{"id":4553,"date":"2024-01-29T21:26:34","date_gmt":"2024-01-29T12:26:34","guid":{"rendered":"http:\/\/column.ouchi-kurabel.com\/?p=4553"},"modified":"2024-01-29T21:26:36","modified_gmt":"2024-01-29T12:26:36","slug":"%e9%9b%a2%e5%a9%9a%e6%99%82%e3%81%ae%e3%83%9e%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%b3%e5%a3%b2%e5%8d%b4%e3%81%ae%e6%b5%81%e3%82%8c%e3%81%af%ef%bc%9f%e6%b3%a8%e6%84%8f%e7%82%b9%e3%81%a8%e5%a3%b2%e5%8d%b4","status":"publish","type":"post","link":"https:\/\/column.ouchi-kurabel.com\/mansion\/column\/article4553\/","title":{"rendered":"離婚時のマンション売却の流れは?注意点と売却以外の方法"},"content":{"rendered":"\n

マンションの売却は、離婚に際して行われることも少なくありません。\n\n\n\n

離婚を機にマンションを売却する場合、どのような流れで進めるとよいのでしょうか?\n\n\n\n

また、マンションの売却以外に、自宅マンションの取り扱いにはどのような方法が考えられるでしょうか?\n\n\n\n

今回は、離婚時にマンションを売却する流れや注意点、売却以外の方法などについて詳しく解説します。\n\n\n\n

離婚に伴う財産分与とは\n\n\n\n
\"離婚に伴う財産分与とは\"\n\n\n\n

離婚時にマンションを売却することが多い理由には、「財産分与」が大きく関係しています。\n\n\n\n

以後の解説をわかりやすくするために、はじめに財産分与について簡単に解説します。\n\n\n\n

財産分与とは、離婚に際して夫婦の財産を、原則として1\/2ずつに分けることです。\n\n\n\n

たとえば、一方(仮に、夫)が主に外部からの収入を得ておりもう一方(仮に、妻)が専業主婦やパートなどであった場合、自宅マンションなど家の財産のほとんどが夫名義であることは少なくないと思います。\n\n\n\n

しかし、夫が外部からそれだけの収入を得られたのは、妻による内助の功があったためであると考えられます。\n\n\n\n

そこで離婚時には、その財産の名義を問わず、婚姻期間中に夫婦の協力で増加したり維持されたりした財産は潜在的に夫婦の共有財産であると考え、財産の名義の多い側からもう一方へ財産を渡すことが一般的です。\n\n\n\n

これを、離婚に伴う財産分与といいます。\n\n\n\n

離婚時にマンションはどうする?\n\n\n\n
\"離婚時にマンションはどうする?\"\n\n\n\n

離婚時に、夫婦が居住していたマンションはどうすればよいのでしょうか?\n\n\n\n

マンションの名義は夫であるケースや妻であるケースなどさまざまなパターンが考えられますが、ここでは解説をわかりやすくするため、マンションが夫名義であることを前提に解説します。\n\n\n\n

マンションを売却してお金を分ける\n\n\n\n

1つ目は、マンションを売却し、売却によって得た対価(金銭)を夫婦で分けるパターンです。\n\n\n\n

夫婦の主な財産がマンション以外にない場合や、離婚後に夫婦がいずれもそのマンションに居住しない場合は、この方法が有力な選択肢となります。\n\n\n\n

離婚時のマンション売却を成功させるには、そのマンションの売却に強い不動産会社を見つけることがカギとなります。\n\n\n\n

しかし、どの不動産会社がそのマンションの売却に強いのかわからないことも多いでしょう。\n\n\n\n

そこでおすすめなのが、東証プライム上場企業のSREホールディングスが運営する「おうちクラベル」の活用です。\n\n\n\n

おうちクラベルとは、査定依頼フォームに1度情報入力するだけで複数の不動産会社に査定の依頼をすることができる不動産一括査定です。\n\n\n\n

複数社による査定結果や担当者によるアドバイスなどを比較することで、そのマンションをよりよい条件で売ってくれる不動産会社を見つけやすくなります。\n\n\n\n

おうちクラベルの不動産一括査定を試してみる\n\n\n\n

夫がそのままマンションに住み続ける\n\n\n\n

2つ目は、夫が今後もそのマンションに住み続け、マンションの名義も変えないパターンです。\n\n\n\n

夫が今後もそのマンションを所有することを希望しており、預貯金など他の財産による財産分与をすることで夫婦間の合意もまとまっている場合は、この方法をとることとなります。\n\n\n\n

マンションの名義変更などの手続きが不要であるうえ、たとえローン返済中であったとしても問題が起きにくい方法であるといえます。\n\n\n\n

ただし、夫婦で居住することを前提にマンションを購入した場合は、妻が連帯保証人や連帯債務者となっているケースが少なくありません。\n\n\n\n

その場合、夫がその後ローンを滞納したとすると、妻側に返済を請求されることとなります。\n\n\n\n

そのため、この方法をとる場合は、あらかじめ連帯保証や連帯債務についてよく確認し、離婚する妻がこれらを外してもらえるよう金融機関とよく相談するようにしてください。\n\n\n\n

マンションの名義を妻に変えて妻が住み続ける\n\n\n\n

3つ目は、マンションを財産分与して名義を妻に変え、その後は妻が住み続けるパターンです。\n\n\n\n

一見シンプルに見えるものの、マンションにローンが残っている場合は注意点が少なくありません。\n\n\n\n

このケースにおける注意点は、後ほど詳しく解説します。\n\n\n\n

マンションにローンが残っている場合に離婚時の売却はできる?\n\n\n\n
\"マンションにローンが残っている場合に離婚時の売却はできる?\"\n\n\n\n

離婚時には、マンションにローンが残っているケースが少なくありません。\n\n\n\n

では、ローンが残っているマンションを売却することはできるのでしょうか?\n\n\n\n

これについては、ローン残債がマンションの売却対価を下回る「アンダーローン」の場合と、ローン残債がマンションの売却対価を上回る「オーバーローン」の場合とで結論が異なります。\n\n\n\n

ここでは、それぞれのケースごとの売却の要否を解説します。\n\n\n\n

アンダーローンの場合\n\n\n\n

アンダーローンの場合、マンションの売却に特に支障はありません。\n\n\n\n

なぜなら、アンダーローンの場合は売却対価をそのままローン返済に充てることで、ローンを完済することができるためです。\n\n\n\n

そのため、マンションの名義を買主に変える時点では、売主の抵当権(ローンが返せなかった場合に金融機関にマンションを強制的に売られてしまう担保)が消えた状態となります。\n\n\n\n

オーバーローンの場合\n\n\n\n

オーバーローンの場合は、何らかの対策を講じないとマンションを売ることができません。\n\n\n\n

なぜなら、オーバーローンの場合は、マンションの売却対価をすべて充ててもローンを完済することができないためです。\n\n\n\n

離婚に伴い、オーバーローンのマンションを売却するために講じるべき主な対策は、次のとおりです。\n\n\n\n