n 住みながら家を売却する際に知っておきたい3つのポイントについてご紹介します。\n\n\n\n 家を売却に出したら、内見者が自宅を訪れることになります。その際、清潔感がない、雑然としている状態であれば、購入意欲を失くす可能性もあるでしょう。印象アップのためにも日頃から掃除や整理を行い、清潔感のある状態にして内見者を迎えましょう。家の印象をアップさせたい場合は、以下の点をチェックしてください。\n\n\n\n 一戸建ての場合は庭の状態も確認してください。ゴミの片付け、草むしりをしておきましょう。\n\n\n\n\n 早く売却するためには、内見数を増やし購入希望者を増やすほうがよいでしょう。内見希望は土曜・日曜・祝日に多く集まります。これらの日のスケジュールをなるべく空けておくようにしてください。また、なるべく多くの内見希望者の要望に応えられるよう、スケジュール調整は重要になります。日程・時間変更希望があった場合は、柔軟に対応しましょう。\n\n\n\n 住みながらの売却の場合、家財道具が家の中にある状態で内見者を迎え入れることになります。家具が多い家では、内見者に間取りが伝わりにくいかもしれません。そのような事態を防ぐため、間取り図などを準備して内見者が知りたい情報を伝えられるようにしましょう。\n\n\n\n また、周辺の環境や利便性、騒音についてなど、住んでいる人だからこそ分かることをアピールするのも重要です。いい点だけではなくデメリットも伝えると、信頼してもらえます。内見者が内見に集中できるよう、環境作りにも力を入れることも忘れないようにしましょう。\n\n\n\n 家に住みながらの売却 空き家にして売却 内見時の対応 不動産会社担当者と同席して内見を対応 基本的に不動産会社が対応 内見時のメリット \n \n
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内見時のデメリット \n \n
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金銭面の負担 売却金を新しい家の購入資金にすることができる 売却が成立するまで、売却する家と新しい家、2つのローンの支払いが生じる\n\n\n\n 2-1.住みながらの売却がおすすめな人\n\n\n\n
2-1-1.内見希望に対応しやすい人\n\n\n\n
2-1-2.二重ローンを避けたい人\n\n\n\n
2-2.空き家状態での売却がおすすめな人\n\n\n\n
2-2-1.内見など売却活動を任せたい人\n\n\n\n
2-2-2.二重ローンをできる資金の余裕がある人\n\n\n\n
3.住みながら家を売却する3つのメリット\n\n\n
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3-1.資金に余裕を持つことができる\n\n\n\n
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3-2.内見に直接立ち会うことができる\n\n\n\n
3-3.掃除ができるため、劣化を防げる\n\n\n\n
4.住みながら家を売却する際の3つの注意点\n\n\n
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4-1.内見対応にストレスを感じる場合も\n\n\n\n
4-2.掃除の有無によっては印象が悪くなってしまう\n\n\n\n
4-3.仮住まいが必要になる場合も\n\n\n\n
5.住みながら家を売却する際の3つのポイント\n\n\n
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5-1.家の中の印象アップを心がける\n\n\n\n
におい 家の中のにおいを確認しましょう。特に下駄箱がある玄関周り、排水溝、トイレは要注意です。タバコ・ペット・生ごみのにおいにも気を付けましょう。 清掃 きれいに清掃し、室内にホコリがないようにしましょう。家具の汚れもなるべく落としてください。エアコン・扇風機にたまったホコリもチェックしましょう。 水回りは水あかを落としておきましょう。 整理整頓 床やテーブルの上に物を出しっぱなしにしていないか確認しましょう。床を見せたほうが家の中がスッキリ見えます。ゴミ箱の中もできるだけ空にしてください。 クローゼットの中も見られる可能性があるため、整理しておきましょう。 その他 以下の点もチェックし、必要であれば修繕しておきましょう。\n \n
5-2.内見数を積極的に増やす\n\n\n\n
5-3.内見者の立場で誠実な対応を\n\n\n\n
6.住みながら売却を行う流れ\n\n\n