{"id":4934,"date":"2024-01-29T21:28:53","date_gmt":"2024-01-29T12:28:53","guid":{"rendered":"https:\/\/column.ouchi-kurabel.com\/?p=4934"},"modified":"2024-01-29T21:28:54","modified_gmt":"2024-01-29T12:28:54","slug":"%e4%b8%8d%e5%8b%95%e7%94%a3%e8%b2%b7%e5%8f%96%e6%9f%bb%e5%ae%9a%e3%81%a8%e3%81%af%ef%bc%9f%e4%bb%b2%e4%bb%8b%e3%81%a8%e3%81%ae%e9%81%95%e3%81%84%e3%83%bb%e6%b5%81%e3%82%8c%e3%83%bb%e6%b3%a8%e6%84%8f","status":"publish","type":"post","link":"https:\/\/column.ouchi-kurabel.com\/realestate\/column\/article4934\/","title":{"rendered":"不動産買取査定とは?仲介との違い・流れ・注意点をわかりやすく解説"},"content":{"rendered":"\n

不動産を売却する方法には、不動産会社に市場で買主を探してもらう「仲介」と、不動産会社に直接不動産を買い取ってもらう「買取」があります。\n\n\n\n

仲介と比較した場合、不動産買取にはどのような特徴があるのでしょうか?\n\n\n\n

また、不動産買取はどのような流れで進行するでしょうか?\n\n\n\n

今回は、不動産買取査定について詳しく解説します。\n\n\n\n

不動産買取とは\n\n\n\n
\"不動産買取とは\"\n\n\n\n

不動産買取とは、不動産会社に直接不動産を買い取ってもらう取引形態です。\n\n\n\n

不動産買取には、「即時買取」と「買取保証」の2つがあります。\n\n\n\n

はじめに、即時買取と買取保証の概要を解説します。\n\n\n\n

即時買取\n\n\n\n

即時買取とは、その名のとおり不動産を「即時」に買い取ってもらう取引形態のことです。\n\n\n\n

即時買取では、いったん市場で売り出してみることなく、はじめから不動産会社に買い取ってもらう前提で取引が進行します。\n\n\n\n

単に不動産買取と謳っている場合は、この即時買取を前提としていることが一般的です。\n\n\n\n

これ以降、特に記載がない限り即時買取を前提として解説します。\n\n\n\n

買取保証\n\n\n\n

買取保証とは、いったん不動産を市場で売りに出してみるものの、一定の期間が経過しても買主が見つからない場合に、あらかじめ取り決めた価格で不動産会社に買い取ってもらう取引形態です。\n\n\n\n

一般的には、      仲介と買取では仲介の方が売却価格が高くなる傾向にあります。\n\n\n\n

そのため、高く売れる可能性のある仲介でいったん売り出し、売れなかった場合に最終的には不動産会社に買い取ってもらえる買取保証は、売主にとって理想的な取引形態であるといえます。\n\n\n\n

ただし、すべての不動産会社が買取保証に対応しているわけではありません。\n\n\n\n

仲介と比較した不動産買取の特徴\n\n\n\n

仲介と不動産買取には、さまざまな違いがあります。\n\n\n\n

主な違いは、次のとおりです。\n\n\n\n

不動産買取仲介
売却までの期間短い長くなることもある
周囲への売却の知られやすさ知られにくい知られやすい
仲介手数料の要否不要必要
契約不適合責任免責されることが一般的負うことが一般的
売却対価仲介の6割から8割程度一般的\n\n\n\n

上記の内容について、もう少し詳しく解説します。\n\n\n\n

売却までがスピーディーである\n\n\n\n

不動産買取では、不動産会社が直接不動産を買い取るため、市場で買主を探す必要がありません。\n\n\n\n

そのため、買主を見付けるまでの期間が不要となり、売買契約の成立までがスピーディーとなる傾向にあります。\n\n\n\n

一方、仲介の場合は買主が見つからない限り売買は成立しないため、売却までに要する時間はその不動産のニーズの高さなどによって大きく左右されます。\n\n\n\n

周囲に売却が知られにくい\n\n\n\n

不動産買取では、買主を広く募る必要がありません。\n\n\n\n

そのため、不動産ポータルサイトなどに売出情報を掲載する必要がなく、周囲に売却を知られにくいといえます。\n\n\n\n

一方、仲介では買主を探すために広告活動が必要となることが原則であることから、不動産を売り出しているという事実が周囲に知られやすくなります。\n\n\n\n

仲介手数料が不要である\n\n\n\n

不動産買取では、不動産会社に仲介をしてもらうわけではありません。\n\n\n\n

そのため、仲介手数料は不要です。\n\n\n\n

一方、仲介の場合は、原則として次の仲介手数料がかかります。\n\n\n\n

不動産会社が受け取れる仲介手数料には法令で上限が定められており、上限額は次のとおりです。\n\n\n\n

売却価格仲介手数料の上限額
200万円以下の部分売却価格の5%+消費税
200万円を超え400万円以下の部分売却価格の4%+消費税
400万円を超える部分売却価格の3%+消費税\n\n\n\n

なお、これはあくまでも上限額であるものの、この上限額をそのまま仲介手数料として定めている不動産会社が大半です。\n\n\n\n

契約不適合責任が免責されることが一般的\n\n\n\n

仲介の場合は、売主は原則として契約不適合責任を負います。\n\n\n\n

契約不適合責任とは、売主が契約内容とは異なる物件を引き渡した場合に、買主から問われる責任です。\n\n\n\n

たとえば、建物が雨漏りするにもかかわらず契約前に買主に知らせていなかった場合は、次の請求がなされる可能性があります。\n\n\n\n