不動産は人生でも2度ないほどの大きな買い物で、購入時にはたくさんの物件を見て回って吟味した上で購入を決断します。
それではその不動産を手放さなければいけない時、できるだけ有利に売却手続きをするためにはどこに相談すればよいのでしょうか。
こちらでは不動産の売却について、大手・中小規模の不動産会社それぞれでの売却のメリットについて解説しています。
また不動産会社の選び方も詳しく紹介しているので、ぜひ不動産売却時の参考にしてください。
1. 不動産の売却はどこでできる？
不動産の売却で多くの方が悩むのが、不動産の売却はどこに依頼すればよいのかということです。
この売却を依頼する方法や依頼する会社によって、売却額やかかる日数など大きく違いが出る場合があるので慎重に進めることが大切です。
1-1.不動産を売却する方法
まず不動産を売却しようとする場合、どのような方法があるのか紹介しましょう。主な方法は次の3つです。
- 仲介
- 買取
- 個人売買
後ほど詳しく解説していきますが、買取は急いで売却したい・確実に売却したい方に、個人売買は自分の希望価格で売却したい方に選ばれます。
ただ、買取では売却額が若干少なくなること・個人売買には専門的な資格や知識が必要となるなどデメリットがあります。
1-1-1.方法に悩んだら不動産会社に相談
そこで不動産の売却はまず不動産会社へ相談するのが一般的で、もちろん契約の有無にかかわらず無料で相談に乗ってもらえます。
また不動産会社に見積もりをとる場合は、1社だけでなく複数社に見積ってもらい納得のいく会社を選ぶことが大切です。
大手・中小と多くの不動産会社がありますが、どこを選ぶかでその内容は大きく違ってくるのです。
1-2.不動産会社の選び方
不動産の売却で不動産会社を選ぶ場合には、次のようなことを必須条件として選ぶことが必要です。
- 適正価格を守る会社
- 迅速対応してくれる会社
- 自社利益ばかりにこだわらない会社
1-2-1.適正価格を守る会社
不動産の売却価格は不動産会社によって大きく違ってきます。選ぶ会社により百万円単位で金額が違うことはよくあります。
その理由は不動産会社の得意物件か得意なエリアの物件かなどにもよりますし、不動産会社の取引顧客の状況によっても違ってきます。
1-2-2.迅速対応してくれる会社
またタイミングによって売却までに日にちがかかる場合はありますが、迅速に動いてくれるかどうかは不動産会社によって違います。
1-2-3.自社利益ばかりにこだわらない会社
もちろん自社利益ばかりに目を向ける不動産会社もあるので、しっかりと見極める必要があります。
おうちクラベルでは複数社の査定を確認して、納得のいく不動産会社を選ぶことができます。ぜひ活用してください。
2. 大手不動産会社で売却するメリットは？
まず大手不動産会社、もしくは不動産仲介会社は知名度が高いことで、家を買いたいと思う方が集まりやすくなります。
不動産を購入するというのは一生のうちでそう何度もあることではありません。安心できる大手不動産会社、もしくは不動産仲介会社で、と考えるのが自然です。
大手ならではの強みで、しっかりとフォローしてもらえるという安心感もあります。大手不動産会社、もしくは不動産仲介会社に売却を依頼するメリットを詳しく解説しましょう。
2-1. 知名度が高く買い手に安心感を与えられる
よく目にする・よく耳にするという大手不動産会社、もしくは不動産仲介会社に買い手は集まります。知名度の高さは安心感につながるのです。
また大手不動産会社、もしくは不動産仲介会社は全国に支店があり、各地域に営業所を構えていることも多いです。これもまた安心して相談できることにつながります。
知名度が高い程購入したい方が多く集まり、購入したい方が多いほど売却もスムーズに行われる可能性が高くなります。
買い情報も売り情報も多いというのが、大手不動産会社、もしくは不動産仲介会社の大きなメリットといえます。
2-2.宣伝力がある
大手不動産会社の特徴の1つに幅広い宣伝力が挙げられます。売却物件についても広く広告してもらえるというメリットがあります。
大手不動産会社は各地に支店を持つ会社が多いため、取り扱う物件の数も多いのが特徴です。
そのため1件あたりの広告コストも削減でき、その分充実した内容の広告が期待できます。宣伝力はやはり大手が充実しているといえるでしょう。
どれだけ物件を魅力的なものとして伝えられるかが広告の大きな目的となりますが、多くの広告を扱っている大手ならもちろんその目的を叶えてくれます。
2-2-1.宣伝のノウハウを多く持っている
また広告についてのノウハウの多さで、配布エリアや広告の方法などにも戦略を発揮できることも大手不動産会社のメリットです。
メリットの多い大手不動産会社の不動産一括査定は、ぜひおうちクラベルの不動産一括査定サイトを活用してください。
2-3. サービスが充実している
大手不動産会社、もしくは不動産仲介会社への売却依頼のメリットとしては、サービスが充実しているという点も挙げられます。
担当者が不在の時にはすぐに別の営業担当がフォローしてくれるといった体制は大手ならではで、急な要求にも応じてもらえる安心感があります。
また従業員が多いというだけでなく、専門的な知識を持った営業担当者が多いのも大手不動産会社、もしくは不動産仲介会社の強みです。
2-3-1.サービスの内容
従業員の数が充実していることで、通常有料のサービスを無料で行ってもらえることもあるります。どのようなサービスがあるのか紹介しましょう。
- ハウスクリーニング
- 内覧用の室内演出
- 設備の補修保証
- 内装補修
- インスペクション（専門家による建物の調査）
プロのハウスクリーニングもサービス内容となっている不動産会社もあります。内覧時にはモデルハウス並みの室内を演出してもらえることもあります。
売却後の設備に不具合があった場合の保証や壁などの内装補修、またインスペクションも無料で行ってもらえる場合が多いです。
大手不動産会社を選ぶことで、売却物件をより価値のあるものに格上げしてもらえるというのは大きなメリットといえるでしょう。
2-4.サポートがしっかりしている
大手不動産会社には各専門知識を持った従業員も数多くいるので、専門的な目で見たアドバイスが期待できます。
売主の疑問や悩みにしっかりと応えることのできるサポート力も、大手不動産会社のメリットの1つです。
媒介契約期間で物件が売れない場合や売れにくいと判断した場合には買取を提案したり、売るための方法を考えたりサポートも手厚いことが多いです。
2-4-1.サポートのノウハウがある
大手ならではの売るためのノウハウを持っているのも強みで、それをさまざまな形で取り入れてサポートしてもらえるのもメリットといえるでしょう。
このように不動産の売却に関しては大手不動産会社を選ぶことのメリットはたくさんあります。
不動産売却の不動産一括査定サイトなら大手不動産会社など実績豊富な依頼先の多い、おうちクラベルをぜひご活用ください。
3. 地元の中小不動産会社で売却するメリットは？
大手不動産会社で売却するメリットについてご紹介しましたが、大手だけでなく中小不動産会社にも多くのメリットがあります。
大手不動産会社の場合、地域での買い手情報や人脈に関してはあまりよくわからないというのが本音ではないでしょうか。
担当者によってはマンションなど比較的買い手の付きやすい物件には強いけれど、郊外の一戸建て住宅の売却はあまり得意でないという場合もあります。
また大手不動産会社では顧客1人1人の小さな要望に応えるという融通はききにくいというのが実情です。
そのような大手不動産会社のデメリットは、そのまま地元中小不動産会社のメリットとなっている場合も多いです。
地元の中小不動産会社には地域に密着した情報網を持った会社が多く、買い手情報や資産家の情報も豊富でさまざまな人脈が強みです。
地元の不動産会社ならではの中小不動産会社のメリットについて以下のようなものがあります。
- 独自のネットワークを持っている
- 地域の情報や相場に詳しい
- 融通がききやすい
- 親身になってもらいやすい
3-1.独自のネットワークを持っている
地元の中小不動産会社の強みは、何といっても独自のネットワークを持っているという点でしょう。
地域的なコミュニティについても精通しており、さまざまな人脈を持っているのも強みです。
これは売却物件の仲介には大切なことで、あの方に聞けばこの地域のことはだいたいわかるというネットワークを駆使して買い手を探すことが可能です。
3-2.地域の情報や相場に詳しい
地域の情報や物件の相場などはやはり地元の不動産会社の方が詳しく、買い手情報や物件を探している資産家の情報なども集まりやすいのです。
地域の事情もある程度わかっている不動産会社が多いので、相場についても妥当な金額に地域的なものを含めてもらえる場合もあります。
個人的な情報を持っていることもあり、息子の新居を探しているなどの情報から買い手が見つかることもあります。
3-3.融通がききやすい
たとえば仲介手数料に関してですが、大手不動産会社が仲介手数料を値引くということはまずありません。
中小不動産会社の場合は、交渉次第ではいくらかの値引きをしてもらえることがあるかも知れません。
また売主の要望についても、ある程度は何とかしようと努力してもらえることが多いです。
サービス面でも少人数で社長自ら営業も行っているような不動産会社なら、なおさら融通がききやすいというメリットがあるでしょう。
融通がききやすく、柔軟な対応が期待できるのは地元の中小不動産会社の大きなメリットです。
3-4.親身になってもらいやすい
また中小不動産会社、もしくは不動産仲介会社の特徴の1つに顧客との距離の近さがあります。地元ならではの気軽さがあるのです。
小さな疑問や悩みにもしっかりと寄り添ってくれる不動産会社、もしくは不動産仲介会社が多いのは、顧客との関係を何よりも大切にする地元の不動産会社、もしくは不動産仲介会社ならではの特徴です。
中小不動産会社、もしくは不動産仲介会社のメリットは地元の不動産会社、もしくは不動産仲介会社として、地域の情報に長けているということにあります。
ただ、不動産会社、もしくは不動産仲介会社によってその力には差があり、買い手の数も大手に比べるとどうしても少なくなります。
大手にも中小の不動産会社、もしくは不動産仲介会社にもそれぞれにメリットがあり、それぞれにデメリットがあります。
不動産を売却したい時には、後々後悔することのないように不動産会社、もしくは不動産仲介会社をしっかりと選ぶことが大切です。
次に不動産会社、もしくは不動産仲介会社をどのように選ぶとよいのか、選び方のポイントを解説していきましょう。
不動産の売却で悩んだなら、不動産一括査定サイトで不動産会社、もしくは不動産仲介会社を探すのも1つの方法です。ぜひおうちクラベルの不動産一括査定サイトを活用してください。
4. 不動産会社の選び方のポイントは？
不動産を売却したい時、どのような点に注意して不動産会社を選ぶとよいのでしょうか。
まず不動産会社を選ぶ時に確認したいことを1つずつチェックしてみることをおすすめします。チェックしたい注意点は次の4つです。
- 担当者の対応
- インターネット広告に力を入れているかどうか
- 売却する不動産から近い距離にあるかどうか
- 実績が豊富かどうか
大手不動産会社も中小不動産会社も、押さえておきたいポイントは変わりません。それぞれ詳しく解説します。
4-1.担当者の対応
まず不動産会社を訪問したら、担当者の対応をチェックしてみましょう。
最初に対応してくれた営業担当者が最後まで担当してくれることが多いため、相談しやすいかどうかを見極めることが大切です。
売主の要望にしっかりと耳を傾けてくれる担当者かどうかは、不動産会社を選ぶ時の大きなポイントです。
また対応の迅速さや処理能力の速さも、売却をスムーズに進める上では欠かせません。
質問への的確な回答や、不動産売買に関する知識の豊富さなども不動産会社を選ぶためには必要なチェック事項です。
そしてできれば、売却物件のある地域のこともある程度知っていて情報を持っている担当者ならより安心して依頼できます。
4-2.インターネット広告に力を入れているかどうか
不動産の売買の成功はインターネット広告にかかるといってよい程、広告は大変に重要です。
不動産ポータルサイトやホームページなど、インターネット広告が充実しているか確認が必要です。
広告にもさまざまな種類があり、地道にポスティングするものからインターネット広告まで
売却物件をどのように広告してくれるのかを確認します。
物件を早めに売却できるかどうかは不動産会社の手腕にかかっているといっても過言ではありません。
広く買い手の目に触れる魅力的な広告を打ち出している不動産会社を選ぶことで、迅速な売却が期待できます。
4-3.売却する不動産から近い距離にあるかどうか
売却物件のあるエリアの不動産会社なら、地域の情報にも精通しているので物件の価値や買いたいという見込み客などの知識も豊富です。
また実際に住んでみた場合の便利さ、たとえば幼稚園や小学校がどのあたりにあるのか、買い物にはどのくらいかかるのかなども知識として持っています。
物件に何らかの付加価値をつけられるのも、物件に近い不動産会社ならではといえるでしょう。
大手であっても支店が該当地域にあるなど、売却する不動産から近い所在地の不動産会社を選ぶこともポイントの1つです。
4-4.実績が豊富かどうか
不動産会社を選ぶ場合、最も重要視したいことは売却の実績が豊富かどうかということです。
今までに多く売却物件を扱い成功しているという実績がある会社を選ぶことで、売却がスムーズに行われる可能性は高くなります。
実績の多い不動産会社、もしくは不動産仲介会社は成功のためのノウハウも多く持っていると考えられます。
4-4-1.不動産会社によって得意分野が異なる
不動産会社とひと口にいっても、その会社によって力を入れている部門や得意分野が違うことがあります。
たとえばマンションの売却が得意だったり賃貸部門が多かったりということもあるのです。
一戸建ての売却を考えている場合には、一戸建ての売却実績がどのくらいあるのかをホームページなどで確認することが大切です。
実績の多い不動産会社なら、安心して物件の売却を依頼できるでしょう。また力を入れている分野なら不動産会社も充分力を発揮できます。
おうちクラベルなら、実績のある不動産会社への査定依頼が可能です。ぜひお役立てください。
5. 不動産の売却方法には仲介と買取がある
スムーズな売却のためには不動産会社を選ぶことが重要とお伝えしましたが、実は不動産の売却方法には2つの方法があります。
その売却方法によっても売却までにかかる時間がずいぶん違ってきます。自分にあった方法を選ぶことが必要です。
不動産売却の2つの方法が仲介と買取です。どちらも家を売ることなのですがその流れや手続きの面で違いがあります。
それぞれどのような流れで売却手続きを行うのかを詳しく解説していきましょう。
5-1.仲介とは？
不動産売却の仲介とは、不動産会社に間に入って買い手を探してもらい、不動産会社を介して買い手に不動産を売却します。
多くの方が不動産の売却で利用するのがこの仲介です。売却物件を宣伝してもらうことで買い手を見つけてもらう売却方法です。
もちろん仲介手数料はかかりますが、個人で買い手を探しさまざまな手続きをして家を売却することはまずできないでしょう。
法的な手続きなども含めて不動産会社に仲介をお願いしてサポートしてもらうのが一般的です。
仲介には次の3種類の媒介契約があります。媒介契約とは売主側と不動産会社の間で取り交わされる仕事の範囲に関する契約です。
- 一般媒介契約
- 専任媒介契約
- 専属専任媒介契約
3種類の媒介契約をわかりやすくするには、次の項目を比較するとよいでしょう。比較項目は5つです。
- 複数契約の有無
- 自己発見取引（売主自身が買い手を見つける）
- レインズ登録
- 契約期間
- 販売状況の報告の有無・頻度
（レインズとは不動産会社が物件の情報交換を行うためのコンピューターネットシステムのことです）
比較項目をふまえて3種類の媒介契約について解説していきましょう。
5-1-1.一般媒介契約
「一般媒介契約」は自己発見取引を含めて、複数社にも買い手を見つけてもらうことが可能な複数社契約になります。
複数の不動産会社が売却物件を紹介してくれるので、それだけ多くの方の目に留まります。
また一般媒介契約には法律による契約期間は定められておらず、制約も少ないので売主にとっては有利な契約です。不動産会社によるレインズ登録の義務もありません。
ただ不動産会社にとっては必ず仲介手数料が獲得できるという契約ではないため、有利とはいえません。
あまり力を入れて買い手を探してもらえない、などという場合もあるでしょう。
5-1-2.専任媒介契約
「専任媒介契約」は1社のみに買い手を探してもらえる1社との契約です。一般媒介契約と比べると拡散率は低くなります。
契約は1社ですが、自己発見取引は可能です。法律によって契約期間が定められていて最大の期間は3ヶ月になります。
この契約期間は売主との話し合いで更新することも可能です。レインズの登録を契約から75日以内に行う必要があります。
専任媒介契約を交わした不動産会社にとっては仲介手数料を獲得しやすくなるため、できる限り買い手を探す努力をしてくれます。
また不動産会社は売主に2週間に1度以上は進捗状況の報告を行う必要があります。
5-1-3.専属専任媒介契約
「専属専任媒介契約」は1社のみとの契約となり、自己発見取引も認められません。売主側に制約が多い契約といえます。
期間は最大3ヶ月ですが、不動産会社は1週間に1度以上進捗状況の報告が必要です。またレインズの登録を契約から57日以内に行う必要があります。
少しでも物件を高く、しかも迅速に売却するためにはどの媒介契約を選ぶかが重要なポイントとなります。
比較的売却しやすい都市部のマンションは一般媒介契約、郊外の一戸建ての場合には専任媒介契約などを選択する場合が多いです。
仲介の媒介契約についてお分かりいただけたでしょうか。それでは次に仲介を選ぶことのメリット・デメリットについて解説しましょう。
5-1-4.仲介のメリット
仲介を選ぶメリットには次のようなことが挙げられます。
- 価格設定権は売主にある
- 不動産会社のサポートが受けられる
- 仲介の種類により幅広い対応が可能
相場にもよりますが、価格設定は売主が決めることができます。少しでも高く売りたい場合には仲介を選ぶことが多いです。
不動産の売買には専門的な知識や資格が必要となることが多いので、サポートが受けられるのは仲介のメリットです。
また3種類の媒介契約から選ぶことができるので、自分にあった方法で仲介を依頼できます。
5-1-5.仲介のデメリット
このように仲介のメリットは多いですが、いくつかのデメリットもあります。次にデメリットを挙げましょう。
- 売れるまでに長い時間が必要
- 家を売却することが周囲に知られやすい
- 担当のやる気に左右されやすい
タイミングによっては早く買い手が見つかることもありますが、かなり長い時間が必要な場合が多いです。
その間不動産会社の出入りや内覧者が訪れることもあり、家の売却が周囲に知られやすいのもデメリットといえます。
また担当営業の熱意ややる気が成果に大きく関わることが多く、やる気の少ない担当者にあたると特に売却まで時間がかかる可能性が高くなります。
不動産の売却では仲介と買取どちらで依頼するのか、仲介をどの不動産会社に依頼するか、またどの媒介契約を選ぶかなどで悩む方が多いのです。
5-1-6.仲介を選んだ方が良い場合
たとえば仲介という形をとる方がよい場合は次のような時です。
- 投資用としての不動産
- 特に時間に制限のない場合
- とにかく高く売りたい
今すぐ売らなくてはいけない、現金が必要という場合以外はじっくりと買い手が好条件で買ってくれるのを待つのも1つの方法です。
投資用の物件を売却する場合や相続として受け継いだ物件の場合は、時間がかかっても高く売却できる方がよいでしょう。
仲介の媒介契約の種類の内、どの種類を選ぶかもしっかりと考えて有利な売却方法を選んでください。
もしも選択に迷った時は、おうちクラベル不動産一括査定サイトを依頼した上で条件に合った不動産会社をお選びください。
5-2.買取とは？
買取とは不動産の売却物件を不動産会社に直接買い取ってもらう方法をいいます。
不動産会社に売却物件を査定してもらい、金額に納得できたら売買契約を行い買取は成立します。
取引自体はシンプルで早急に現金化したい場合に選ばれる方法です。ただ相場価格の2割から3割引かれた買取額になる場合が多いです。
それでは買取にはどのようなメリット・デメリットがあるのか解説していきましょう。
5-2-1.買取のメリット
メリットは次のようなことです。
- すぐに現金化が可能
- 不動産会社にすべて任せられる
- 契約不適合責任の免責
契約はシンプルですぐに現金化が可能な点は大きなメリットです。売却額から手続きに至るまですべて不動産会社に任せられる点もメリットといえます。
もし契約後に欠陥カ所が見つかった場合も仲介の場合とは違い責任が免除されるのも、売主にとってのメリットです。
5-2-2.買取のデメリット
もちろんメリットだけではなくデメリットもあります。買取のデメリットは何といっても価格が一般相場より低くなるということでしょう。
不動産会社は買い取った物件をリフォームして転売します。そのため利益を出すには買取価格を低く抑える必要があるからです。
買取では多くの売却物件が、相場の7割から8割での売却額で取引されています。今すぐにお金が必要かどうかなどを考えて選択する必要があるでしょう。
5-2-3.買取を選んだ方が良い場合
少し売却額は低くても、状況によっては買取で早めの取引完了を選ぶ方が良い場合もたくさんあります。
買取の方法を選ぶ方がよい例としては、次のような場合が考えられます。
- 急遽引越しすることになった
- 今住んでいる自宅の売却
- とにかく早く現金に換えたい
急遽引越しが決まった場合やすぐにでも物件を売ってお金に換えたい場合には買取を選ぶとよいでしょう。
引越しの費用や次の住居を確保するために、すぐに資金が必要です。とにかく早く現金に換えたいと考える方は買取を選びましょう。
自宅を売却する場合には、不動産会社の方の出入りや内覧者が出入りすることのない買取にした方が周りに知られません。
また自宅売却には早急に現金が必要なことが多いのです。住み替えの資金が必要なことも買取を選ぶ理由となります。
5-3.状況に合わせて売却方法を選ぶ
不動産売却では仲介と買取を状況に合わせて選び、少しでも有利に売却できる不動産会社を選ぶことが重要です。
売却の方法は選べても、どこに依頼すべきかわからないという方もまた多いです。そんな時には不動産一括査定サイトがお役に立ちます。
不動産一括査定サイトとは不動産の売却査定を複数の不動産会社に依頼できるサービスです。
自分の思った条件に近い会社を絞り込め、不動産会社を選ぶ目安となるのでぜひ利用してください。
6.不動産を売却するなら複数の会社の査定を受けよう
不動産の売却は生涯でそうあることではない大きな売りものです。しっかりと準備して後悔のないようにしたいものです。
6-1.不動産仲介会社選びが重要
売却の方法を選ぶとともに、不動産会社選びも重要になってきます。さまざまなことを考慮して少しでも有利に選択するようにしてください。
そのために大切なことはどの方法で売却を依頼するのか、またどの不動産会社を選ぶのかということです。
大手・中小と不動産会社は全国にたくさんあります。その中で自分の売りたい物件に合ったところを選ぶことが必要です。
6-2.複数の不動産会社の査定を受ける
さらに不動産を売却する時には、1社だけでなく複数の不動産会社の査定を受けることが大切なポイントです。
複数社の査定を受けることで査定額や条件のよい不動産会社を選ぶことができ、売主にとって有利な取引となる可能性が高くなります。
とはいえ個人で複数社への査定依頼をするとなると、大変な労力が必要となります。またその不動産会社を選ぶことも大変な作業です。
6-3.不動産一括査定サイトがおすすめ
そんな時に活用していただきたいのが、不動産一括査定サイトです。不動産一括査定サイトでは一度に多くの不動産会社の査定を受けられます。
不動産の売却を考えているならまず、複数の不動産会社の査定を一括で依頼できるサイトを利用することからはじめてみませんか。
「おうちクラベル」は不動産売却を希望しているけれど、どこに依頼すればよいかわからない、迷っているという方のための不動産一括査定サイトです。
好条件で物件を売却するために、ぜひ「おうちクラベル」を活用してください。
おうちクラベルでは簡単60秒入力で複数の不動産会社への不動産一括査定依頼が可能です。
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6-4.おうちクラベルの使い方
次の簡単3ステップで売り出しを始められます。
- 不動産一括査定を依頼する
- 複数の不動産会社から査定額提示
- 不動産会社を選び売り出し開始
簡単な不動産一括査定依頼に加えて、おうちクラベルではAIによる査定額も確認していただけます。
不動産一括査定サイトの中でおうちクラベルが選ばれる大きな理由は次のような特徴にあります。
- 東証プライム上場企業のSREホールディングスが運営
- 実績豊富な優良企業に依頼が可能
- AI査定が可能
売却を任せる不動産会社を選ぶなら、ぜひおうちクラベルの不動産一括査定サイトを活用してください。
7.不動産を売却するなら不動産会社選びは慎重に
不動産を売却することは思った以上にさまざまな段階を経る必要があり、しかもすぐに結果が出ないことも多いです。
そのためいつまでも売れないままに残されてしまったり、不本意な価格での売却となったりと納得のいかない結果になる可能性もあります。
不動産の売却を成功させるためには、できるだけたくさんの会社の中から自分に一番あった会社を選ぶことが大切です。
そしてどの不動産会社、もしくは不動産仲介会社を選ぶのが売却物件に合っているのか慎重に見極める必要もあります。
不動産の売買に馴れている方はそうはいません。しっかりと見極めた信頼できる不動産会社、もしくは不動産仲介会社にすべてを任せることも必要な決断です。
不動産の売却に悩んだ時には、ぜひおうちクラベルの不動産一括査定サイトを活用して物件に合った信頼できる不動産会社、もしくは不動産仲介会社を見つけてください。
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