{"id":4538,"date":"2024-01-29T21:26:11","date_gmt":"2024-01-29T12:26:11","guid":{"rendered":"http:\/\/column.ouchi-kurabel.com\/?p=4538"},"modified":"2024-01-29T21:26:13","modified_gmt":"2024-01-29T12:26:13","slug":"%e3%83%9e%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%b3%e3%81%ae%e5%a3%b2%e5%8d%b4%e7%9b%b8%e5%a0%b4%e3%81%a8%e7%af%89%e5%b9%b4%e6%95%b0%e3%81%ae%e9%96%a2%e4%bf%82%e3%81%af%ef%bc%9f%e7%af%89%e5%b9%b4%e6%95%b0","status":"publish","type":"post","link":"https:\/\/column.ouchi-kurabel.com\/mansion\/column\/article4538\/","title":{"rendered":"マンションの売却相場と築年数の関係は?築年数ごとの売却ポイントを解説"},"content":{"rendered":"\n

同じマンションであっても、築5年の時点と築30年の時点とでは売却相場が大きく異なることが一般的です。\n\n\n\n

マンションの売却相場と築年数とは、どのような関係になっているのでしょうか?\n\n\n\n

また、マンションを売却する場合、築年数ごとにどのような点に注意すればよいでしょうか?\n\n\n\n

今回は、マンションの売却相場と築年数の関係や、築年数ごとの売却ポイントなどについて詳しく解説します。\n\n\n\n

マンションの売却相場と築年数との関係\n\n\n\n

マンションの売却相場は、築年数の経過とともに低下することが一般的です。\n\n\n\n

このことは、公益財団法人東日本不動産流通機構(通称「東日本レインズ」)が公表している「築年数から見た首都圏の不動産流通市場(2022年)」内にある、次のグラフからも明らかです。\n\n\n\n

\"図表6-3 中古マンションの築年帯別平均㎡単価\"\n\n\n\n

画像引用元:築年数から見た首都圏の不動産流通市場(2022年)(公益財団法人東日本不動産流通機構)\n\n\n\n

このグラフからも、築年数の経過とともに売却相場が低減していく状況が見て取れます。\n\n\n\n

また、同様のグラフは国土交通省が公表している資料である「中古住宅流通、リフォーム市場の現状」にも掲載されています。\n\n\n\n

\"中古戸建住宅の価格査定の例\"\n\n\n\n

参照元:中古住宅流通、リフォーム市場の現状(国土交通省)\n\n\n\n

このように、マンションの売却相場は築年数の経過とともに低下していき、最終的にはマンションが建っている土地のみの価格へと近づいていくことが一般的です。\n\n\n\n

首都圏におけるマンションの築年数ごとの売却相場\n\n\n\n

築年数ごとのマンションの売却相場は、具体的にどの程度なのでしょうか?\n\n\n\n

ここでは、東日本レインズが公表している「首都圏中古マンション・中古戸建住宅地域別・築年帯別成約状況【2023年7~9月】」から、首都圏における築年数別のマンションの平均㎡単価を抜粋して紹介します。\n\n\n\n

築年数㎡単価(万円)
~築5年116.4
築6年~築10年101.5
築11年~~築15年90.7
築16年~築20年80.2
築21年~築25年71.0
築26年~築30年54.1
築31年~42.3\n\n\n\n

参照元:首都圏中古マンション・中古戸建住宅地域別・築年帯別成約状況【2023年7~9月】(公益財団法人東日本不動産流通機構)\n\n\n\n

この平均値を見ると、築26年以上となるとマンションの売却相場は築5年以下の場合の半額以下となり、その後も逓減していくことがわかります。\n\n\n\n

マンションの売却を検討している場合はできるだけ早期に売却するとよいでしょう。\n\n\n\n

なお、これはあくまでも首都圏における平均値であり、実際の売却相場や価値の下がり方はマンションの立地やブランド、メンテナンス状況などにより大きく異なります。\n\n\n\n

所有しているマンションについて実際に売却を検討している際は、不動産会社から査定を受けるようにしてください。\n\n\n\n

査定には、東証プライム上場企業のSREホールディングスが運営する「おうちクラベル」をご活用ください。\n\n\n\n

おうちクラベルとは、査定依頼フォームに1度入力するだけで複数の不動産会社に査定の依頼をすることができる不動産一括査定です。\n\n\n\n

査定額や説明、担当者によるアドバイスなどを比較することで、そのマンションの売却適正額が把握しやすくなります。\n\n\n\n

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築年数ごとのマンション売却のポイント\n\n\n\n
\"築年数ごとのマンション売却のポイント\"\n\n\n\n

マンションを売却する際は、どのような点に注意すればよいでしょうか?\n\n\n\n

ここでは、マンション売却のポイントを築年数ごとに解説します。\n\n\n\n

築10年以下のマンション売却のポイント\n\n\n\n

築10年以下のマンションは一般的に「築浅」と呼ばれ、人気が高い傾向にあります。\n\n\n\n

中でも築5年から築10年程度のマンションは劣化がほとんど見られない一方で、新築と比較してリーズナブルであることから、ニーズが高く非常に売りやすいといえます。\n\n\n\n

また、マンションがいわゆるブランドマンションである場合は価値が下がりにくく、築10年以下程度であれば新築とさほど変わらない価格で売却できる可能性もあるほどです。\n\n\n\n

ただし、築10年以下のマンションはローン残債が大きく、「オーバーローン」となることも少なくありません。\n\n\n\n

オーバーローンとは、ローン残債がマンションの売却対価を上回る状態です。\n\n\n\n

オーバーローンとなっているマンションを売却するには、次の対策などを講じなければなりません。\n\n\n\n

    \n
  1. 自己資金や親族からの借り入れなどでローンを完済する\n\n\n\n
  2. 住み替え先となる物件の購入資金と併せてローンをまとめる「住み替えローン」を活用する\n\n\n\n
  3. ローンが返済できなくなったことを理由にマンションを売却せざるを得なくなった場合は、任意売却(オーバーローンのマンションを、金融機関の承諾を得て売却すること)を検討する\n\n\n\n\n

    このように、オーバーローンとなる場合は、マンションの売却に支障が出る可能性があります。\n\n\n\n

    そのため、築10年以下のマンションを売却する際は、査定額がわかった時点でオーバーローンとならないことを確認し、売却について金融機関へ相談しておくようにしてください。\n\n\n\n

    査定には、不動産一括査定である「おうちクラベル」をご活用ください。\n\n\n\n

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    築10年~20年のマンション売却のポイント\n\n\n\n

    築10年から築20年のマンションは、非常に人気のある築年数です。\n\n\n\n

    なぜなら、築10年未満のマンションと比較してリーズナブルである一方でまだ古さが目立つというほどではなく、割安感があるためです。\n\n\n\n

    なお、築10年から20年のマンションはこの間に大規模修繕がある可能性が高く、大規模修繕を間近に控えている場合は、大規模修繕後に売りに出す方がより高値で売りやすくなります。\n\n\n\n

    なぜなら、大規模修繕によってマンションの見栄えがよくなるほか、大規模修繕計画が正常に機能していることをアピールすることもできるためです。\n\n\n\n

    ただし、大規模修繕までにまだ数年がある場合は、無理に時期を待つ必要はありません。\n\n\n\n

    大規模修繕を待つ間に築年数が経過すると、その分だけ売却相場が下がってしまう可能性があるためです。\n\n\n\n

    今マンションを売った場合にどの程度の価格となるかが知りたい場合は、不動産一括査定である「おうちクラベル」をご活用ください。\n\n\n\n

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    築20年~30年のマンション売却のポイント\n\n\n\n

    築20年から30年のマンションは、少しずつ古さが目立ち始め、管理状況によってマンションの状態に差が生じやすくなる頃です。\n\n\n\n

    マンションが適切にメンテナンスされており状態がよい場合は、スムーズに買主が見つかる可能性が高いでしょう。\n\n\n\n

    一方で、メンテナンスが不足しており老朽化が目立ち始めている場合は、売却価格が低くなったり売却に工夫が必要となったりする可能性があります。\n\n\n\n

    そのため、そのエリアでのマンション売却に強い不動産会社の担当者へ相談しつつ、売出価格を慎重に検討することが売却成功のポイントとなります。\n\n\n\n

    築30年以上のマンション売却のポイント\n\n\n\n

    築30年以上が経過したマンションは売却相場が大きく下がり、徐々にマンションの敷地である土地のみの価格へと近づいていく傾向にあります。\n\n\n\n

    一方、割安感が強いことから、築古のマンションを安価で購入し自分の好みにリノベーションをしたいとの需要は少なくありません。\n\n\n\n

    そのため、このようなニーズに応えられることをアピールしたり適切な価格設定を行ったりすることで、マンションが売れる可能性を高めることが可能となります。\n\n\n\n

    ただし、マンションの築年数が耐用年数に近づくと、マンション売却の難易度が上昇します。\n\n\n\n

    耐用年数とは、適切なメンテナンスをすることで、資産を本来の用途で使用できる計算上の年数であり、税金を計算する際などに使用されます。\n\n\n\n

    この耐用年数を過ぎたからといって、マンションが倒壊したり危険な状態となったりするわけではありません。\n\n\n\n

    しかし、耐用年数が近づいたマンションや耐用年数を過ぎたマンションは担保としての価値が低くなります。\n\n\n\n

    そのため、金融機関からの融資が受けづらくなり、買主が希望するとおりにローンが組めない可能性があることから、売却の難易度が高くなる傾向にあります。\n\n\n\n

    鉄筋コンクリート造のマンションの耐用年数は47年であるため、可能な限りこれ以前での売却を目指すことをおすすめします。\n\n\n\n

    築30年以上となるマンションをよい条件で売りたい場合は、東証プライム上場企業のSREホールディングスが運営する「おうちクラベル」をご活用ください。\n\n\n\n

    おうちクラベルを活用して複数社による査定額を比較することで、そのマンションをよい条件で売ってくれる不動産会社を見つけやすくなります。\n\n\n\n

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    築10年~20年のマンション売却をおすすめする理由\n\n\n\n
    \"築10年~20年のマンション売却をおすすめする理由\"\n\n\n\n

    マンションは、築10年から築20年頃に売却するのがおすすめです。\n\n\n\n

    ここでは、その理由を3つ解説します。\n\n\n\n